Kaz Hagiwara wrote:
>健太郎 wrote:
>> 「感ずる」(口語・サ変動詞)の受身形は「感じれる」となるは
>> ずです。しかし、日本語ではそうはいいません。
>
>「感ずる」は、サ変動詞であることをかなり前にやめています。文語でも上二段
>活用であった期間がかなり長いのでは? 現代語にこれがあるのは、上二段活用
>の生き残りですね。また、現代語ではあっても、口語としてこれが使われる機会
>は、文語(文章語)としてこれが使われる機会より少ないという気がします。
>


ふーむ。私にはちょっとよく分からないところがあります・・・

[1] 「感ずる」がサ変をやめたかなり前の時期とはいつごろ
  ですか?
[2] 「感ずる」が上二段活用されていたというのは寡聞にし
  て知りませんでしたが、いつごろのことなのでしょうか?
  すると、その時期には、「感ず」の未然形は「感じ」だっ
  たわけですね?
[3] サ変動詞が上二段動詞を経ているという論拠はなんで
  すか?具体的な動詞をニ、三示していただけますか?


>一般的には口語では上一段活用の「感じる」を使いますね。
>

ここでは、サ変動詞の活用の例として、AnandVishy 氏のい
う「原則」と合わないということを示すために提示しただけの
ものですから。上一段動詞を示しても意味がないわけです。
主旨をご理解いただければさいわいです。

しかし、私も念のためと思い、「感ずる」をネットで検索して
みましたが、その数が多いのにちょっと驚きました。サ変健
在という感じです。


疲労感は「多少感ずる」(39%)、「かなり感ずる ...

感ずるままに. 99/4/7 最近、どこへ行くにもデジカメを携
行することが多くなった。.

なにかその人に魅力を感ずる。理由は自分より元気でも
いいし、

いま より強く その幸せを 感じて 生きる。 感ずるだけ ...

美しさを感ずる目や心が大きくそだてられた

輸入車で感ずること―英国車・米国車と日本車―.

輪の花の美しさをよくよく感ずるという事は難しい

前号では"内なる天気をどう感ずるか"というテーマで

何かに向って今進んでいる自分自身を喜びと感ずる、

> 色いろいろQ & A > No.3「感ずるのは脳?」.

感ずることの大切さ. ... 優しい心は感ずる心だ。

Page 1. 聴く! 観る! 感ずる! 高画質・高音質で
容量も大きい DVD は、

なぜなら、ここからはオープンエアーを感ずることが
出来るから

序 ━━ われわれが感ずるもの. 『心象スケッチ。』


以下、Googleで4万4500件ヒットします。






>
>>>>[b]'  「決される」という言い方は文法的にまちがいです。
>
>とは言い切れないのでは?
>
>>>>   したがって、日本語では「決せられる」という表現しかありま
>>>>   せん。たぶん、四段活用動詞との助動詞接続を混同したた
>>>>   めに生まれた形でしょう。
>
>四段活用・五段活用との混同はありえる話ですが、この場合は違うでしょう。ま
>た、この場合口語の話でしょうか、文語の話でしょうか。
>


「決せられる」という以上、口語の話でしょう。ちがいますか?

「決される」が文法的に誤りでない論拠はなんですか?
「決する」を一文字漢語のサ変動詞として認めないからかもし
れませんが、その理由はなんですか?



>> [a] 一笑に付す  の  「付す」
>> [b] 病に伏す  の  「伏す」
>
>「付す」、「伏す」は、明らかに四段・五段活用です。誤用の例としては不適切
>では?「付する」、「伏する(?)」ならまだしも。
>


おもしろいですね。
「付す」が*明らかに*四段活用動詞であるという理由はなん
ですか?
もしそうなら、「広辞苑」の記述は誤りですか?


>で、「付する」の場合は「スル動詞」ですが、これは受け身形で「付される」が
>使えます。それは、「する」の受け身形が「される」だからですし、それで口語
>として、一般的に認知されています。
>

「スル動詞」というのはサ変のことですか?
サ変の受け身形は「せられる」ではないのですか?
(のちに四段になった「愛する」は例外として)



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