高崎です。

FURUHASHI Toyokiさん wrote <beefi0$23cg$1@news0.katch.ne.jp>

> 記憶違いが有れば申し訳ないですが、
> 車検整備でのブレーキのシール類に関わる点検って、液漏れ/滲みがない事を
> 確認する外部からの目視検査だと思うのですが。

概ねそうですね。

> リヤカップシリンダーはドラムを外せばシールを外さなくても確認できるし、
> キャリパーインナーキットはホイールを外すだけで確認できますよね?
> 漏れが有ればそこからシリンダを分解してシールを取り外してるから上述の指
> 摘は適当でないのではないでしょうか?

この記事に限らず、ふるはしさんの書かれていることは模範解答として文句の
付けようがないのですが、実際的な事としてあえて注釈を付けさせて頂くと、
このブレーキシール部分に関しては、シール類の耐久性よりも、シールよりも
さらに内側部分の、シリンダー内面/ピストン表面の腐食が先に進行するのが
普通ですね。
で、この腐食の進行をくい止めるには
(1)ブレーキフルードの改良
(2)ブレーキフルード系の気密化
(3)ブレーキフルードの早期交換
(4)シリンダー部の分解清掃
なんかが有効なのですが、(1)(2)はメーカーの仕事で、普通、乗用車では車検
期の3/2/2/…年ごとのフルード交換が最低限、実施されているだけですね。

この状態だと、鋳鉄製/硬質アルマイト加工していないアルミ製シリンダーでは
概ね5or7年で、ホイールシリンダーならピンホール腐食が、キャリパーピストン
なら硬化したダストが固着しているのが普通ですね。それが原因となって実際に
フルード漏れを起こすには、さらにその腐食部分とシールの位置が一致すること
が必要なので、実際にフルード漏れするまで「よし」とするか、危険因子を抱え
込むことを排除すると考えるかで、とるべき態度が変わりますね。

そう言う事情で、ディスクパッドを交換するとそのまずい位置の巡り合わせが
起きて、液漏れを起こすのはよくあることです。

激安車検の類だと、液漏れ/固着があっても「見なかったこと」にする例も多々
ありますから、お気を付けを。

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T'S Formula
高崎@Nifty