比較する対象が完全にずれてるんだけど?
なんかの理由があって、故意に誘導してる?

"Shinji KONO" <kono@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message 
news:3991795news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> 事故が起きたときのリスク*コストを評価しないなら、安全のため
> に費すコストはゼロであるべきだってことになります。実際、そう
> なりがち。
>
> どうしてそうなりがちなのかってのが、Woods War の議論でもわか
> るわけだけどさ。確率は小さくても無視できないのは事故のコスト
> が大きいからですよね。



> だから ATS-P を人(=人件費)で補うなら、それを人件費のコストだ
> けで見てはだめで、ATS-P →人件費で、増えたり減ったりする安全
> 性の差と、事故の重大さの比率で決まります。当り前なんだけどさ。

こんな比較はしていなかったはず。

ATS-P+安全性 vs 人件費+安全性の比較で ATS-Pを導入すべきか
どうか議論してるんじゃない。

ATS-Pを導入した上で、1日1本程度ATS-Pを積んでいない列車を
なんとか走らせるコストを議論していたはず。

この場合、例外扱いをするための危険性増加が無視できるくらいに
人員をつぎ込む必要があるわけで、(1)つぎ込む人員のコスト,
(2)1日1本しか運転しない列車にATS-Pを積むコスト、(3)例外列車を
廃止することで失われる利益、を比較して。

(1)が最小なら人員をつぎ込んで安全を確保する
(2)が最小なら例外なくATS-Pを積む
(3)が最小なら、そんな列車は廃止すする

って選択でしょうが。


だから、

> 一回こういう事故が起きれば、一生分の人件費の数十倍が飛ぶわけ
> ですよね?

は、関係ないよね。

#事故で失われるコストに対して、安全確保のコストが小さすぎるから
もっとつぎ込めというのは、別の議論。

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     Woods War
     uzawas@hotmail.com
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