seiwa-ss wrote:
>  あまり投票率が上がっても問題なんじゃないですか。
>  問うべきは「投票の質」であって「率」じゃないですよね。ダメ人間はダメ候補者
> にしか投票しないから、結局ダメ候補者が当選してダメ政治が繰り返される気がしま
> すが。

でも、今のまんまじゃ、政治の結果を、投票したわずかな人間に押し付けられる
ようで(「棄権」だからほんとはそうじゃないけど、気分的に)いやですね。国
民全員に国政に対する責任があるという雰囲気作りのためには、投票の質も投票
率も両方上げるようなことを考えないと。

たとえば、国政への影響が直接的でない地方選挙からでもいいから義務化して、
政治参加に慣れさせてから、国政選挙の投票を義務化するという手もあるし、い
きなり全国的に義務化して、最初の2、3回を国民の政治参加意識を高めるため
の「捨て選挙」とするという手もあると思います。

また、そういうあらかじめ高い投票率が分かっている選挙に臨む各政党も選挙戦
術の変更を迫られるはずです。各党が浮動票田に対して政治的啓蒙を積極的に展
開することで、国民全体の政治参加意識も高まるかもしれません。

義務化すれば、国民のほうでも、選挙の争点について、わからないからもっと
ちゃんと説明しろみたいな要求が出てくるかもしれません。今回の郵政民営化賛
成か反対かみたいな選挙でも、郵政民営化のもたらす影響についてもっとちゃん
とわかるように教えろという声がないと、いくら選挙で結果が出てもそれが国民
の声を反映したとは言えないわけだし。

裁判員制度の義務化みたいなことより、こっちの方が国にとっては急務だと思い
ますが。

>  でも「投票所にこないと罰金」みたいな制度はあっていいかな。

Shinji KONO wrote:
> 投票すると税金が戻るみたいな方がいいかも。

個人的にはこっちの方がいいな。

萩原@グリフィス大学