In article <2sjqvpF1gufgsU1@uni-berlin.de>,
 kaz hagiwara <kazhagiwaranospam@yahoo.co.jp> wrote:

> 「文学」とか文芸なら、なんでもありですから、そのへん異論ありません。「存
> 在」がよりモノ的なイメージで、「いる」がより生物的なイメージというのもあ
> りだと思います。そこに文章意識を込める作家もいて当然です。
> 
> > こういう例を見せられると逆に、FUYAMAさんが手を入れ
> > たいと感じたのは、はるかに即物的で「存在している」
> > ということばをわざわざ持ち出す価値のない文章だった
> > のだろうなあと思ってしまいます。深読み? :-)
> 
> 芸術じゃなかったんでしょう。

ご推察のとおり、いたって即物的な生物学関係の教科書です(^^ゞ

ふだん目にする文章の多くが、新聞記事や自然科学関係である私の場合、
「馬から落馬」的な語感で受け取っていたのですが、皆様のご意見をうか
がって、文脈次第で違和感がない、あるいは使い分けるべきであるという
人も少なくないことがわかりました.おかげで、少し視野が広がったよう
に思います.まあ、私の場合、「存在している」といった表現を使う機会
はなさそうですが.

-- 
Yoshiaki FUYAMA
fuyamay@cosmos.dti2.ne.jp