fj.comp.input-method,fj.comp.input-method.atokの記事<koabe-3EE070.22114604082003@news.fu-berlin.de>で
        koabe@mcc.sst.ne.jpさんは書きました。
> ん? 86ページでは、はっきりと「二文節最長一致法」と
> 書いていますが、ここでいう「二文節最長一致法」が
> 私たちが「二文節最長一致法」と言ってきたものと異なる
> ということですか?

いえ、この本では「2文節最長一致法」のことを「文節
最長一致法」とも呼んでいて、「1文節最長一致法」の
ほうは「文節最長一致法」に含めていないのではないか
な、ということです。


> あと、214ページ
> ...
> というのが、ひょっとして「うしろ向きn文節評価最大法」と
> 同じ考え方を使っているの?と思いました。

「うしろ向きn文節」についてはそうかもしれませんが、
「評価最大法」でなくて「最初に一致したものを出して
くる方法」なのかもしれません。そこはこの本だけでは
よくわからない...。

> 私は、こうやってメディアにうまく露出する中で、さりげなく
> こういうフレーズを入れてしまうというのが、篠原さんが意識して
> いたのか、していなかったのかということとは別に、うまく構図を
> 作り上げようとしているなと読んでしまいました。

それはそうなんですけど、私はどちらかといえば「最後
に生き残ったモノが好きなことをいえる」というルール
に共感するタイプなので、そういう意味であまり気にな
らないのかもしれません。:-)

というか、VJEも松茸も全盛期はタイコ持ちやら真面目
なファンやらがたくさんいて、やはり好きなことをいっ
ていたわけで、そのころATOKが必要以上にけなされてい
た点については名誉回復の権利があるのかな、と。

# もちろん必要な程度にけなされていた部分については
# 今後も歴史的にけなされて続けていくわけで。そこは
# うまくバランスはとれてる。:-)

> 一つには、この本がインタビュー形式で進んでいて、なおかつ
> 苦労話をすくい上げようとしているという要素が大きいと
> 思います。この形式だと辞書の話がいちばん文章になりやすい
> のではないかな。

文章になりやすいというか、辞書の話なら読もうかとい
う一般読者が多いという面はあるかもしれませんね。

> そういえば、「日本語入力プログラムについて考える」でも
> 取り上げようと思いつつ、滞っているなあ。

私も手伝う手伝うといいながら何もしてないなあ。(^^;
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太田純(Junn Ohta) (株)リコー/新横浜事業所
ohta@sdg.mdd.ricoh.co.jp