河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <1125473993.714342.272450@g47g2000cwa.googlegroups.com>, "Horiuchi Satoru" <satoru@kw.netlaputa.ne.jp> writes
>  全国一律料金体系は死守すべき公共サービスだと思います。一度失わ
> れたら再生不可能です。

小包とかは距離に依存しますよね。何ゆえ死守しなければいけない
か、いまいちわからないな。そもそもイギリスを真似しただけだし。

>  郵便物が減少していくのはまちがいありません。しかしすべてインタ
> ーネットの普及で代替できる訳ではないでしょう。郵便ネットワークは
> 採算を取りがたい状況下で残していく必要があります。

それも少し変だな。なんか「今の郵便ありき」の議論にしか見えま
せん。必要がありますとか連呼されてもなぁ。

もう少し広い範囲で採算を捉えるべきだと思う。

>  わたしはそもそもほとんどの人々がインターネットでつながれた未来は
> こないと思っています。
 ...
> しかしそれはバックボーンが入れ替わっただけで表面的には従来
> 通りの電話です。

それがインターネットの本質です。IPの上にあらゆるメディアが乗
るわけ。デジタル化出来るものは、すべてIPの上に乗るでしょう。
なので、信書のたぐいは消滅するのが確実です。残るのは小包だけ
でしょう。

>  現在の民営化案は郵政業務を公共サービスを守りにくい条件下に
> わざわざ置いた上でサービスを維持する回りくどい方法をとっている
> ように思えます。

これはそうかも知れない。具体的にはどのあたり?

>  公社のまま変えるべきところを変えたほうがすっきりしていると思
> います。

そうは思わないです。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科