いいじまです。

> > あらためて読み返してみると突っ込みどころ満載だなあ…
> 
> や、どうせどんぶりでものを話しているのでその辺はご容赦ください(土下座)。

どんぶりどころか、ザルで水を勘定しているような…

> > #実際には低所得者ほど行政の保護が手厚いのは周知の通り。
> 
>  これほんと? 「生活保護を受けないですむ年収以上、ぎりぎり削って最低
> 限度の生活ができる年収以下」の低所得者の間違いでしょ?
>  ほんとに「低所得者ほど行政の保護が手厚い」なら、なぜ進学・就職・学力
> に格差が出てくるんでしょ。生活保護を受けている所帯ほど学力が低く就職率
> も低いと言う統計も出ているんですが、本当にこれが「手厚い保護」の結果な
> の?

そのレベルの教育は、すでに「行政の保護」の範囲外でしょう。現状、行政が果
たすべき教育の最低水準は指導要領の範囲の義務教育(あるいは高校まで、やは
り指導要領の範囲)です。

私が意図しているのは、低所得者ほど社会保険料が安くなっているとか、公的施
設の利用料なり公営住宅の家賃なり、あるいは東京ならシルバーパスの料金が低
所得者は減免されるとか、そういうレベルの話です。まあたしかに、「生活保護
を受けないですむ年収以上」を想定してはいました。

で、進学・学力に関して格差が出るのは、「親が裕福なほど子供の教育に投資で
きるから」って理由がまことしやかに言われていますが、あたしゃそうじゃない
と思っています。
  ・比較的高い教育を受けた親→教育に高い価値を置く
   →子供にいい教育を受けさせる
  ・教育に失望した親→教育に価値を置かない
   →子供の教育に関しては無関心
ってのが本質で、親自身が高い教育を受けたか、それとも教育に失望したかが一
方で自身の収入に影響し、もう一方で子供の教育方針に影響する、ということで
はないかと考えています。

確かに統計を取れば相関関係は出るんですが、直接の因果関係があるわけではな
いと考えています。

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飯嶋 浩光 / でるもんた・いいじま   http://www.ht.sakura.ne.jp/~delmonta/
IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta           mailto:delmonta@ht.sakura.ne.jp