「レインボーマン」第4話。

マカオでは、死ね死ね団の秘密の会合が行われていた。
死ね死ね団とは、世界各国の日本人を忌み嫌う個人の集まりである。
頭目はミスターKと呼ばれる初老の男。
彼らは、日本人の世界進出を恐れているのだ。
「今のうちだ。日本をこの世から葬り去れ!」
日本人皆殺し作戦の初手として、キャッツアイ作戦の実行を宣言するミスターK。

契約に従い、マカオに降り立ったタケシ。
市内観光中に、日本語をしゃべる少年にジャケットをひったくられそうになる。
音声カットの罵声を浴びせて去っていく少年ロコ。
その直後、ロコとその姉サクラを暴漢から救うタケシ。

今夜のタケシの対戦相手は、黒い野牛・バッファローと呼ばれる黒人レスラー。
ミスターKは彼を呼び、酒に混ぜてキャッツアイ作戦の要である薬品を飲ませる。

タケシの試合出場をやめさせようとするサクラたち。
彼女の父は日本人新聞記者で、殺人ショーのことを調べていて殺されたと言う。
ショーの裏には、外国人の秘密組織があるらしい。
そしてタケシの父も、特派員として赴任した東南アジアで行方不明になった。

ホテルに戻ったタケシに、薬入りの酒を振舞うカリモス。
だがそのことを知ったロコは、タケシのグラスをパチンコで撃ち落す。

鉄格子で囲まれたリング。
バッファローは薬が効いて、錯乱状態だ。
ゴングもなく、試合開始!凶暴な敵に押されまくるタケシ!

カリモスの車のトランクに入り、会場に潜入するロコたち。

「血を見なければ死のショーとは言えん」
ミスターKはバッファローに剣を与え、さらにタケシの脚を鎖でつながせた!
絶体絶命のその時、天井裏に忍び込んだロコが、パチンコでバッファローを打った!
逃げたロコは覆面の男たちに捕らえられてしまった。
ロコの決死の活躍も空しく、バッファローにつかまるタケシ!
首を絞められそうになるが、そこで薬が切れてバッファローあっさりダウン・・・。
「よし、実験はこれまで。奴を殺せ!」
殺されちゃたまらないので、レインボーマンに変身!
「黄色い豚め、変なマジックを使いやがって!撃て!!」
バリアを張って銃弾を防ぐ!
カリモスを残して、死ね死ね団首脳は去った。
鉄格子と床に高圧電流を流すカリモス!バッファローはあっという間に骨に。
空中浮遊で逃れるレインボーマンだが、さらに鉄格子の一面が迫ってくる!
ダッシュ2に化身し鉄格子を焼き切り脱出!
カリモスから敵の正体を聞きだそうとするが、残念ながらKの部下に狙撃された。
Kの車を追うため、再び化身しようとした時、初めてのヨガの眠りがタケシを襲う・・・。

1・2話が誕生編だとすると、前回からはキャッツアイ編ってとこですね。
ついに、本格的に動き出した死ね死ね団。
ヨガの眠りで動きが取れないタケシの運命やいかに!?



セイザーX 第9話 「史上最悪の3日間」です。
書く方も最悪。全然気分が乗らないぞ。

○海賊戦艦バルガレオン 廃棄物処理場
瓦礫の中に座り込む、拓人とブレアード。
「はぁ〜、どうしてこんなことになっちまったんだぁ・・・」火

1日目

○海賊戦艦バルガレオン艦橋
三幹部を召集し、勤務評定をする船長殿。
アクアル、コスモカプセル2個。
サイクリード、同1個。
ブレアード・・・無し。
「ブレアード!お前には失望した」船長
「せ、船長!!」火

拓人たちと遊んでるから、取りそこなうんだぞ。

○街
久々の拓人のバイトは、ティッシュ配り・・・地味。
配り方が悪いのか、誰も受け取らない。

風邪の季節でも、花粉の季節でもないってことか?

一休みして、板チョコをかじろうとした時、アドから連絡。
『パンダビルの屋上に、コスモカプセル反応!』鷲

○パンダビル(なぜ?)
屋上にブレアードがいた。
カプセル反応は、サイクリードから拝借したスタッグ7のものだ。
「船長、今度こそ見ていてください!」火

○海賊戦艦バルガレオン艦橋
ブレアードの様子を見るアクアルたち。
「・・・まあ、見るだけ無駄ね。結果はわかってるもの・・・」水

○パンダビル
「・・・」獅子
スーツの会社員満載のエレベータの奥に、サンバイザーの拓人。
3階で止まり、彼らが全員降りたので、変身!
「ライオセイザー!!・・・?」獅子
4階でまた止まり、OLが二人乗り込んできたが、話に夢中。
「・・・って言うか、部長ってパンダに似てない?」
「どっちかって言ったら、アヒルでしょう」
「アヒルは課長でしょう?」
「課長、パンダでしょう?」
「・・・」獅子
「社長は?」
「パンダ!」
「社長はアヒルだよ」
「パンダだよ!」
「社長も部長もパンダ?」
「じゃなくて・・・」
二人とも、何事も無く5階で降りていった。
「・・・なぜ、気づかない・・・」獅子

みんなが見てないぜ!

妙な気まずさを紛らわすように、ブレアードに奇襲をかけるライオ!!
「すっげぇ恥ずかしかったじゃねえかよ、この野郎!!」獅子
「意味がわからん!!」火
ライオに斬りかかるブレアード!
「武器なしで、俺に勝てると思っているのか!」火
「あ、そっか。ライオブレイカー!!」獅子
「コスモカプセルを装着しなくていいのか?」火
ブレアードに言われるままに、ライオン1を召喚し、ライオブレイカーにセット!
「それっ!!」火
ブレアードがファイブレードを振り上げ、ライオブレイカーを弾き飛ばした!
「あっ!」獅子
落ちてきたライオブレイカーを奪うブレアード!
「ああぁ〜」獅子
「へへっ!お前らがコスモカプセルを武器に使っているのはわかっていたんだ。
わざわざ探しに行かなくても、こうして手に入れられるってことだ!
あ、作戦成功!!」火
「くっそう!!」獅子
「いや〜、バカでよかった・・・」火
飛び去るブレアード!
「誰がバカなんだ、このやろう!!」獅子

(脱)・・・バカじゃなくて、まぬけ・・・。

○海賊戦艦バルガレオン
無事帰還したブレアード。・・・と、思ったら、なんと彼の足にはライオがしがみついていた!!
「離せ!どこまでついて来るんだ、お前は!!」火
ライオブレイカーを奪い合う二人。
と、偶然スイッチが入って、もつれ合ったままダストシュートへ転落!

「・・・ここは・・・まさか!?」火
ライオはブレアードに襲い掛かり、腕ひしぎ!!
「待て待て!!今すご〜くまずい事になってる!戦っているときではない!!」火
ライオブレイカーを奪回。
「よ〜し、それで落ち着いたか。よ〜く聞け」火
聞く耳持たず、必殺技体制!
「ライオ・・・」獅子
「それだけはやめろぉ!!」火
「・・・ファイヤー!!」獅子
放たれた火球は壁に当たって跳ね返り、閉鎖空間の中を跳ね回った!
「だから、それだけはやめろといっただろう!!」火
この壁は、あらゆるエネルギーを反射するのだ。
「ここは海賊船のゴミ捨て場だ」火
中に捨てたものは、スイッチ一つでペシャンコ。
その上、中からは開けることができない。

○パンダビル
例によって、遅れてきたビートル。
「ごめんごめん、遅れちゃって。
なんかエレベータ混んでてさ」甲
「その格好で乗ってきたの?」レミー
「うん」甲

(脱)

アドたちが来たときには、すでにカプセル反応も消え、ライオも音信普通。

○海賊戦艦バルガレオン 廃棄物処理施設
セイザーパッドで連絡を取ろうとしたが、この壁は通信波をも跳ね返す。
ライオを罵るブレアード。

○安藤家
拓人が還ってこないことを、ママたちにお知らせするレミーちゃん。
「セイザーパッドがまったく反応しないんです。
そんなことは、宇宙の果てにでも行かない限りありえないんです」レミー

なんと無駄な高性能・・・。

○海賊戦艦バルガレオン 廃棄物処理施設
省エネのためか、変身を解いた拓人。
さっき食べ損なったチョコレートを食べ始める。
うらやましそうに見ているブレアードに分けてやろうとして、落っことす。
「3秒以内なら大丈夫だよ。ほら!」獅子

どう見ても、3秒以上経ってる。

「そんなもの、食えるか!!」火
「あ、そう」獅子
一人で全部食べちゃう拓人。

2日目

○安藤家
ママは居間で拓人の帰りを待っていた。

○ライオキャリアー艦橋
レミーちゃんも必死で拓人を探す。
「#*$&※」G2
「やめてよG2!こんな時に悪い冗談は!」レミー

何を言ったんだろう?

○海賊戦艦バルガレオン 廃棄物処理施設
暇つぶしに身の上話を始める。
「地球に来たのも、コスモカプセルを探しているのも、
偉大なる船長の命令だからだ!」火
「それだけ?」獅子
「船長は俺たちの親でもあり、神でもある!」火
「そんなくだらない理由でやってたのかよ。いい迷惑なんだよ、こっちは」獅子
「そういうお前はどうなんだ?」火
「俺は・・・じいちゃんに一人前として認められたいんだよ」志士
「それだけか?」火
「じいちゃんは俺にとって、乗り越えるべき大きな壁なんだ」獅子

「誰がヒビキさんやねん!」爺

「そんなくだらない理由でやってたのか。いい迷惑だ。こっちは」火

ず〜っと二人でやってろ。

○安藤家
「学校はどうした?」爺
店にいる由衣ちゃんに、宗二郎が尋ねた。
「おじいちゃんは心配じゃないの?」由
「病気じゃないんだから、ちゃんと学校行きなさい!」爺
「・・・」由

○海賊戦艦バルガレオン 廃棄物処理施設
「もう二日目だ。みんな心配してんだろうなぁ・・・」火

○海賊戦艦バルガレオン 艦橋
・・・心配どころか、いないことにすら気づいてない。

○海賊戦艦バルガレオン 廃棄物処理施設
「俺の仲間たちも今頃、必死で探してくれてるだろうしな」獅子

○ライオキャリアー作戦室
「・・・まったくあいつは、闇雲に突っ走ってばかりいるからこうなるんだ」鷲
「アド、いない人の悪口はやめようよ」甲
「仲間が一人減れば、俺たちはこの戦いに勝てないんだぞ」鷲
「・・・え?
そのためだけに拓人を探してるの?」甲
「え?そうなの?」レミー
「・・・。
じゃあ、お前は何のためにあいつを探してるんだ?」鷲
「そんなの簡単だよ。拓人は僕の友達だからさ!」甲

手前のG2の後頭部が、土鍋に見える。

○海賊戦艦バルガレオン 廃棄物処理施設
「・・・大体、船長のために一番必死にやってんのは俺なんだよ。
少しぐらい認めてくれたって、いいじゃねえか」火
話が盛り上がって、今度は拓人に愚痴をこぼし始めたブレアード。
「つらいんだな、お前も」獅子
「!、わかってくれるか」火
「じいちゃんもそうだからな。・・・俺だって、俺なりに一生懸命頑張ってるんだよ」獅子
「つらいんだな、お前も」火

ここは赤提灯か?

「!・・・って言うか、なにそれ?」獅子
いつの間にかブレアードが、ファイブレードを振り上げている。
「え?いや、あのな、
お前を倒せば、船長も認めてくれるんじゃないかなぁ〜なんて?」火
「・・・そっか。お前を倒せば・・・」獅子

試合再開。

○安藤家
車の整備を続けている宗二郎に、おむすびを出すママさん。
「少しは何か口にしたらどうですか?」母
「・・・信じるしかないだろう。拓人は絶対に還ってくるってな」爺
「・・・由衣の前でも、そう言ったらいいのに」母
「・・・」爺
「どうもありがとう、おじいちゃん。
いつも子供たちにとっての大きな壁を演じてくれて」母
「・・・」爺

「誰が塗り壁やねん!」爺

○海賊戦艦バルガレオン 廃棄物処理施設
・・・試合中断。
「どう見ても体力の無駄遣いだな」獅子
「初めて気があったな」火
「寝るか」獅子
「お、おう」火
二人で並んで就寝。

・・・寝首を掻くとか、しないの?

3日目

○安藤家
拓人の分の朝食が用意されているが・・・。

○パンダビル
セイザーパッドで手がかりを探すケイン。
「拓人・・・」甲

○ライオキャリアー艦橋(なのか?)
「少し寝たら、アド」レミー
「・・・あんなバカでも、仲間だからな」鷲
「そうね。今頃たっくん、一人で膝を抱えて、
私たちの助けを待っているかもしれないものね・・・」レミー

○海賊戦艦バルガレオン 廃棄物処理施設
レミーちゃんの推測は、大ハズレ。
ブレアードと談笑中。
「俺は、コスモカプセルが欲しいだけだからな。
別に、戦わなくてもいいなら、戦わなくてもいいんだよ」火
「それは俺も一緒だよ」獅子
「ここだけの話し、宇宙の方が俺には性にあってるしなぁ・・・」火
「だったら、やめねえか?」獅子
「う・・・、うう」火
「どう考えても間違ってるよ。お前たちのやってることは」獅子
「く・・・くっ・・・」火
「なっ!」獅子
「・・・気を許しすぎたな。お前は俺たちの敵だ」火
そこへ誰かがゴミを投げ込んできた。

「・・・三日もかかったのに、また失敗か・・・。
ちくしょーっ!!」風
サイクリードが失敗作を処分したのだが・・・。
これを見て、星新一の「おーい、でてこい」を思い出した。

「おい!誰だ!!」火
ブレアードの声は、上まで届かなかった。
「・・・なんか、すっげぇ嫌な予感するな」獅子
「お、俺も」火
予感的中!粉砕用の刃が回り、壁が動き出した!!
たっくん変身!ライオブレイカーを取って、壁を斬りつけるが、まったく刃が立たない!
「だから、ダメだって何度も言ってるだろう!」火
「このまま諦めろって言うのかよ!!・・・はっ!」獅子
ふと上を見たライオ、一計を案じてライオブレイカーを構える!
「やめろ!跳ね返されるだけだ」火
「壁じゃなくて入り口なら、大丈夫かも知れねえだろう!」獅子
船長に認めてもらうため、ここから脱出しようとブレアードを説得。
「お前と・・・協力するのか」火
「ああ。心を一つに合わせるんだ!」獅子

澪さんはいないぞ(違)。

「チャンスは一度だ。お前、名前は?」獅子
「ブレアードだ」火
「俺は拓人。安藤拓人だ!行くぞ、ブレアード!!」獅子
「俺に命令するな、拓人!」火
二人同時の火炎攻撃が、見事に投入口を壊した!
外へ転げ出るライオ。そしてブレアード。
喜び合う二人。
思わず中を覗き込むライオ。
「うわぁ、くっついてるよ、壁」獅子
「・・・」火
ブレアード、ライオの背に剣を・・・。
「拓人」火
「?」獅子
バキッ!!
「うわあ〜!!!」獅子
バルガレオンの外に叩き出されるライオセイザー!!

○海賊戦艦バルガレオン 艦橋
「後ろから斬りつけたら、俺のプライドが許さないからな。
今度は正面から闘って、お前に勝ってやる!」火

○パンダビル
「じゃあ、副社長がパンダで・・・」
三日前の話題がまだ続いているOL。
「専務もパンダ!」
ドス〜ン!!ライオセイザーが落ちてきた。
「結局みんなパンダじゃん!」
・・・なぜ、気づかない・・・。
「・・・ひ、ひど過ぎる・・・」獅子

めり込んでるし・・・。

○安藤家
どうにかこうにか、拓人無事帰還。
みんなの出迎えを受け・・・。
「・・・じいちゃん、ただいま」獅子
「・・・ああ」爺
「それだけかよ」獅子

「・・・お帰り」爺

○海賊戦艦バルガレオン 艦橋
結局誰も、ブレアード不在だったことを知らなかった。
「一体どこに行っていたのだ、ブレアード!!」船長
「せ、船長まで〜!!」火

○コスモカプセル獲得数
セイザーX(6) 宇宙海賊(3)
残り(3)
変化なし。

○今日の一言
「出かける時はお家の人に、どこに行くかちゃんと言おうね!」レミー

「まみちゃん家、行ってきま〜す!」由
「車に気をつけてね」母
「レミーんとこ行ってくるよ!」獅子
転送で。
「車に気を・・・つけなくていいのね。
みんなは気をつけてね!」母

(脱)

今回は、それ以外にも教訓の多い話だったぞ。
拾ったものを食べるなとか、寝る時は「おやすみなさい」とか。


マジレンジャーに似たような話があったなぁ。
え〜と、魁と黒王號だったか?(違)




次回は、バーダー船長の正体が明らかに??
バーダーだから・・・鳥なの??

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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