Masako wrote:
> 
> 私は外国では一応オーストラリア産のコシヒカリを買っております。
> 味が日本産のものと同じだからです。
> しかし外国人は日本人と同じように「米を食べる」のか?
> と言うと違いますね。
> 
書いた内容を正確に受け取っていられないようなので、再度書きます。外国人に
対しては日本人の食事(アメリカ等でも寿司等の日本食ブームがありました。)
も併せて日本の米の販売ルートのを広げればといっているのです。
> 気候も食材も違いますので、それぞれの国で美味しい米があるのです。
> だから日本産米に絶対的な競争力が有るとは言えません。
> 
> タクアンや梅干だけでご飯を食べて
> 「美味しい」と言うのは日本人だけです。
> 
いいえ、食は慣れによって好みは変化するものです。そして挑戦しない人も多い
ですが挑戦する人も多いのです。現状アメリカではエスニック食のブームも寿司
ブーム等もおきてます。以前は生の何とかはといっていたのに!そして明治維新
の日本人の多くは牛肉のステーキなど食べてなく野蛮だといいながら今現在はど
うでしょう!好みの範囲は諸条件によりすこしづつ広がる可能性があるのです。
> 
>>米は最終的には自由化に進むべきだと思います。政府がやる事は日本の農家を国
>>際的な市場経済にだしても生き残れる力をつけるために協力する事だと思いま
>>す。米のために工業製品の輸出にブレーキがかかるのはナンセンスだと僕も思い
>>ます。
> 
> 
> 日本で米を作るには制限が有り過ぎます。
> 農地の細分化、二毛作三毛作が出来ない、人件費、諸経費が世界一・・・。
> 
> そんな農家を政府が援助して来た結果が、今の状況です。
> 今後は98.2%のその他の国民を援助する必要があります。
> 
> 
バッグと主食を一緒にできないという話がありましたが、イメージおよび品質の
面ではバッグも米も同じです。ブランドとはバッグにも米にもキャビア、ワイン
等いろいろな物にあるのだから!価格の高い物を敢えて利用したい人々もいるの
です。そして余剰米は、そういう人と海外にいっている日本人、高級な日本米を
扱うレストランなどを対象にそれ以降少しづつずつ広げていけばよいのです。
>>>日本国民は農協関係の宣伝に乗せられ過ぎです。
>>>米は日本の文化、環境破壊を招く、外米はマズイ・・・ウソばかり。
>>>
>>
外米はまずいは嘘といいますが、それは本で当も嘘もあります。まずいとはその
人の嗜好に合う合わないという事なのだから。
>>おっしゃる事は十分納得できます。しかし戦後農家ががんばってくれたおかげで
>>という事も事実だと思います。また、零細農家の人口比がすごく少ないからと
>>言って見捨てるより、彼らが政府の保護無く市場で戦えると言う事が理想だと思
> 
> 
> 農家が頑張ってくれた・・・???自分達のためでしょう?
> 
これは、あまりに人に良心があるという事を信じない人の言葉に受け取れます。
> 農家は戦時中都市生活者に売り惜しみしました。
たしかにこういう人もおりますが、日本人みんなに米を十分食べて欲しいと頑
張った人もいるのです。masakoさんはあまりに意地悪な日本の農家の人としか出
会わなかったのでしょうね!残念です。
> 戦後はいち早く農協主催の海外旅行をして、世界に恥をさらしました。

全く、無知な時に海外旅行をすれば恥をさらす事もあります。それをどうして攻
められるでしょう?

> 日本の為に頑張ったのはドルを稼いだ輸出産業従事者です。
> 
輸出産業従事者だけではありません。輸出産業だけでは世の中まわりません。多
くの産業が関連しあっている事を見落としてませんか?
> 
>>います。おかしな事がたくさんあるので攻撃したくなる気持ちもわかりますが、
>>せっかく素晴らしい見識をお持ちなのでもうすこし軟らかく包み込む方法を考え
>>て頂ければと存じます。(僕のはあくまで1提案でしかないので!)
> 
> 
> 日本にはタブーがあります。農業、医業、教育、官僚、銀行・・・
> これらに介入すると、ヒドイ報復を受けますので、
> マスコミも見て見ぬフリをしています。
> それらの業界の宣伝に国民は乗せられています。
>
たしかにこれらは多くのタブーがあります。ただし、日本という国の中にいきて
いるかぎり宣伝にのせられていたとしても国民にも責任がある。いや、そうでは
なくて少なくと海外からみたらあなたにもその責任があると思われてしかたない
でしょう!

> 現在これらのタブーが肥大化し、国民を圧迫しているのですが、
> 報道されないので一般国民は良く知りません。
> 
> 
>>>長年の市場操作の結果、奇妙な形態が生まれています。
>>>すべて市場に任せるのが良い。(自由に買える状況が良い)
>>
>>基本的に僕もこうならなければならないと思います。
> 
> 
> 戦後58年、政府の保護で市場経済から隔離された部分は
> 競争力が無いどころか、今や国民の足を引っ張っています。
> それでも論理に弱い国民は自分の権利に執着しています。
> 
政府が保護して競争力がなくなったのであれば、それが競争力をもって市場経済
に送り出す手助けをする必要はあると思います。上記に書かれた仕事も日本の中
にある業種なのですから!
政治とは一人一人では出来ない事を国民から税金を集めかわりに行なうことで
す。そして、その代表者を選んだのが国民であれば(自分は選んでないといって
も)過去の政府が行なったことでも責任をとる必要があると思います。

> 小泉総理の市場に任せるという方針は正しいし、時代の要請です。
> 抵抗勢力は旧体制の代表です。
市場に任せるという発送は同感です。しかし政府が未来に対して方向づけするの
は他国でも行なっていることです。
アメリカでは日本が高度経済成長といわれRISING SUNと歌われていた時に遺伝子
工学とITを育て上げるという事を決定しました。竹中さんがアメリカでITがうま
くいっているからというのとは違います。
ITはそれだけでは業種の性格上牽引者にはなれません。情報技術というものはそ
の上の有効な情報の要求があって初めて活かせるものだからです。ですから、市
場の需要以上の高速ネットワーク基盤をつくろうとした所から、他にも色々原因
はありますが、ITバブルの崩壊が始まってます。(他にも要因はあるのですが)

そして米というものは日本の農業政策の基幹となるものだったのです。間違った
事はあったとしても!それを今まで保護政策をとり、競争力がなくなっているの
に市場に任せてみすてればというのはあまりに乱暴過ぎます。保護の為の予算は
必要ないし、市場経済に任せるのは賛成です。それでも現在の米生産農家が潰れ
ないようにと。MASAKOさんのいうとおり既得権益というものはひずみを生むとお
もいますが、今までそういう世界であったのを方向修正するには駄目だから他に
手をうたないで止めた!ってわけにはいかないのです。なぜならそれで現在の社
会はひずみをもっていたとしても既にまわっていたからです。

最終到達する理想はMASAKOさんと一緒ですが、条件が悪いと一言で片付けてしま
うより、どうか日本の米生産農家も市場経済の中で生き残れる方法を考えてみま
せんか?(無理にとはいいません。僕はどうにか現在の米生産農家に市場経済で
も海外に対して十分競争力ををもってもらえる方法を議論したいとおもったので
すが、MASAKOさんは論点が少し外れて、日本で米を生産する意味が有るのかとい
う考え方ですので!)
日本で米を生産するよりとか農協が政治に対して圧力団体化してというのほとほ
と日本の米生産農家を嫌っているきらいがあるのはじゅうじゅう承知してます
し、国際市場の約10倍の価格、日本と同じ品種の米でも約3倍以上の価格差がで
てしまうし、大規模に生産できないとか、人件費が高いとかその他の条件が悪い
のも承知してます。
それでもあえてという事で考えたので高くても売れる米をどう生産するかという
話になったのです。
国という形態が有る限りは有事の際には国内の米の生産がある程度あった方がよ
いのです。勿論、有事などという事が無いようにするのが一番ですが!

長くなりましたが、政府の米農家の保護政策は僕も反対ですし市場経済に任せる
べきだという所は同じ意見だという事は承知してください。