"Keizo Matsumura" <kmatsu@nr.titech.ac.jp> wrote in message
news:dthj7b$g6$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp
> Toshihiko ZEP Kaneko wrote:
> > In article <dt7ajl$2sl$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>,
kmatsu@nr.titech.ac.jp
> > says...
> >
> >
> >>>心臓の「止まっている」人に医師でない人が例えば心臓マッサージをする
> >>>ことは犯罪にならない場合が多いのではないでしょうか。
> >>>
> >>
> >>阪神大震災のとき、海外から来た医師たちの治療は、日本の医師免許が無いから
> >>違法とされ、拒否されたことがありました。
> >>医師でない人が勝手に治療してうまくいったときはよくてもまずかったときは、
> >>訴えられる可能性大です。
> >
> >
> > 消防署の避難訓練などで人工呼吸や心臓マッサージの
> > やり方などを教えてくれたりしますが、これは違法行為を
> > 教えてると言う事になるのでしょうか？
> >
> そうなんですよ。教師は裁判も判例もまったく知らない人たちです。

ここで何故突如として「教師」ということばが出てくるのか分りませんが、
私（ぷらとん）を教師と思いこんでいるのでしょうか。
fj.soc.lawで法律の専門家風に振舞っている人達のことを「教師」と
言っているのでしょうか。
それとも「学校の生徒を対象とした消防署の救急法の講習、訓練会」
とかを想像して、消防署員に協力する教師は過去の訴訟例や判例の
ことを知らないで協力しているとでも言いたいのでしょうか。
実際には救急処置をした素人が裁判に掛けられた例にはネットでは
まだ遭遇していません。例がないのかもしれません。
（「医療行為、心臓マッサージ」とでも入れてぐぐれば膨大な数のホーム
ページがヒットします。本気で裁判例を見つけようとするなら、他の調べ方
のほうが良いのでしょうが。）

救急車に乗る消防署員にも救急隊員としてのランク付けが有って、
それぞれのランクの人がやってもいい救急処置の内容が詳しく
決められているように見えますね。「救急車の到着するまでの数分間
の間に適切な処置をしていれば助かったのに」ということで、素人が
その間になすと良い、そして法律でも許されていることを、一般向けの
講習会で教えているのだろうと思います。とは言っても、明らかにコワ
そうな人が倒れていたら、「もし失敗したら何されるか分らない。裁判など
に訴えるまでもなく直接どんな要求をしてくるか分らない。」と思って、やる気
をなくしたりする人が多いだろうということは言えるかもしれませんね。
また、素人ではないですが、老人病院で重病患者がいよいよ死ぬというとき
になって、「心臓マッサージはちょっと押すだけでＯＯ円、電気ショックはＯＯ円」
とか計算して、「最後に大きく苦しみながら病院の経営に「貢献」した上で死んで
いただく」とかいう、暗い気持ちにさせられる話もネットにはありますね。
ネットには色んな、真偽不明の話はたくさん転がってますね。

 > ほかにも、われわれ小学校中学校・・・と会議のしかた、多数決で決めるーーこ
> とを習いましたよね。議長は発言してはいけない。
> 　ところが社会にでて、マンション管理組合の総会で議長（区分所有者）は、こ
> のとおりなら、発言できなくなってしまう。１区分所有者（議長役）の発言の権
> 利は、どこに行ってしまうのか？
>
> 　法律で会議の方法は、決まっていないんですよ。
> だから、学校で教える会議の方法は、あくまでもそのエリアでの話しなのでしょ
> う。私は、今そのように理解しています。

私も小学校３年ぐらいで、そういう教えられ方をしましたが、小学校教師も
さまざまですから、５年のときの教師、６年のときの教師の２名はそんなこと
を言いそうな人ではありませんでした。中学のときも担任は３年間で４名でした
が、そんなことを言いそうな人はいませんでしたよ。生徒のほうは、小さいころ
に教えられたことを「公理」のように思い込んで後生大事に守ろうとする子も
いたでしょうが。
でもこれは救急処置で過去に起きた訴訟の数や判例とか、これから起きる数
や判決とかとは別の話ですね。