《福祉は提供できても、失業はさらに増し、自営業や中小零細企業の経営は一層厳し
くなる。》



現在、国民生活は横道さんの言うように確かに厳しい状況になっている。

ではどうすればこの厳しい現状は解決可能か。

『衣食住の保障で国民がどう自立して行ったか』検証すればよいのだ。
焼け野原でゼロの状態から、都市に人口が集中し始め住宅困窮に拍車が掛かった。

ここで仮に今横道さんが『福祉中心』と主張するように、『国の保障だけで住宅を提
供』していたらどうだったろうか。

国民の負担を上げ国民を苦しめてまで住宅を保障しても、肝心の経済を疲弊させたの
では意味が無い。
住宅の保障は受けても、失業し仕事が無く自営業や中小零細企業は閉店廃業になる。
これでは駄目だ。



現在の福祉政策がそうだ。

福祉は提供できていても、若者に仕事が無く自営業や中小零細企業は閉店廃業状態に
なっている。

今後、横道さんが言うように、福祉中心で負担を上げていくとますますこの状況は厳
しくなる。

つまり横道さんの言う福祉中心では『厳しい状況はなんら解決できないばかりか物事
は悪化する』ということがわかる。



福祉は提供できても、失業はさらに増し、自営業や中小零細企業の経営は一層厳しく
なる。



国民が住宅の保証を得るには、まず経済の活性化が優先で無ければいけない。

経済に影響しない範囲で、国は『国民が住宅の保障を獲得』できるようサポートに徹
すべきなのだ。

そうすればこんにち、国民が住宅の保証を得ているように、自助努力で保証を得るこ
とが可能になる。



福祉分野の保障もそうだ。



国民がこの保証を得るにも、まず経済の活性化が必要だ。

経済に影響しない範囲で国は国民のサポートに徹すべきなのだ。
あくまでも主体は国民でなければならない。

そうすれば、好景気が持続し、国民は仕事に就き自営業や中小零細企業も何とかな
る。



これを続けていけば、やがてこんにち、国民が住宅の保証を自助努力で獲得できてい
るように、
国民は自助努力で福祉分野の保障を得ることが可能になるのである。

歴史を検証すればよくわかる。
どうすれば良いのか誰にでもわかる。
明確に証明できる。

『無理に国の保障を提供しようとしてはいけない』ことが明確にわかる。

にもかかわらず?

横道さん。
相変わらず『国の保障?』

『福祉中心?』



時代遅れです。

そう。

もはや老兵は消え去るのみですよ。