"tettya" <tettya@livedoor.com> wrote in message news:3F017E48.394A4A57@livedoor.com...
> もうやけ、
> 
> GON wrote:
> 
> > だから今までなら1000万ないと株式による資金調達が出来ないんだって。
> 
> 1000万たまるよう頑張って下さい。あっ、もうそんな必要ないんだったね

なんで起業しやすくすることにこんなに必死になって反対するんだろうね。
逆に不思議です。敷居を高くすれば起業が減ることは容易にわかる話なのに
なんでこういった人間はこうも悲観的なんだろうね。

資金調達しやすくしてやればいいじゃないの。なんでそんなに反対する?


> > 起業者に対しては間接金融は全然機能してないってのに、じゃぁ直接金融は
> > っていうとそれも1000万積まないとダメって言うんでしょ。株式による資金調達って
> > 本来起業しやすくする意味もあるわけで欧米では一般的な制度でしょ。
> 
> 記憶があやふやで御免
> ドイツでは有限会社の方が株式会社よりも一般的だって聞いた事有るけど・・・
> 「欧米」ってどこ?

ごめんなさい。欧米でなく米です。

ヨーロッパは大方500万〜1000万が最低資本金ですね。

起業が日本に比べて格段に多い国としては最低資本金を設けていないアメリカ
が参考になると思います。

> > 何で日本だけ歪んだ形にしちゃったわけ?
> 
> バブルの時に税金の対策だとか何やらで実際は稼働してない会社が沢山出来たの。
> 「トンネル会社とか言うやつね」その対策が理由の一つだったかと。

だとしたら、なおさらもとの制度に戻すべきですね。バブル期のトンネル会社対策のために
株式会社制度の本来のポジティブな面を破壊してしまったら元も子もないだろうっての。

バブル期で儲かったお金の税金対策のためにトンネル会社が作られたとしたら
今の時期には全く関係ない話ですね。金融とか不動産で儲けている人間なんて
ほとんどいないでしょ。

バブル期の例外的な現象をもって株式会社制度の良い面を破壊することには反対です。


> > まあ、それも経済音痴の橋本内閣のときからだから、それまでは日本も本来の意味
> > での株式会社制度はあったわけだけど、どうしても格付けしたい既存の企業が
> > わざわざ300万、1000万・・・とランクを作って株式会社制度を歪ませたわけです。
> 
> 橋本 龍太郎 総理在職期間 
> [第1次] 平 8. 1.11〜平 8.11. 7 302日 
> [第2次] 平 8.11. 7〜平 10. 7.30 631日 
> 出展http://www.kantei.go.jp/jp/rekidai/souri/heisei.html
> 
> 商法の改正
> 平成2(1990)年
> 「株式会社1000万円」「有限会社300万円」の最低資本金を画定する。 
> 出展http://www.digistats.net/6L/4/001.htm
> 
> あれっ、海部さんの時だ。
> 総理在職期間 
> [第1次] 平元. 8.10〜平 2. 2.28 203日 
> [第2次] 平 2. 2.28〜平 3.11. 5 616日 
>  在職通算日数 818日 
> 出展http://www.kantei.go.jp/jp/rekidai/souri/heisei.html

あちゃー、これ、以前指摘されてたことでした。失礼。

そうです。海部内閣です。

> > 日本にもっと活気があったときはほとんど株式会社でしたね。そこら辺の商店でも
> > 株式会社名乗ってるのが多かったと思う。でも、何も問題なかったと思います。
> > なんでわざわざ敷居を高くして直接金融のメリットを起業者から奪うのか、それが
> > わからんね。
> 
> 今でも株式会社名乗ってるの多いでしょう。
> 当時も今も直接金融のメリットを受けているのって上場企業以外にありますか?

ハァ?

株式会社が¥35万で作れたときにさらに株を発行して増資して行くのって
直接金融のメリットじゃないの??

有限会社や合資会社・合名会社じゃ株式を発行できないでしょ。

株による資金調達が切実に必要なのは金のない初めの段階じゃないの?
そこにハードルをわざわざ設けるなって言ってるんだけど理解できない?

> > 資金調達手段の優位性でしょ、要は。別に法人化しなくても起業できるけど
> > 国の政策としてより起業しやすくする環境整備がなければ今以上に増やすことは
> > 原理的に不可能だって言ってるの。起業が増えれば自ずと設備投資は増えます。
> > 雇用も拡大します。国民総生産も増えます。景気は良くなります。
> 
> 海外に持って行った製造業を国内に戻せば、起業が増えなくともそうなります。
> ただ、コストとの折り合いが付けられないから戻ってこないんでしょう。

どうしてそういう業種だけを例として持ってくるかなぁ。
製造業じゃなくてもサービス業もあるだろうが。
コスト的にも日本人を相手にした商売なら日本人以外の
人間を容易に使うわけにはいかないからそういった細かな
商売をやりやすくしてやったほうが多くの人が起業しやすく
なります。

その中から抜きん出るものが一部出てくるならそれで良いわけで
何もすべての企業が拡大路線で上場を目指す必要なんてないんです。
もっと中小零細企業を増やす政策をとれば良いんです。
そうすれば自ずとその中から新しい芽が育ちます。

初めから大企業を期待するような政策は効果なしですね。

簡単に言えば、

  「肥やしをやらなければ植物は育たない」

ってことです。

以上