Re: 「量子力学の確率過程論的解釈 」につ いて
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
In article <3F1055FA.77F653A0@apionet.or.jp>, M_SHIRAISHI <eurms@apionet.or.jp> writes
> > > ツンドクなのだけれど、“The Philosophy of Quantum Mechanic”
> > > by Max Jammer, John Wiley & Sons, 1974 という本を、かつて、
> Max Jammer教授は、知る人ぞ知る、Einstein に大きな影響
> を与えた Ernst Mach (1831-1916)に比壁する大変な碩学で
> あって、力の概念とか、質量の概念,時空の概念に鋭い批判
> と分析を加えた有名な三部作を書いているんだけど、何か?
どっちも知らないなぁ。割と網羅的な本なのね。このあたりを良く
勉強したのは79年ぐらいなので、知っていても不思議はないんだが...
有名な三部作の方のタイトルは? 機会があったら読んでみましょう。
フォッカー・プランクの確率方程式自体は量子力学とは関係ないで
すよね。そのあたりが、波動関数の実在性とどう関係するのかって
GON は言っているのか良くわからん。別に、ニュートン近似でも同
じような議論はできるわけだけど、ニュートン近似+誤差みたいな
形に分解して見せても、波動関数の実在性の議論には関係ないんじ
ゃないかなぁ。
GONも、もう少し単語だけじゃなくて、自分の言葉で説明してみれば?
僕は、実在性に関して、いくつか基準を挙げて(どういう基準だっ
たかわかる? 明示的には書かなかったんだけど) 、今回は、波動関
数が実在するという立場を取っているわけだけど。ちなみに、前回
は逆の立場で、観測だけが実在で、波動関数は実在しないと言う立
場で議論してました。もう、10年前になるかも。
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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)
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