そもそも日本に小選挙区制を入れたのは政治改革の一環として
政権交代可能な選挙制度にすることで政治に緊張感を持たせる
ためでした。

ところが実際は政権交代どころか万年自民党政権が続いております。

つまり、国民は政権交代なんて端から望んじゃいない。

しかし、今回、自民党内の内紛で衆議院が解散される破目に陥り
政権交代の可能性も高まってきました。

要は実際に優先して改革しなきゃならない年金改革や社会保険庁の改革
特殊法人改革をやらないで初めから出来ないことがわかっている国連改革
や郵政改革に無駄なエネルギーを費やしてしまった罪はかなり大きいと
ということです。

これは政権の明らかな失政であって本来最優先してらなくてはならない
改革が先送りになってしまった責任は現政権にあります。

私は中選挙区制が日本人には最もお似合いの制度だと個人的には
思ってますが、仮に今回、政権交代が実現されるのなら小選挙区制も
少しは評価しようと思います。

もし、これだけの失政が続いてなお政権交代がないのなら、恐らくこれから
将来も政権交代はなく相変わらず自民党一党支配から抜け出ない旧態依然の
状態が続くでしょうね。もう国民は文句は言えません。

石原さんじゃないが政権は何より企業に対して厳しい姿勢でいるべきであって
特定大企業におもねるような政権ではだめです。

何より所得の再分配をきちんと機能させ恒常的に景気回復をはかれる
政党に政権運営をさせたいものです。