放映開始当初からターゲットがよくわからない:-) と、変な方向で話題の「ア
ニマル横町」ですが、今週放映された「ドキ☆ドキ タイムマシン の巻」で、
更に狭いネタをやらかしてくれました。

最後のあみちゃんのセリフ「あのタイムマシン誰が作ったの」で、かなりわか
りやすく提示されているのですが、タイムマシン自体を「存在の輪」に閉じ込
めてしまっています。存在の輪そのものはタイムトラベル物では割と一般的な
のですが、タイムマシンそのものが誰が作ったものでもなく、いつ出来たのか
もわからないという話はそれほど多くなかったと思います。

# 小ネタとしては、イッサが未来のあみちゃんの部屋から持ってきた雑誌も、
# 多分あの日からイッサが持ってくるまでの間にしか存在しないものになって
# たりしますが、こちらはさらりと流されているので、気がつく人は少ないか
# もしれません。

覚えている範囲では、広瀬正の短編集「タイムマシンのつくり方」に収録され
ている「計画」の中に、大戦を終わらせるためにタイムマシンを使って未来に
行き、戦い方を事細かに聞いてくるのだが、そのタイムマシンはどこからきた
ものかわからないという話があったように思います。

# この話のメインテーマは、大きく歴史を改変すると、その改変を指導した人
# にも改変の影響が及んでとんでもないことになってしまう(話が通じない)と
# いうものなので、存在の輪自体は末節ではありますが。

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中山隆二
nakayama.ryuji@csc.jp
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