At Mon, 11 Aug 2003 14:03:23 +0900,
in the message, <bh77u8$r05$1@nn-tk105.ocn.ad.jp>,
Yoshitaka Ikeda <ikeda@4bn.ne.jp> wrote
>#もちろん、裁判官を増やせばいいわけですが。

検察官も増やさないと。


……って言うか、日本というのはそういうところに金と人を割かない国なん
で。
裁判官や検察官や警察官のみならず、公正取引委員も証券取引等監視委員もそ
のモデルとなったアメリカに比して圧倒的に少ない
(これは推測だけど、労働基準監督官とかも少ないんじゃない?)。
会社の監査役が名誉職ってのも本質的には同じ。
要するに監視監督のためのシステムには金と人を割かないと。

かつて「鳴かない番犬」と公取委は揶揄されたけど、多分公取委にしてみれ
ば「なら予算と人をよこせ」ってところだろう。
本当は国にしかできないというか国家の最低限の機能なんだから一番充実して
然るべきじゃないのって気がするんだけどね。

制度だけ作れば実体が付いてこなくても問題が解決したと思ってんのか、そも
そも作りたくないけど作らないと色々うるさいから形式だけ整えてごまかして
いるだけなのか。

-- 
SUZUKI Wataru
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