今月の情報誌もすごいですね。
まず、仮面ライダー・レンゲルのコスチューム。
あのマスクは、幼児誌の付録で作りやすそう。
次に、デカレンジャー6人目の戦士と、変形するデカベース!
・・・6人目って、6人目じゃないじゃん・・・。
あの頭が、あのマスクに入るとは思えんし・・・。


先週は大星獣とユウヒの登場で、ド派手だったグランセイザー。
今週は、ちょっと地味に涼子さん編。
第30話 「ヴェルソー、暴走!」です。韻を踏んでますな。

○秤谷の店
秤谷が仕立てたドレス(スーツ?)の試着をしている涼子さん。
どうやらお気に召したようだ。
大学の同窓会用に伸張したそうで。
「それにしても、随分うれしそうな顔してるねぇ」秤谷がツッコむ。
「だってあたしたち、もう昔みたいに、友達に会うことなんてできないと思ってた
から・・・」
「・・・確かにな。グランセイザーの秘密も守らなくちゃいけないし・・・」
「ヒーローは孤独だよね・・・」

お前らが言うな!!二戦隊合わせたような大所帯のくせに!

○オープニング
鹿沼役の伊沢 弘さんは、声優さんで、「ハイスクール奇面組」の色音好・・・。一応
中学の先生・・・覚えてない。
川島役の小瀬木 涼さんは、まだあまりメジャーな役はないようです。
SASUKE トライアルに名を連ねてますが、記録はローリング丸太まで。

○秤谷の店
ラジオのニュースが、涼子さんの同窓生のパイロット、川島 巧の死亡を報じる。
「・・・巧・・・」

オルフェノクになってたりして・・・。

○国防省 中央宇宙科学研究所
鹿沼博士は、ペルーから出土したオーパーツを妖怪博士に見せる。
「超古代文明の異星人が、置き忘れた物じゃないかと・・・」
それはマッドストーンと呼ばれており、プルトニウムに似た組成を持っている。
「最近N29星雲で、惑星が消滅するほどの、大きな爆発が観測された。
その際放出された未知の宇宙物質が、これと同じ成分なんだ」

星雲だったら、M29の間違いじゃないかなぁ。

「鹿沼博士、まさかこいつは・・・」
「ああ。惑星を爆発させた、爆弾じゃないかと・・・」
「爆弾、ですか?」

惑星破壊爆弾を保管した研究所は、沖田隊長率いる月光隊によって、厳重に封鎖さ
れた。

○堀口研究室
「鹿沼博士はな、科学者でありながらオーパーツの研究においては、我々宇宙考古学
者も一目を置いている存在なんだ」
博士は鹿沼博士と、今後の対応を考えることになった。
「もし爆弾だったら?」
「遥か宇宙空間まで運んで、爆破させるしかない・・・」
そこへ天馬が入ってくる。
涼子さんの友人のことを博士たちに話す。
博士は彼女が、大学時代にNGOのボランティア活動をしていたことを思い出し
た。

○秤谷の店
秤谷に車を借りて、墜落現場に行こうとする涼子さん。
彼女のみを案じて、自分が運転すると言い出す秤谷。
「死んだ川島さんってさ、涼子さんのモトカレ?」
「そんなんじゃないの。つまらない事言わないでくれる」
と、二人の前に男が現れた。
ただならぬ雰囲気。ジャケットの背には、「新東京空輸」のロゴ。
「!たくみ?」
男はその場に倒れた。

やはりオルフェノクに・・・(違)。

○京南大学病院
例によって、川島は伝通院先生の病院へ。

まさか、S2000で運んだのか?

川島は病室で目を覚ました。
「あたしよ、巧。雨宮よ。雨宮涼子」
涼子さんが声をかける。
「忘れたの?」
「あまみや・・・りょうこ・・・」
今度は伝通院先生が質問。
「お名前は?川島 巧さん、そうですね?」
「わからない。俺は・・・」
「落ち着いて。小型飛行機を操縦していたことを、覚えていますか?」
「小型飛行機・・・、待ってくれ。何のことだ!?」
川島は頭を抱えてしまった。記憶の混濁か?

神谷巡査が来院し、山梨県警から聞いた事故の詳細を天馬たちに話す。
操縦していたのは川島に間違いない。
だが、パラシュートは機内に残っていて、脱出した形跡はない。
湖で彼の遺体が確認されたが、その後消えてしまったと言うことだ。
「どう言うこったよ、それ?」

○国防省 中央宇宙科学研究所
鹿沼博士は、マッドストーンの調査を続けている。
彼の背後に忍び寄る影!?
異星人だ!
博士を襲い、生体エネルギー(?)を吸い取る!

○京南大学病院
「かわしま・・・たくみ・・・。それが俺の名前なのか?」
涼子さんが付き添い、昔のことを話して記憶を取り戻す手伝いをしている。
彼が彼女をNGO活動に誘った。
「あの頃は、あたしも生き方に迷ってた。だから生きる光を与えてくれたのよ、あな
たが」
「俺が・・・君に?」

屋上では、伝通院先生が涼子さんのことを話していた。
3年前、彼女は川島に誘われ、アフリカへボランティア活動をしに行くはずだっ
た。
「でも出発の当日、涼子は集合場所の港に現れなかった。
カリンと出会ったからだ」

「あたしは船に乗らなかった。
理由は話せないけど、みんなを裏切ったことには、変わりは無いわ」

「涼子はセイザー・ヴェルソーになった。
カリンに地球を守る使命があると教えられた涼子は、それまで一緒だった仲間たち
から、離れなければならなかった」
「そのことを巧は・・・」
「何も知らない。涼子が心変わりしたと思ってるだろう。
おそらく、今でも・・・」
「グランセイザーの秘密を話す訳にはいかないからな・・・」
「涼子はずっとそのことが、心残りだったんだ・・・」

「いまさら遅いけど、信じて欲しいの。あたし本当は、みんなと一緒に・・・」
涼子さんの話を遮る川島。
「悪いけど、話しても無駄だ。俺は・・・巧じゃない!」
彼の顔が緑色の光を発し、一瞬変わった!
「!」
光がおさまると、彼は消えていた。

「巧がいなくなった!何かが乗り移ったみたい!」
病院内の捜索を始める戦士たち。
駐車場へ向かう涼子さんに、秤谷の叫びが!?
「仁?」
川島の足元に、秤谷が倒れている。
「心配するな。意識を失ってるだけだ」
「巧!」
「言っただろう。俺は巧じゃない。
ジャド。ストーン星人のジャドだ!」
「ストーン星人?」

あ、安直・・・。もう少し、捻りなさい。

「マッドストーンを取り戻しに来たが、もうエネルギーが僅かしかない。
我々の祖先が、地球に仕掛けていった物だ。
鹿沼博士の研究所に保管してある。
こいつの命を助けたければ、マッドストーンをここまで運んで来るんだ!」
「無理よ!そんなこと!」
「1時間以内に持ってこい!でないと、この男の命はない!」
川島は、緑の光で秤谷の生体エネルギーを吸い取り始めた。
「待って!」
川島の動きが止まる。
「わかったわ。その代わり、巧の体からも出てってくれるわね?」
「ああ」
「約束よ。待ってなさい」
涼子さんは、秤谷の車で研究所へ向かう。

○堀口研究室
神谷巡査の報告を聞いて、驚愕する博士。
死人が生き返り、秤谷と涼子さんが姿を消した。

○国防省 中央宇宙科学研究所
「緊急事態なの!どいて!」涼子さんが研究所に着いた。
「残念だが、いくらグランセイザーでも、許可がなければ無理だ」沖田隊長が断る。
「時間が無いのよ!仲間の命が掛かってるんだから!」
沖田の警告と、威嚇射撃を強行突破し、「装着!」自動小銃の威嚇も追い越し、建物
へ突入!
研究室から、マッドストーンを抱えて逃走する!

走り回る警備兵たちを、じっと見守る鹿沼博士。
てっきり、既に敵の手に落ちてるかと思ったのに・・・。なにやってるんだストー
ン星人?

○堀口研究所
今度は御園木課長の連絡に驚愕する博士。
ヴェルソー御乱心!
「あいつ、マッドストーンが爆弾だって事、知ってるんですか?!」
「わしに聞かれても・・・判るわけ無いだろう!!」
「あ〜、もう!俺が捕まえて来る!!」飛び出す天馬。

○CM
なりきっずコンテストのお坊ちゃんたちのCMが・・・。

○アイキャッチ
当たり前だがヴェルソー。

○京南大学病院
「涼子がマッドストーンを?」

先生、病院内は携帯電話禁止です。

○路上
「どういうわけかわからんが、病院の方へ向かっているらしい」
特に説明が無いが、自転車を倒し、襟を乱して先生に電話する神谷巡査。
涼子さんを止めようとして、こうなったのかなぁ?


S2000に鞭を入れる涼子さん。

ヴェルソーが暴れている間に、この車を押さえておけば楽だったのにね、沖田君。

助手席にはマッドストーンのカプセル。
「あと10分・・・はっ!」
前方から天馬のバイクが接近、進路を妨害する!
車を止める涼子さん。
「天馬!」
「何やってんだ、涼子?!」
「緊急事態なの!詳しく説明してる暇は無いわ!」
「それは爆弾なんだ!地球を破壊するほどの、爆弾なんだよ!!」
「ええ!?」
「早く返すんだ!」
「仁が殺される!これを持って行かないと、仁が殺されるのよ!
あと10分しかないの!!」
「涼子・・・」
「あたしを信じて!今はこうするしかないの!!」
「特殊部隊が追ってくるぞ!」サイレンが迫ってくる!
「天馬、お願い!!」
「わかった。ここは俺に任せろ!!」
車を出す涼子さん。

愛車を道路の中央に置き、「よーし、誰も通さねえぞ!!」仁王立ちの天馬!
「この道は、俺が封鎖してやる!!」と息巻くが・・・。

6丁のSMGを向けられ、タジタジ・・・。
「やっぱ、一人じゃ無理だよな・・・」
当然です。

○京南大学病院
涼子さんが駐車場に着いた。
「持ってきたわ、マッドストーン」
「よくやった」
「約束よ。仁を放して」
「ああ」念動力で秤谷を涼子さんのもとへ移動させる川島。
「巧の体から出てって」
「残念だが、巧はもう・・・死んでいる。
俺と衝突した時に、死なせてしまったんだ」

お前はM78星雲の宇宙人か!・・・あれ?先週もこんなこと書いたかな?

「今は俺と巧で、生命力を補いながら生きている。
どちらかが抜けたら、命も終わる。もう時間が無い!」
カプセルに手を伸ばす川島。その手を押さえる涼子さん。
「それじゃあ、もう二度と巧に会えないの?」
涼子さんからカプセルを受け取る。
「許してくれ。俺と巧は・・・残された時間を、この星を守るために使わなければな
らない」
その時、柱の陰に人影が・・・。
「鹿沼博士!」
「博士は、もう死んだ!」
「そいつは、俺を追いかけてきたんだ。俺を殺しに!」
「探したぞ、ジャド!なぜ地球人の味方をする?
地球を爆破することは、ウォフマナフの命令なんだ!!」
「我々は考え直すべきだ!我々にこの星を潰す権利は無い!!」
「黙れ!!」
「マッドストーンは、俺が宇宙空間まで運ぶ。そこで爆発させるんだ!」
「いまさら、遅い!!」鹿沼博士の姿から、正体を現すストーン星人ラモン!
ゆっくりと川島の前に進み出る涼子さん。「装着!!」
ヴェルソーとラモンの戦いが始まった!
スピードに勝るヴェルソー!打撃力と電撃で戦うラモン!
ヴェルソーを打ち倒し、矛先を川島へ向ける!

○空き地
病院の外へ逃げた川島、追うラモン!
ラモンの放った緑の火球が、川島の背中を襲う!
次発を放とうとするラモンに、投擲されたセルクロスが激突する!
ヴェルソーが追いついた!
今度はヴェルソーに火球を撃ち込み、倒れた彼女に迫るラモン!
背後からラモンの方を叩く手?
「?」
振り向いたラモンに、タリアスのパンチが唸る!
「天馬!」
「こいつは俺に任せろ!」
格闘で迫るタリアスに、火球で反撃!
気をためて、火球を発射する寸前、タリアスがラモンの腕を取り、射線を下方へ逸
らす!
地面で爆発!

伝通院先生が涼子さんを助け、二人の戦いを見守る。

走りながら火球を連射するラモンに対抗し、タリアスもファルコンボウを連射!
移動しながらだから、至近距離なのになかなか当たらない。
「バーニング・ファルコン!」
タリアス気合の一矢が、ラモンを粉砕した!残ったのは、ショルダーアーマーだ
け。

ラモンに撃たれた川島は、気を失っていた。
「巧」
「・・・?雨宮?」
「巧、あたしが判るの?」
「俺は・・・一体?」

その様子を見た先生、「奇跡が起きたんだ」
・・・医者らしくないことを・・・。

○京南大学病院
駐車場で目を覚ました秤谷。
「仁!大丈夫か?しっかりしろ」駆けつけた神谷巡査が助ける。
「豪・・・。何だ、涼子さんが助けてくれたんじゃなかったのか・・・」
それを聞いて、秤谷を思いっきり突き放す。
「助けてもらっといて、贅沢言うんじゃない!」

○空き地
「巧、怒ってる?あたしが船に乗らなかったこと・・・」
「何言ってんだ。感謝してるよ。俺に勇気をくれたのは、お前じゃないか」
「え?」
「忘れたのかよ。俺はお前の言葉で、アフリカに行く決心をしたんだから。
感謝してる。そのことを伝えたかったんだ。
あの時の仲間も、みんなお前に会いたがってるよ。
今でも、みんなお前の仲間だ」
「・・・巧」
「・・・雨宮・・・うっ!」
そこまで言うと、突然苦しみだした。
車の助手席に置いたマッドストーンが紫色に光り始める。
「たくみ・・・」
彼の姿は、ストーン星人に変わった。
「残念だが、もう時間が来た。俺も巧も、星屑になる。
だが、君のことは忘れない」
頷きあう二人。
ジャドの体が中に舞い上がる。マッドストーンと一緒に・・・。
そして、青空に消えた・・・。

○夜
満天の星空。
勇気ある異星人の体は、天の川で一瞬輝き、やがて桜吹雪となって涼子さんに降り
注いだ・・・。
「巧・・・」



いい話でしたね。画もきれいだったし。
ウォフマナフが一枚岩じゃないこともわかったし。

一つ不自然なところ。
涼子さんと巧の別れのシーンで、車の助手席にマッドストーンがありました。
でもこの車、秤谷がのびてた時は駐車場にありました。
いつの間に移動したんでしょう?

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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