Re: 旧ソ連邦の現実
おいらはMac <whiteboard21@mac.com> wrote in message news:<c1o00i$am7$1@news-est.ocn.ad.jp>...
> M_SHIRAISHI wrote:
> >
> >「マルクスの理論がきわめて優れたものであった」〜w、馬鹿も休み休み言う
> >ものだよ。 ヽ(^。^)ノ
> >
>
> なるほど。M_SHIRAちゃんはこの事をいつから確信するようになったのかな?
『経済学批判』とか、『資本論』とかのマルクスの著作に目を通してからだよ。
--- もっとも、『資本論』は1/3だけが、マルクス本人が脱稿したもので、
残りの2/3には、マルクスの死後、彼の盟友であったエンゲルスが遺稿を
まとめたものらしいが 。
特に、マルクスの数学研究の『遺稿集』を読んで、「話にナラン!」と思った
のが、≪決定的≫だった。
> ベルリンの壁の崩壊やソ連邦の崩壊等を読みマルクス・レーニン主義は現実に
> は対応できないと思ったんじゃないんですか?
その前に、旧ソ連を旅行した際、「この国(連邦)は、もう“永くはないな”」
と思った。 シベリアの民家は、(糞餓鬼:Kas(糟)が住んでいるような)
“掘っ立て小屋”だらけだと言ってよかった。
モスクワでは、外国人の宿泊するホテルには豊富に食料等があり、また外国人用
のみやげ物ショップには豊富に“みやげ物”が揃っていたが、一歩、市内に入って、
一般の“商店”で食料の買い物でもしようとすると、長い行列に並ばねばならず、
一旦、“商品”の「販売」が開始されるや、たちまちに「売り切れ」となるのが
実情だった。ГУМ(グム)と略称されていたモスクワで一番大きいという「百貨店」
にもよってみたが、どのフロアも衣類と缶詰と瓶詰めとしか置かれていなかった。
東京タワーを遥かに凌ぐ、500mもの高さを誇るテレビ塔(オスキントノ・テレビ塔)
が立っていたが、テレビ受像機は日本の10年前のような粗末なものであり、当然
ながら、写りは悪かった。 地方都市では、白黒でしか放送していないところも
あった。 電話は碌に「通じなかった」。
---- ゴルバチョフ政権の全盛時代でのことである。
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