久野です。

toda@lbm.go.jpさん:
> あと、厄介なのが、例えば、何かの芝居で「通行人」を演じた人が、
> その芝居とは無関係な状況でも「通行人」という仇名で呼ばれるよう
> になってしまったというようなケース。一般名詞であるハズの文字列
> が固有名詞の機能を持つようになり、限界を越えてしまったという事
> 例ですね。

  なるほど。

> 人間では事例が少ないかもしれませんが、白犬に「シロ」という名前
> を付けるというようなことは多々あるわけで、こういう「安直な命名
> の固有名詞」には常に付いて回る問題です。

  犬に「いぬ」という名前をつけるとか。

  犬に「キツネ」という名前をつけるという漫画が昔あったような…

> で、プログラミング言語の識別子では、「安直な命名」が日常茶飯事
> ですね。カウンタとして使用する変数に「COUNTER」と命名するなんて
> 事例です。この場合、「変数として命名する」という行為を経ている
> わけなんですから、「個体識別」を実現する目的で「COUNTER」と命名
> したのは明らかです。よって、この場合の「COUNTER」は「固有名詞」
> であると考えるべきだということになります。

                     おお、非常に納得しました。             久野

P.S. 私はよく知らないのですが、ハンガリアン記法とかで変数に命名
     すると固有名詞を考えるという感じじゃなくなるのかも。