佐々木将人@函館 です。

>From:SAKUDA Yasunori <saku@selene.dricas.com>
>Date:2003/11/02 19:08:17 JST
>Message-ID:<3fa4d791.832%saku@selene.dricas.com>
>
>(到達の保証すらしていない。代三者による閲覧も不可能ではない。)
>
>そういうシステムを利用して、郵便の私信相当のものを送るのは
>いかがなものかな? と思うわけです。

私も生活の知恵的なものとしては
この疑問に賛成するものです。

ただし法律のあてはめということで考えれば
今のところ電子メールは郵便・電話と同じに考えていいのではと
思います。
例えばプライバシーの侵害の点だと
到達の保証のあるなしは結論に影響しなさそうですし
第3者の閲覧が可能か不可能かと言えばこれは可能だけど
それが許されることかどうかはまた別論で
もし許されないのであれば
郵便と区別する理由がないこととなります。
この点で気になるのは
「会社が私用メールをチェックしていい」という判決の存在で
もしかしたら将来的に変わるかもしれないのですが
この判決の進む先は
「メールは原則非公開」ではなく
「メールは他人に見られて当たり前」でしょう。
(私は私用郵便だってチェックしていいと考えられていたことからすれば
 従来の判断の延長上にすぎず
 メールと郵便を区別するものにはならないとふんでいますが。)

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cal@nn.iij4u.or.jp  佐々木将人
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まさと  「それ青いブレザーでキュンキュンさせながら言わないと……。」