古寺です。積もる話で分けました。

kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp さんは書きました:

>> それを除くと不思議と関東の転換式って、我々が生きた時代の中で
>> は全然思いつかないんですよね。そりゃ国鉄の並ロ客車とか入れれ
>> ばって...?
>
>   それが全然想像がつかないです。私は車両派じゃないので、旧客って

#我々が現物知る世代じゃないですよねって文脈で書いたのですが、

> いうと木製の4人掛けシートしか想像できない。転換式? 木製で? すぐガ
> タがくるんじゃないの? という印象になってしまいます :-) もしかし
> て旧客の木のシートも骨組みは鋼製なんですか?

戦後鋳鋼製の(重いけど)新型台車を履いてた、その次の世代が軽量客
車ってあたりの二等車に多かったようです。あの世代、後年まで上野
発着の長距離普通に残ってたボックス普通車を思い出すと、モケット
回り(既に普通車背ズリもクッション付きの世代)の枠はペンキの禿げ
た状態など見るに木枠とか多用してた覚えですが、足の部分は鋳鉄だっ
たような。で、時々ピクトリアル誌とかで特集されてる特集で見た記
憶では、リンク部は間違いなく金属です。
つーか、オハ35系とか普通に荷重が掛かる部品は金属化されてますし、
創業期の寝台車などでも可動部品は金属です。考えてみれば台車も明
治からほとんど金属だった訳(輪心に木製部品をはめ込んだ模型、写真
等ありますが)ですし。全部が全部木製ということは無いでしょう。

ピクトリアルの比較的引っこ抜きやすい地層を探したら旧型関係は
一等寝台車ってちょっとこれとはハズしたのしかなかったのですが。
マロネロ38(1936〜但し戦後整備済み)の座席部という写真が何故か
有り、転換シートはグルリとモケット張りで枕カバーも付き、木材
部品が使われてるかは見て取れませんでした。

ひょっとして鋼体化客車の木製背ズリの印象で言われてるかもしれ
ませんが、あれがベースの印象に有るならある意味羨ましいです。
私は学生時代に旧型客車(使用の長距離鈍行)にハマりましたが、旧
型趣味だった訳でなく(電車は高性能じゃなきゃとか...東武のアレ
は目ウロコだったんですが)、長距離貧乏旅行をするのに113/115/415
系電車などよりはるかに快適で疲れなかったからです。なのでスハ
4xあたりばかりねらっていて。ハマるウチにイコライザー台車の
ゴツゴツした乗り心地の客車も体験しておくべきか?と鋼体化客車
を進んで狙ったのは、仙山線から撤退間近頃でした。

>> 回転リクライニング無しも、自分は国鉄の方の印象が強いですかね。
>
>   これも思いつかない。国鉄の回転リクライニングなしって何について
> ましたか?
>
>          私の記憶中で一番下がバッタンコシートなので…      久野

リクライニング無しの回転シートですが... ボンネットの特急、ボン
ネットが無くなって貫通タイプになった381系を除く特急電車(これが
非貫通になってバッタンに)、181系までのディーゼル特急あたりで
普通に乗れましたよ。「ひばり」とか九分九厘そうでしたし。

#まあその頃は周遊券で基本的に急行利用で、利用機会があまり...
##自由周遊エリアの特急利用可になったころの北海道で、キハ80
##長時間利用の機会がとっても増えたのです。

ボンネットな特急だらけの土地に赴任したあとあたりから、急に「ス
トッパー付きのそこそこリクライニング」へ交換が始まりましたけど、
JRになってからですよね。

#回転もリクライニングも無しに読めてたらすみません。三角線で
#編成方向転換仕様は、嶋田さんが語らないと重みが...