ティプトリーっていうと、個人的には、
「笑えるけど皮肉」とか
「楽しくはないけどやむを得ん、つーかしょうがないや」とか
「(正直わからん場合もあるけど)硬質ないかにもSFつー感じ」とか
そんなようなイメージのある人で、ともあれなんとなく好きではある、
という作家さんなのですが。
# どーせ、とっかかりは例の少女マンガ表紙でしたけどね。

この「輝くもの」に関しては、ちょっとどうも他の作品に比べてかなり
質的に劣ってるかも、なんて思った記憶があります。この人はやっぱり
中短篇の作家だったんだなあ、とか。

いやまあ例によって何年かあとに読み返したら印象は変わるかもしれな
いけれど。正直、再読する気になるかも微妙。
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AMAUMA