山をみて 湖みて もいちど みずうみ 四半ループ [ハイランド〜河口湖]

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走行日: 2009年11月6日(金)

[地図: 富士吉田〜河口湖]

富士吉田まで上り詰めたら, 目的の河口湖はもう目の前です。鉄道で言うなら残り2駅。辿り着くのはもう何の問題もありません。ただ, 湖岸一周とかは厳しいですね。駅巡りやら何やらで時間をかけ過ぎました……思ったより遠かった, というのが一番の誤算ですけど。


[地図: 河口湖]

なお, 上の地図だけだと勘違いされそうなので, 河口湖の西側を捉えた地図も掲載します。同縮尺ですよ。

写真コメント
[写真: 富士急ハイランド駅]
(15:19)

大月線から河口湖線へと直通し, やって来ました京急久里浜……もとい富士急ハイランド駅。国道沿いに大きな建物があるんですが, ここまで小駅大駅いずれにもしっかり掲げていた駅名看板が無いなあ……と思ってちょっと探したら, ああそうか駅出入口はハイランド入口に直結させるよね。

[写真: 富士急ハイランド入口]
(15:19)
[写真: FUJIYAMA?]
(15:20)

駅から後ろを見ると, すぐそこにジェットコースターがある訳でして……正に今, 悲鳴が周囲に聞こえているのです。んーと, これ, FUJIYAMAって奴なんでしょうかね?「ええじゃないか」らしいです。1園内にジェットコースターが複数ある遊園地なんて八木山ベニーランド以来なもんで(当時17歳 ← じゃ今年か?)。

[写真: 富士急ハイランド駅から眺める富士山]
(15:20)

そして, ここからも富士山が見える, と。コースターの頂点に登る時, 富士山が正面に来るようになってるんですね。

[写真: 河口湖駅]
(15:27)

富士急行河口湖線の終点, 河口湖駅に到着しました。これで富士急行の駅巡りは完了……してませんって。上大月駅(と都留文科大学前駅)が抜けてます。いつか行かなきゃね。

[写真: 河口湖駅から眺める富士山]
(15:28)

当然ながら, ここからも富士山を眺める事ができます。どこまで行っても富士山が付いて回る……いや, むしろ近付いているんですから当然ですけどね。

[写真: 河口湖] (15:37)

河口湖畔, 到着! 南東部の遊覧船乗り場付近です。流石に気温が下がって来たのでウィンドブレーカを着込んでから, 撮影開始。まずは湖を眺望っと。

[写真: 河口湖大橋 側面]
(15:38)

正面に見えているのは河口湖大橋。つい4年ほど前までは有料道路だったそうです。さっきまで走っていた道, R137が河口湖に沿って屈曲しているのを, 直線的にバイパスする効果を発揮しています。構造は……支承があるから, これラーメン橋じゃなくて上路アーチ橋なんですね。

[写真: 楓 1]
(15:41)

遠景で判るように, 標高高い(約850m)と言っても, 紅葉真っ盛りと言うにはちょっと早かったですね。でも部分的に見れば紅葉している訳でして, 湖畔の楓も真っ赤でした。ちなみに私の好きな花は(言わんで良い!)。

[写真: 楓 2]
(15:42)
[写真: 燈台 1]
(15:42)

燈台(ドウダン)もそこそこ色付いてました。

[写真: 燈台 2]
(15:47)
[写真: 小曲トンネル方面]
(15:48)

山の上より, 湖畔の立ち木の方が紅葉してませんか? 陽が当たり難いからかな。

[写真: 産屋ヶ崎トンネル方面]
(15:49)
[写真: 薄]
(15:51)

赤くなるものだけじゃない, 薄(ススキ)も綺麗に穂を出していました。

[写真: 楓 3]
(15:52)

カレハ(← 何故か片仮名)に隠れるようにちっちゃな楓を発見。実はこの二人にも縁があった?(^^;;;

[写真: 小曲トンネル]
(16:05)

さて, 出発当初は『河口湖一周』を目指していたのですが, この時間ではとても無理でしょう。思えば大月から河口湖まで, 駅巡りであちこち寄り過ぎました。寄り道ばかりしてたら いつの間にか 日が暮れてる(まだです) 年も暮れてる(暮れてません) 途方に暮れちゃってる(暮れてませんってば)♪ ということで, これから無理をして一周自体はできても, 途中で日没を迎えますから『風景は見えない』『足元が危険』『ますます寒くなる』『帰れるか?』と問題山積み。一周は諦めましょう。

でもまだ日没までは余裕があります。一周はできなくとも, ちょっとは湖畔を走って良いでしょう。御誂え向きに, 河口湖大橋というショートカット路もありますしね。まずは, 目に見えた隧道へ……(^^;;;

[写真: 小曲岬旧道]
(16:06)

小曲トンネルは1989年の竣工です。それ以前に周回観光道路が存在しなかった訳, ありませんよね。勿論旧道が存在しています。『法面防災工事に伴う既存建物撤去工事』だそうで, 通れそうにありませんでしたけど。隧道自体も短いし。

[写真: 河口湖眺望逆さ富士から眺める富士山]
(16:11)

河口湖全体から見るとまだ南東部ですが, 地形の上では湖岸線を南に見るところまで来ました。つまり南が開けて, そして……富士山が見えるのです。何と言うか, 最後までずっと富士山は大きくなる一方で, つまり目的地たる河口湖で富士山究極形を見る事になった, と感じました(あくまでも, 今回の経路に於いて)。ちなみにここ, 条件が良ければ逆さ富士も見られる場所らしいです。近くのバス停が『眺望逆さ富士』でした。

[写真: 足和田山]
(16:15)

富士山だけではありません。近付いて来た河口湖大橋を挟んで, 大きな山が見えました。多分, 足和田山(1,355.0m)だと思います。別名『五湖台』だそうで, 富士五湖を眺められる山なのかな。

[写真: 産屋ヶ崎トンネル]
(16:17)

続いて産屋ヶ崎トンネル。こちらは小曲トンネルより1年早い1988年竣工となっています。やはり旧道ありですが, 何か使われているみたいですね。

[写真: 産屋ヶ崎旧道]
(16:18)
[写真: 河口湖大橋]
(16:20)

河口湖大橋北詰です。これを渡って南岸へ戻ります。袂に居る人達は, どうやら『富士山を抑えつけている』写真を撮っているよーです(^^;;;

[写真: 河口湖大橋から眺める富士山 1]
(16:22)

そして, しつこく撮影する富士山(ここ来て初めてフォーカスが合いました)。河口湖大橋から撮影する場合, 本当に遮蔽物がありません。『裾野の広さ』が如実に判るのです。雄大だ……。

[写真: 河口湖大橋から眺める富士山 2]
(16:22)
[写真: 千畳ヶ岩]
(16:26)

南岸の千畳ヶ岩付近。パノラマ写真を撮った遊覧船乗り場が見えています(左端が小曲岬)。おや, ケーブルカーなんてあったんだ。

[写真: 終着河口湖駅]
(16:31)

河口湖駅に戻って来ました。ここから輪行して帰ります。

[写真: 気温12.7度]
(16:31)

駅前の温度計によると, 気温12.7度。そりゃウィンドブレーカも必要ですね……。

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水野夢絵 <mwe@ccsf.jp>
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