"NISHIZAWA Yutaka" <yutaka@msi.co.jp> wrote in message
news:68wu3o2270.fsf@somwinh.msi.co.jp...
>
> 「そのテーマだから」嫌がらせに出たかというと僕は懐疑的です。なんとなく
> 癇に障ったのがそもそもで、ただ少なくとも‘被害者’に向かって嫌意を表す
> るのを正当化するために「自己責任」に飛びついたのではないかと思っていま
> す。

マスコミ等における自己責任論は、背景あっての活殺の間合いとしての論法で、民主
党の菅さんの政府責任論や自衛隊撤退活動を行っている集団・政党の動きを封じるた
めのものです。責任は本人たちにあり、あのようなことで自衛隊が撤退することはな
いわけですが、クギを刺しておかないと雰囲気的に押され、撤退要求派の妄動に拍車
のかかる恐れがありますから。

3人が拘束された苦痛や殺害された場合の責任の所在は、あくまで本人たちにある、
ということでしょう。

> ただ、そもそも言わずもがなな話なので、これでああも賛否両論が沸騰したの
> はちょっと解せません。

そうそう、世論としては、3人の件で自衛隊の撤退を決めるのであれば恥辱である、
と考える国民が多かったのでしょう。ご世間では、3人を庇う者は、まったく見かけ
ません。

賛否両論が沸騰して見えたのなら背景があるのであり、自衛隊撤退を求める政治集団
と、自衛隊派遣を支持する政治集団との間にある、熾烈な因縁の対決を反映したもの
です。

パウエル発言がTBSを通じて流されたのは、‘ネット右翼’や‘ネット・タカ派’の
猛攻に手を焼いたTBSが、然るべき人脈に直談判して彼らを追っ払おう、としたもの
でしょう。これに勢いを得て、‘ネット右翼’や‘ネット・タカ派’を出し抜こう、
とする恣意的な意見が、左寄りのメディアや掲示板に多いです。しかし、‘ネット右
翼’や‘ネット・タカ派’が、これしきのことで引き下がるはずはないので、どこが
どういう考えでいるか、あ、やっぱり、ということで、新たな策を練っていると思い
ますね。

--