In article <bsum6q$h6i$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp> nide@ics.nara-wu.ac.jp writes:
>> 同じく。TV番組とかでありそうなこのテの誤用だと、
>> 「二の舞を演じる」が多い気がします。
>> #正しくは「二の舞を踏む」。
>  え、踏むのは「二の足」じゃなかったかな。
ですね。
元記事の筆者が正誤を逆に書いておられます。

>  …と思って辞書を見てみると(手元のはちょっと古いんですが)、岩波国語辞典
>第4版では「二の足」には「を踏む」、「二の舞」には「を演ずる」がつながる
>ことになっていますが、新明解国語辞典第4版では「二の足」は「を踏む」で同
>じだったものの、「二の舞」には「を演じる」「を踏む」ともつながることになっ
>てました。知らなかった。
んっと、
手元の新明解(版表示が無いってことは初版かな?第一刷が1972年です)では、
「を演じる」しかありません。
「もと誤用」として認知したのかもしれませんが、
それならそう書かないと辞書として失格のような気がしますね。
「『二の足を踏む』との混同」とまで書けば完璧かも。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp