"kaz hagiwara" <kazhagiwara@yahoo.co.jp> wrote in message
news:41301455.6D1D022F@yahoo.co.jp...
> Golden Cross wrote:
>
> > わたくしから一つ付け加えますが、貴方は、個々の事、例えば、イラク派兵、
> > 国連常任理事国入りの問題、北朝鮮問題、ヘリコプター墜落事故を含む
> > 基地問題、日米安保や基地協定などなど、これをいちいち「分析」してもの
> > を言うとの視点で居られるようですが、こんなのは無駄の無駄の大無駄。
>
> つまり、自分の見たいように世の中が存在すると思いたいわけですね。

あなたにも少しばかり精しくお伝えすべきかな?尤も、「こんなのは無駄の無
駄の大無駄。」では言葉が足りないかもしれませんね。言い直すと、こんな個
々のものを突っつくのみで終わるのでは「無駄の無駄の大無駄。」、こうすべ
きであったかも知れませんね。(^m^) 実際のfj.***の記事はほぼ100パー
セントそれで終わっている。あなたが研究者であるならばあなたも参加されて
いる議論が毎回同じ「程度」で終わるところををどう分析されているのでしょう?

それはそれとして、あなたは政治を「弄うもの」とされているように見えます。な
ぜか?「弄う過程」そのものに価値を置いているからであります。分かりやすく
言い換えましょう。あなたの仰る「分析」は何のためにする「分析」ですか?「分
析」の目的で御座います。まさか、飯の種としての「職業としての分析作業」、
或いはその癖、とかではありますまい。確かにそれをやっていれば一応の仕
事をしているとされるのが日本ですからね。さあ、なんでしょう?人それぞれ
ではありましょうが、私は「国益の増進とその予測」が目的であります。少なく
とも「職業としての作業」である分析なんかではないのです。

ここから次のことが導かれます。たくさんの事例をたくさん分析しないと一般的
性質を帰納的に射止められない者も居ればいくつかを分析するだけで射止め
られる者もいる。分析の目的からは数をこなす事は優れている事を意味する
ものではなく、むしろ無能であることを意味する。但し、これは結論に違いや差
がない場合の事であります。

ところが、結論に差や違いがある場合は以上のようにはいきません。よりすぐ
れた「正当な」結論を導く限りは、多くの事例の分析は意味があるのです。逆
から言えばその限りでしか意味はない。貴方はそれを言おうとしているのであ
ります。要するに、分析を無駄骨として終わらすかは分析の結果摘出した結
論の秀逸性で決まる。まだ、あなたの結論が秀逸であるか否かを評価する対
象にさえお目にかかっていないのが現状ですね。それを急ごうよ。

    キーワードは、”国益の増進とその予測”です。お忘れなく。

以上

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Golden Cross