NISHIZAWA Yutaka <yutaka@msi.co.jp> wrote in message news:<6865euw69b.fsf@somwinh.msi.co.jp>...
> eurms@apionet.or.jp (M_SHIRAISHI) writes:
> 
> > しかし、S-2 の中の一球が浮かび上がっていくごとに、
> > S-2 の残りの一球ずつのみならず、S-1 の中の一球が
> > αである可能性も「均等に」高まっていくではないの
> > か?!?
> 
> 浮かばせるのが全くのブラインドテストならその通りですが、今は「当た
> り」を意図的に避けてるんじゃなかったでしょうか?
> 
> > もしも、そうだとするならば、S-2 の中の 998球を
> > 浮かび上がらせてしまったあとに、最後に残った一球
> > と S-1 の中の一球との、どちらがαであるかは、
> > 五分と五分の筈である。
> 
> つまり、「同じ実験を1000回やれば、S-1の中に500回αがあると期待でき
> る」という事ですね? 作為でもなければまずあり得ない事だと思いますが。


なるほど・・・・そういうことか。 (゜д゜)

小球が浮かび上がってくるたびに、S-2 の中に沈められたままの残りの小球 
の一個ずつについて、それがαである可能性は高まっていくが、S-1 の中に
沈められたままの小球はαである可能性には変化が無いということだな。

そして、記事 <800c7853.0401292002.7abecede@posting.google.com>
に書いた
>
> [a+b+c+d=1]&[a=1 or b=1 or c=1 or d=1] という条件(Э)
> の下で、
>
> A-1)[a=1]である確率は 1/4 であり、
> B-1)[b=1 or c=1 or d=1]である確率は 3/4 である.
>
>今、[d=0]であることが判明したとする。 この新しい条件(Ю)の下で
>
> A-2)[a=1]である確率は 1/3 であり、
> B-2)[b=1 or c=1]である確率は 2/3 である.
> 
> 更に、[c=0]であることが判明したとする。 この更に新しい条件(Я)
> の下で
>
> A-3)[a=1]である確率は 1/2 であり、
> B-3)[b=1]である確率も 1/2 である.

は、a,b,c,d が「同じシリンダーの中にある」場合に相当するってこと
だな。


# しかし、「"勘でそう思う"だけでは、学問(μαθημα)ではない。
証明せよ!」と、ピタゴラス大先生は仰せなのである。「証明せよ!」
とな。 (゜д゜)