《20っ世紀に大社会実験された社会主義の結果を検証せよ。》

『老後の保障を社会に求める』
『公的年金に求める』
という制度は民間保険とは異質のものだ。
根本的に違う。

公的年金は保証を目的にしたものだ。
民間保険は保障を目的にしたものではない。
自己責任による貯蓄制度の一種でしかない。
ためた範囲のものだ。

『国が老後を保証する』という20世紀猛威を振るった社会主義によりその理念は確
立された。
今世界にいたるところにその社会実験の結果が検証できる。

国が老後を保証することで、家族が破壊され、子育てが破壊され、地域社会が破壊さ
れ、社会道徳が破壊されている。

負担の増加で国には借金がたまり、経済は停滞し失業者という貧者が発生している。

みんなで支える制度でありながら、自分では子育て責任を果たさなくてもよい制度が
維持できるはずがない。

社会主義の払拭こそ構造改革だ。