Re: 日本人3人が人質
"青龍" <shou77@hotmail.com> wrote in message news:c5rpcc$jj3$1@news511.nifty.com...
> 彼らの会見を見て、人質の命をだしにして政治的主張を
> 優先させているとしか感じられないとしたらかなり悪意のこ
> もった見方をしているといわざるを得ません。
どうぞ、青龍さんの悪意には慣れっこですから。ともかく政治的要求しか
当初は持ち出していなかったですからね>会見。
> > 成果を上げているかどうかは私は関知しません。ハッキリしているのはその
> > 活動が高遠氏と支援者の自己責任で行われているということです。それに
> > 対して20億円の国費投入(関係者では負担できないですよね)は自己
> > 責任の原則を逸脱しています。
>
> 鈴木さんの発言を見ている限りでは、成果について関知し
> ないのではなく、そもそもNGO活動自体に否定的なのではな
> いですか?
ちなみに私はNGOは参加者が満足する為の存在であり、満足するための
手段として公益性や社会の評価が付いてくると思っています。マスの評価
を最優先にしないが故に細かいニーズに応えられるからNGOのメリット
だと思います。
一部の人達が評価するようなものでもNGOとして活動可能であるわけでして、
公的に成果を認識するようなシステムもありません。そんなもの作るとメリットが
スポイルされるだけですので止めたほうがいいですけど。
だから私としては高遠氏の活動について関知しないですし、それが人質事件の
評価に影響を与えるとも思っていません。
> NGO活動によって活動家が最終的に身体の危険を引き受
> けざるを得ないことと、彼らが行っている活動が公益を担って
> いることは何ら矛盾しません。
> このような公益を担っているという部分を判断材料から全く
> 排除してしまっているから、鈴木さんの視点では彼らの活動
> と、物見遊山でイラクに入った人たちが同レベルに見えてしま
> うのではないでしょうか?
本当に公益を担っているかどうかを公正に判断できる材料を私は持って
いませんのでそのように発言するしかありません。
> > 残りの2人はどうするんですか?
> > 高遠氏は実績があるから費用負担は免責で、残りの2人は請求書を送って
> > 費用負担を要求するということですかね。それこそアンフェアだと思うけど。
>
> この部分は鈴木さんが彼らの活動について、今回に限っては
> 何ら成果もなしにと、評価していたことへの批判です。本質的な
> 批判はその後の部分です。
事実関係として間違っていないですよね?>今回は無成果。
> > 20億円の負担者がNGOの関係者ならどうぞ御勝手にとなりますが、それを
> > 無視して比較論を持ち出すのは無意味でしょう。負担者が違うんですから。
>
> NGOの活動は直接的にはイラク国民の利益になるものですが、それは同時
それは活動内容に依るはずですが?、NGOだから故にイラク国民の利益になる
わけではありません。
> に国際協調主義を掲げる日本の公益にも適うものですし、またそれが日本と
> いう国へ評価にも関わって来るという意味で国益にも関係するものでしょう。
> その意味で、彼らの活動による利益の受け手はイラク人だけでなく、国際協
> 調主義を掲げる日本国とその国民でもあるというのが私の考えです。
> 救出のためのコストを負担する者と、NGOの活動によって利益を受ける者と
> が一致しないわけではありません(完全に一致するわけではないですが)。
“NGOだから”無条件でそこまで信じられる根拠は何処ですか?
あなたの考えはそうでしょうが、それを日本国とその国民として信じられるか
どうかは別問題でしょうね。
> # だからこそ、私は、NGOに対する他の国での評価や、彼らが拘束される
> 前の活動についての評価を問題にしてきたわけです。
NGOだから必ず成果を上げているわけではないですから、それを無条件に
強調することについてはものすごく疑問に感じます。私は無条件に信じない
ですから、この部分のスタンスが違うでしょうね。
> > 大使館員は国家が派遣しているから当然国が負担することになるでしょう。
> > NGOは自己の任意の活動ですから、その活動の責任を負うのは原則的に
> > 関係者しかあり得ないでしょう。
>
> 命令した国に責任があるとしても、その国が費やすコストは私たち
> 国民の税金から出ているわけです。従って、国に責任があるのなら、
> 非難の対象が大使館員でなく国になるだけでしょう。彼らの活動の持
> つ公共性を考慮しないのなら、そういう結論になるのです。
大使館員に関わるコストは国会を初めとする日本国の統治機構で了承済みです。
ところで、そのような場合には大使館員が非難されているんでしょうかね?
> > 国に命令された活動と、(公益性があるにしろ)個人及び特定の団体の意志に
> > よる活動をごっちゃにしているところが致命的です。決定権者が違います。
>
> 活動の公益性を考慮することなく、国が命令したか否かだけを考慮
> する鈴木さんの思考法には前述したような落とし穴があるのです。
個人が任意でやっていることに「公益性」を無条件に規定できるとするところに
大きな落とし穴があると思えますけどね。
> > サマーワ駐屯地へ迫撃砲という話をしているのに、急に領域が広がってしまう
> > のはなぜなんでしょうか?。議論上都合が悪くなったからでしょうね。
>
> そう考えるのは、鈴木さんの理解力のなさでしょう。
> 現在のイラクにおいて、正規軍やまとまったゲリラの活動だけでなく、
> その一部が行う自爆攻撃や襲撃まで含めて、戦闘状態と評価している
> 以上、去年ナシリヤのイタリア軍警察を襲った自爆攻撃も、今回サマワ
> の自衛隊に対してなされた迫撃砲の発砲もイラク全土で行われている
> 戦闘行為の一環と捉えるべきだといっているのです。
ファルージャで行われている戦闘行為とサマーワの迫撃砲に関連性が
認められたんですか?。捉えるべき根拠が示されていないようですけど。
元々攻撃の実行者もレベルも違うものを同一に捉えるというのは難しいですね。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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