mac-inです

seiwa-ssさんは<dav83m$3ko$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>に
お書きになりました。

> その税制は、ポリシーで子供を産まないという人や、身体的な理由で子供を埋めな
>い人への差別になりませんか?

差別になるとは全く思いません。
不公平の是正にすぎないと思っていますからね。
どこがなぜ差別になると思われるんでしょうか。

> 子供は社会のために産むんですか? 自分のために生むものでもないけれど、でも
>税のために産むというのは激しく違和感があります。

単に、今、国民として税やその他の社会負担を、誰がどの程度負うの
が妥当か、という話題になっているから、そう感じるだけでしょう。
人間は税を収めるためだけの存在だ、などということはありませんよ。

その一方、現状の世代間扶養式の公的年金制度の下で自分が高齢になっ
た時に給付を受けるつもりなら、そのときに負担してくれる次世代の
人達をどう確保するか、という問題から目を背ける訳にはいきません。

> 子供作らない税なんて後ろ向きの税制を制定するより、子供を産んで育てやすくす
>るために会社の雰囲気をよくするとか、保育所を作るとか、男性が長時間労働をやめ
>るとか、やるべきこと(社会が努力すればいくらでも実現可能なこと)がたくさんある
>でしょう。
> 働いている既婚女性の多くが、男性と同じように「(ある程度の給与が保障された)
>長期休業の後、元の職場に確実に復帰できる」なら2人目、3人目を生みたいと言っ
>ているのです。
> そういう方向の法整備をしてほしい。

子育て支援には私も賛成です。

でも、税の問題なんて突き詰めれば、どういう人達から取って、どう
いう人達に再配布するか、という問題です。
子育て支援も、子供作らない税も、子供を作った人が恩恵を受ける
(その分、作らなかった人が割を食う)という意味で同じことです。

子育て支援には賛成なのに、子供作らない税だと反対というのは、
一貫していないと思いますよ。

> 子供作らない税(独身税? DINKS税?)なんていりません。
> なにより、結婚しないと子供が減るなんて発想自体がもうダメダメだと思います。

子供作らない税と、結婚を関係付ける必要はないでしょう。
結婚してるかどうかとは無関係に、子供を作って育てていれば、
税の恩恵を受ける側でなきゃおかしいでしょう。
-- 
mac-in@横浜