今回はリアルタイム性は関係なくて、計算量がどう変わるかの話だったのです
ね。

kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:

> 久野さんの主張が GC の手法の選択は問題の計算量に影響を与えな
> いってものじゃないですよね。与えられた問題に対して時間空間計
> 算量に影響を与えないGCの手法が必ずあるってのは、あるかも知れ
> ないけど、あらゆる問題に対して有効なGCの手法があるっていうの
> は、僕は信じてないです。

まさか動的「割り付け」を使わない場合とGCを比べてるんじゃないですよね。
手動で「解放」するかGCを使うかで計算量(定数倍)が変わるという主張ですよ
ね?  (オーダーは普通かわりませんよね?)

うーん、そりゃ変わるでしょうね。速くなることも遅くなることもあるでしょう。
(あんまり速くない保守的GCとmalloc/freeを比べた
http://citeseer.ist.psu.edu/zorn92measured.html でも勝ったり負けたり。)

でも、そもそも、割り付け/手動解放のコストを見積もるのもかなり難しいと
思うんだが… まさかmallocやfreeがO(1)とか思ってませんよね。

                                前田敦司