「量子力学の確率過程論的解釈」について
当方、Edward Nelson の“Quantum Fluctuation”のほうは
ツンドクなのだけれど、“The Philosophy of Quantum Mechanic”
by Max Jammer, John Wiley & Sons, 1974 という本を、かつて、
読んだことがあるので、以下、その中(pp.436-437)から、
「量子力学の確率過程論的解釈への批判」を引用しておくと;ー
But even granted quantum mechanics could consistently
regarded as a stochastic theory and microphyasical property
could be described as performing some kind ofBrownian motion,
such account would immediately raise the question of interaction
of particles with the ether and thus the existence of hypothetical
entities.
【試訳】
しかしながら、たとえ、量子力学が一種の確率過程の理論である
とみなすことに矛盾が生じず、なおかつ、ミクロな粒子がある種の
ブラウン運動を行っているのだとしても、このような説明からは直ち
に次のような疑問が生じてくる:-
即ち、ミクロな粒子とエーテルとはどのような相互作用をしている
のかという問題と、そのように仮想されたものが、果たして、本当に
実在しているのかという問題である。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735