ファイズの目覚まし時計、叩き売り品を入手しました。
デフォルメはかかってますが、おそらく顔の造形は、ファイズ製品の中でもトップ
クラスでしょう。
アラームをオンにすると、『Ready』
アラームはファイズの主題歌Justiφ’sのトランペットアレンジが流れ、
「朝だ!目を覚ませ!気合入れていけ!」と、巧の声に続いて、
5・5・5 Enter 『Standing by』「変身!」『Complet
e』
スヌーズボタンでアラームを止めると、『Exceed Charge』。
アラームスイッチを切ると、「今日も元気でな!」
楽しいアイテムです。


で、ブレイド第15話は、「運命の適合者」です。

○アバンタイトル
喫茶ハカランダの遥香さん母娘が行方不明になった。
二人を探す虎太郎、栞ちゃん。
一真も駆けつけた。
そして、何処かへ急ぐ始。
一真は始を追う。

古びた地下トンネル。
二人に迫るトンボ君。
バイクの爆音・・・。
「望みどおり、来てやったぞ!」
始のバイクが突進する!
ジャンプでかわすトンボ君!
「変身!」『Change』カリスの姿で戦いを挑む!

○オープニング
今回は久しぶりに烏丸所長が登場。

○トンネル
一真も乱入!
「アンデッド・・・」
『天音ちゃんたちは中だ!』
「ああ!」
トンネルに駆け込み、二人を救助する一真。

カリスアローでトンボ君を斬りまくるカリス!
トンボ君が手を上げると、トンボの大群が飛来し、カリスを襲う!
気が付いた時は、どちらも消えていた。

一真が二人を助け、トンネルを出てきたとき、虎太郎と栞ちゃんが来た。
始はまだ戻ってこない。
「あいつが悪いんだ。あいつが姉さんの所に居たから、アンデッドが・・・」
「でも、あの二人を助けたのも、始だ」
一真に促され、虎太郎は遥香さんたちを乗せて去る。

丘の上から、その様子を見守る始。
車が去ってから、自分のバイクの所へ戻ってきた。
「アンデッドは?」
「逃げられた。呼び出しておいて、臆病な奴だ・・・」
「やっぱり、君の事を狙って?」
「俺は・・・居てはいけないんだ。あの二人のそばに・・・」
「そうじゃない。
君が遠ざかっても、天音ちゃんたちが襲われるなら、そばに居て守れよ。あの二人
を」
「!」
「守れよ。君が!」
一真の言葉に、戸惑いを隠せない始。

○研究施設
喪服のままバイクで乗り付けた橘。

『・・・ごめんね、たちばなくん・・・』
『さよこー!!』

体が崩壊することにおびえ、恋人と死別するライダー・・・。
ほとんどギルスじゃん?

カテゴリーA適合者が見つからず、いらだつ伊坂。
塚田が報告していると、橘が入ってきた。
「そうか。シュルトケスナー藻の効力を浴びに来たのか」
「小夜子を殺したのは、お前か!」
「そうだと答えたら?」
「貴様を倒す!生かしてはおかない!」アンデッドですけど・・・。
「お前のためだ。あの女は、お前が強くなるのの邪魔に・・・」
橘はAのカードを出す。
「無駄なことはやめろ」
バックルにカードを装填、ベルトを装着。
「お前が俺に勝てる訳が無い」
「変身」『Turn Up』
ゆっくりと姿を変える橘。
「懲りない男だ。あれ(藻)が無いと、お前はもう戦えないんだぞ」
ラウザーの銃口を、伊坂に向ける。
いや、右腕をスイングして、藻が入った浴槽を破壊した!
「こんなものに頼ったからいけない。お前のような奴に頼ったから、小夜子は!」
改めて銃口を伊坂へ。放った銃弾は、彼の頬に命中した!
伊坂も孔雀王へ変化!

○公園
満開の桜の木立に囲まれ、ギャレンとピーコック・アンデッドの一騎打ち第3ラウ
ンドが始まる。
先に動いたのはギャレン!
孔雀王も突進!
怒りに任せて、ギャレンがパンチで押し捲る!
「ウォォーッ!!」
さらに力のこもったパンチが炸裂!キックが弾き飛ばす!
ラウザーを開き、「ダイヤ6 FIRE」「ダイヤ3 UPPER」をラウズ!
剣を抜き逆襲を図る孔雀王を殴り飛ばした!!
ショックで伊坂の姿に戻る。
ラウザーを構えて伊坂に迫るギャレン。
何とか立ち直り、ギャレンに向けて火球を放ち、爆発に紛れて姿を消した。
「どこだ!?逃げるのか!!いさかぁぁぁぁl!!」
残念。止めを刺しそこなったか。

○路上
リムジンで移動する伊坂。
伊坂の右胸には、ギャレンに着けられた傷が残った。
緑色の血が流れている。
「まさか、ギャレンごときに・・・」
「あの女の死が、奴に恐怖心をなくさせたのでしょうか?」
「おそらくな。だが心配することは無い。カテゴリーAのカードは、ここにある。
後は適合者を集めれば・・・究極のライダーは完成する」
窓を開け、血を拭ったハンカチを捨てる伊坂。

○白井農場
橘が小夜子さんの訃報を伝えに来た。
「ひどい・・・小夜子さん、あんなに橘さんの事を・・・」
「俺のせいだ・・・」
「そんなことは」
「犯人は判ってる!伊坂だ。さっきまで奴と闘ったが、逃げられた。
広瀬、奴を探して欲しい」
「じゃあ橘さん、仇を?」
「俺にはそれしか残ってない!たとえこの身が滅びようと!
・・・不思議だよな。小夜子が死んだら、恐怖心がなくなった・・・。
・・・情けないよな、俺・・・」
「橘さん・・・」

赤い仮面ライダーに、復讐は付き物・・・。

「待って、橘さん」
伊坂を探しに行く橘を、呼び止める栞ちゃん。
「うまく言えないけど、小夜子さん、橘さんを好きになったこと、絶対後悔してな
いと思う。
恋愛なんか、したこと無いあたしが言うのも変だけど・・・」
「ありがとう。いい奴だな、お前。頼むな!」

2階の窓では、虎太郎がアンデッドサーチャーのアンテナ(マスプロのBSアンテ
ナ・・・)を付け替えていた。
少しでも高い所へ。
「だってそうだろう。橘さんだって彼女を失い、必死に戦おうとしてる。
僕が何をした?姉さんや天音ちゃんさえ守れず、あんな奴に・・・」
「虎太郎・・・」
「そうだよね。みんなで頑張らないとね!」
早速装置を起動させる。
「・・・でも、どんな人間なんだろう?カテゴリーAの適合者って・・・」

○研究施設
広いスペースにベッドが並べられ、拉致してきた候補者の負荷テストが続けられて
いた。
各候補者を見て回っているのは・・・烏丸所長?!

伊坂のマインドコントロールにかかっているのか?

伊坂の車もやって来た。
施設の前には、特殊部隊のトラックもある。

烏丸所長の手には、新開発のレンゲル・バックルが握られている。
伊坂が現れた。
「どうだ?見つかったか?」
「この子が一番、適合係数が高い」
「よし。やってみてくれ」
呼吸用のマスクが外されると、その顔は一真が助けた上城睦月だ。
意識を取り戻した睦月。「ここは?」
すぐさま、重装備の隊員に両脇を抱えられ、ベッドから引き摺り下ろされた。
「なんですか、やめてください。放して下さい・・・」

レンゲルバックルのスライドが開き、カテゴリーAのカードが装填される。
バックルの前に、連れ出された睦月。
「なんなんです、あなたたち?」
「こっちを見ろ」サングラスを外す伊坂。
彼の目を見た途端、シャキッと立ち上がる睦月。
「映像を潜り抜けるんだ」
バックルのスライドが閉じ、中央部が開いてクラブのマークが出現!
そこからカード型の映像が投射され、睦月の前方からゆっくりと近づいてくる。
だが、彼の体は映像に拒絶されるように、弾き飛ばされた!?失敗か?
「もう一度、ちゃんと適合者を探します」
「フフッ、ハハハハ!最高だよ。最高だ。カテゴリーAの力は、これでできる。
俺は最高の、究極のライダーを手に入れることができるんだ!」

○路上
カテゴリーA不適格者が、特殊部隊によって放棄された。
その中には睦月もいる。
最初に気づいた一人が全員を起こす。
「ああ!」時計を見た睦月が、突然走り出した!

○喫茶ハカランダ
雨が降っている。
全身ずぶ濡れの睦月が、店に飛び込んできた。
「あの〜、すいません、ここに女の子来てませんでした?」
遥香さんたちに、彼女の特徴を話す。
髪が長く、背が低くて、気の強い・・・。
天音ちゃんが覚えていた。
既にその娘の姿は無い・・・。2時間前に帰ったそうだ。

そんなシーン、前回は無かったがなぁ・・・。

「あ〜〜〜」
「振られたね。この恋はもう終わり。すごい怒ってたもん」嫌なガキだ。
トボトボと去っていく睦月・・・。

傘も無く店を出て行く睦月を、「ありがとうございました」・・・?ずぶ濡れの始
が見送る。

『君が遠ざかっても、天音ちゃんたちが襲われるなら、そばに居て守れよ。あの二
人を』

「始さん」遥香さんが気づいた。
「はじめさん!!」思わず抱きつく天音ちゃん。
「天音ちゃん」
「お帰りなさい」
「言ってよ!言ってよ、ただいまって!」
「・・・ただいま」

始は居場所に戻った。二人を守るために・・・。

○白井農場
天音ちゃんから虎太郎に、始が帰ってきたと電話が入った。
虎太郎は反対するが、すぐに切られてしまった。
駆け出す虎太郎を一真が制止する。
「あいつが戻ってきたんだ!あいつの正体を話さないと!」
「そしてショックを与える!・・・悲しませる。天音ちゃんやお姉さんにつらい思
いをさせるのか?」
「でも・・・」
「俺は、良かったと思ってる。これからもアンデッドが襲って来るかもしれない。
その時、あの二人を守れるのは、あいつだけなのかもしれない!
なんか俺、そんな気がしてるんだ」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」混乱して、突然叫びだす虎太郎!
「虎太郎!」一真が虎太郎を抑える。
「白井君・・・」
その時アンデッドサーチャーが!
「伊坂かもしれない!」
一真は橘への連絡と虎太郎を栞ちゃんに任せ、現場に急行した。
「強く・・・なりたいな・・・」

君がライダー4号だ(嘘)。

○深沢診療所
「・・・わかった。でも、剣崎に伝えといてくれ。
余計な手出しはするな。これは・・・俺の闘いだと」
主を失った診療所。
パズルの中で微笑む小夜子さん。

○路上
決意を新たに、レッドランバスを駆る橘。
『小夜子・・・。待っててくれよ!今度こそ、今度こそ君の仇を討つ!!』

○浜辺
数人のサーファーが倒れている。
伊坂の部下が、適合者狩りをしているのだ。
撤収しようとしたとき、ブレイドが参上!
一緒にいる烏丸所長に気づいた。
「所長!俺のことが判らないんですか?!」
反応なし。やはりマインドコントロールされているのか?
所長に駆け寄ろうとしたブレイドの前で、リムジンのドアが開く。
「先に行ってろ」
塚田に続いて、所長もリムジンに乗り込んだ。
伊坂、変化!ブレイドを牽制する。
橘もやって来た。
「橘」
「橘さん!、所長が!」
「ここは俺に任せろ。お前は所長を頼む」
「でも・・・」
「行けぇ!!」
「はい!」

「伊坂。貴様だけは・・・貴様だけは俺の手で倒す!!」
『フフフッ。この前のように行くかな?』
「変身!」『Turn Up』
第4ラウンドのゴングが鳴った!
孔雀王の火球を跳ね返し、一気に接近するギャレン!
前回同様、パンチで押し捲る!

『小夜子。君との思い出は、数えるほどしかないが、君を思い出させるものは、数
え切れない位ある!
そして何より、何より君の笑顔が忘れられない!
遅いかな、今頃になって言うのは・・・。
俺は・・・、俺は・・・、俺は君が好きだった!
君のことを大切に思っていた!』

敵の剣を奪い、斬り付け、羽手裏剣を銃撃で叩き落す!
膝を落とした孔雀王に、とどめの一撃!
「ダイヤ5 DROP」「ダイヤ6 FIRE」「ダイヤ9 GEMINI」
『Burning Divide』
「さよこぉぉぉぉぉぉっ!!」
ジャンプ!燃える!回る!分身!4連のキックが決まる!!
爆発するピーコック・アンデッド。

何とか立ち上がり、青い炎を上げながら、伊坂の姿になる。
「なぜ・・・、俺が・・・、やられる・・・?」
再び仰向けに倒れ、アンデッドの姿に戻る。
バックルが開き、中にJの文字・・・。

何だ王じゃなかったのか。散々孔雀王なんて呼ばせておいて(お前の勘違い
じゃ)。
最初からKが出る訳無いか・・・。

カードに封印されるピーコック。
「ダイヤ J FUSION」(多分)

ついに仇討ちを果たした橘。


○エンディング
「観てくれたんなら、次回も観てくれよ!」


今回は、打ってて最後の方は涙が出てきた・・・。
でも復讐が果たせてよかったね、橘さん。
しかし、大目標を失った彼は、この後どうするんだろう?

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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