河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <%ys7h.2$R_6.328@newsall.dti.ne.jp>,Norimasa Nabeta <nabeta@mars.dti.ne.jp> writes
>ソースコードが読めるから理解可能、読めないので理解不能という
>の分類はお粗末なのでは…

ジョークが通じないというので判断するよりかはましかも。ソース
コードってのがどういうものかってのをちゃんとわかっているのか
な。

>ソースコードが全部読めても、外部へのインターフェースを持ちリ
>アルタイムで複数の状態を保持管理しているようなシステムは簡単
>に理解困難なものになります。

「外部」を持ち込むのは反則だなぁ。電波説みたいなものでしょ? 
人間の脳は心を受信する受信器みたいなものに過ぎないってな説が
真面目にあるんだよな〜

>(※べつに意識が機械的な仕組みに還元できると主張しているので
>はなく、ちょっとした機械でも人間は「意識」を持っていると認め
>てしまうくらいに人間の「意識」の有無の認識はいい加減だと言っ
>ているだけ、私は唯物論には信奉するつもりは無い)

そういう人には、

    1bitのメモリには意識はあるか?
    2bitあるいは、100万bit だったら?

と聞くことにしてます。

>意識のないものに意識の存在を主張するのが宗教とすれば人工知能
>に意識の存在を主張するのもある種の宗教になるので、論争は宗教
>戦争となる。不毛な議論の応酬は目に見えてます。

不毛にならないための根拠をどこに求めるかですね。実験不可能な
部分もあるので、結構、難しいけど。Turing test とかを真面目に
やっている人達もいるし。

>意識は予測不能なものの代表みたいにみなされていますが、だから
>といって予測不能な複雑系が意識でもないような気がする。

人間はそれに意識を見出したがるようです。カスパロフはDeep blue
に人格を感じていたのではないかな... 

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科