武蔵境から中央本線休日快速(E233系0番台)で新宿、山手線内回り(E231系500番台)で五反田。五反田で降りるのは久しぶりです。
五反田と言えば、電波ビル。礼拝に来たのでした。
ついでに五反田駅付近で昼食を、と計画していました。となれば「遊遊」に行けばネタになります(^^) ……しかし、遊遊は廃業して久しいのでした。「bar XANADU」は現存してましたけど(^^;;;
なので駅前のモスバーガーに……あれ? これも無くなった? 仕方がないので牛丼食えスト。豚丼にしたけど。
五反田から山手線内回り(E235系)で有楽町。
よみうりホールで行われる「ALL ABOUT マイコンBASICマガジンII」に参加して参ります! ベーマガは私の生き方の半分以上を直接間接問わず形作った重要な存在です。2年前の第1回は、チケット販売開始時刻に通信環境のある場所に居られなかったため、瞬殺されて何もできずに終わってしまったのですが、今回は(VIP席・S席とはいかなかったものの)A席が取れたので、念願叶っての参加なのです。
エレベータで7階まで上がった後、階段で4階まで戻らされて、そこから並びました。
入場するとまずは展示・物販スペース。PC-6001mkIIタイニーゼビウスmkII、X1ザナドゥ、FM-7惑星メフィウスなど素晴らしいラインナップでしたが……PC-98「縦画面」ギャプラスに一番目が吸い寄せられました。実際にやっているのを見ると本当壮絶ですね(^^;;;
表紙ギャラリー。1982年7月号から2003年5月号まですべて揃っていました……ラ製別冊時代が無いですね!?
バックナンバーの大放出。状態もかなり良かったみたいです。私は全号持っているので、手は出しませんでしたが……1990年代の「自分で買ったせいで傷んでいる」号をこの機会に買い直したら良かったかな……。
なお、他の物販は、電子工作マガジンやIchigoJamキット、ナムコやエインシャントの音楽CDなどがありました。
私、今日もネタのために、大量のアイテムを持ち込んでいました。
80年代マイコンナイトと違って、参加者同士での交流はあまり前提としていないため、ネタに人が集まって来るようなことはありませんでしたが(そもそも主目的の方が遥かに高級ネタ)、隣の方とはこれらを使って盛り上がることができました。例によってソーサリアンオルゴールはなかなか動かなかったんですけど、休憩3回目あたりでようやく動くようになりました。動いてしまえばしっかり鳴ります。
さて、13時を過ぎまして、いよいよイベント開始です。まずはPC-6601による諸注意があって(笑)、オープニング映像。前回は1991年の「第1回X68000芸術祭」オープニングのセルフパロディになっていましたが、今回も映像・音声の魅力は損なわない上で、よりベーマガらしさを追求した形になっていました。画面のあちこちにネタを仕込んでいて……TOMY → TOMMMMMYネタが一番全力で笑いました。
前回同様、YouTubeなりニコニコ動画なりで近々公開されるでしょうから、ネタ探索を楽しみにしています。 → YouTube:6yBkRYsxb7s
司会の山下章先生が入場。私にとっては今もレスキューの大先生です。
アクトレイザー風の演出をイントロにして、各部が始まります(拡大回転で会場が湧く2018年)。第1部は「ベーマガ編集部 再集結!」。
編集長、編さん、影さんという名物編集部員の方々が続々と入場。山下先生もそうですが、私ベーマガ現役時のイベントには参加したことがありませんし、一昨年のAABMにも参加していませんから、皆さん肉眼で見るのは初めてです。写真であれば、山下先生と編さんはあるんですけど。
そして次に、満を持して登場される、編集部の紅一点・つぐ美ちゃん……!
……!?(会場大爆笑)
最後に、当時を知るもうひとりの生き証人ということで、出版販売部長の齊藤氏。
以上5人+山下先生でお送りします。
で、つぐ美さんですけど、「津久美」と書いて「つぐよし」と読む方で、新人として編集部に入った時、編集長だか誰だかの案で女性キャラクターとして登場することになったのだとか……
……はい、ドッキリでした! つぐ美ちゃん(本物)が入場されます。
改めまして、以上5名+山下先生でお送りします。つぐよしさん退場(^^;;;
各部のメンバー入場時だけは撮影を許可されており、以後は撮影・録音・録画・実況禁止ということで、すべては記憶の中だけに保存されます。前回のダイジェストにあった内容と重複する話もありますが、気になったことと言えば、
こんな感じ。いくつか、昨年のベーマガを懐かしむ飲み会でくりひろし先生から聞いた話もありますね。
15分の休憩を挟んで、第2部「スタープログラマー vs ○○プログラマー」。イントロは撮影できませんでした……
まずは高橋はるみ氏と並んで(笑)最初期のスタープログラマー、1980年代前半に活躍した森巧尚氏。
スタープログラマーと言えばこの方、1980年代後半に活躍した谷裕紀彦(Bug太郎)氏。
1990年代前半に活躍した、ファミベのよっしん氏。
○○プログラマーの側からは、まず断空我氏。
最後に、サングラスとマスクとトレンチコートで登場された、くりひろし氏。サングラスはもともとくり先生のトレードマークですけど、ここまでやるのは影さんのコスプレですね。……ポルコ・ロッソに見えてしまいましたけど。なお、私もサングラス・マスク・トレンチコートで来ています。
「○○プログラマー」とは「裏方プログラマー」で、発売直後でまだ投稿のない機種などにプログラムを載せるため、ゴーストライターをやっていたということなのでした。なのでくり先生もプログラマー扱いなのです。
Bug太郎氏のGIVERSが試行錯誤してもロードできなかった時は、会場みんながハラハラしながら……ビープ音が鳴る度に爆笑になっていました。隣の人と「機材を提供したい人が会場にいくらでもいますよね」などと話していましたが(twitter:952548143085756417)、後に原因は鞄に入っていた磁石によってメディアが駄目になってしまっていたらしいと判明(twitter:952757118045597696)……ハードならともかく、メディアの問題では会場の誰にもどうにもできませんでしたね。
動かなかったゲームは残念ですが、動いたゲームはみんな素晴らしい作品です。特によっしん氏の「ZACNER II」には弩肝を抜かれました。ファミコンの実力というのなら、これだけのものを引き出したとしても驚きは無いと思いますが、ファミベでこれをやったというのが! ご興味のある方は、ニコニコ動画にありますので是非御覧になってみて下さい。 → sm6788115
10分の休憩(時間が圧しているので短縮されています)を挟んで、第3部「DEMPAサウンドチーム クロストーク」が始まります。イントロはまたも撮れず……
電波サウンドと言えばこの方、古代祐三(YK-2)氏。早速仮面ライダーBLACKのポーズですか(^^;;;
続いて後藤浩昭(GORRY)氏。胸ポケットから取り出そうとされているのはTHETAだったようです。
続いて川野俊充(はちみつ川野)氏。入場の写真はまたまた撮り損ねましたorz
粟田英樹氏。この辺りから、GMプログラムコーナー担当として私がリアルタイムで読んでいた方々です(あ、GORRY氏も長かったですが)。
最後に、荒木潤氏。
以上5名でお送りします。
最初から最後まで耳に訴える力の強い至上の時間だったのですが、何よりYK-2先生ブラインド演奏会が強力コンテンツ過ぎます。FRAMEMEISTERとセレクタを挟んだ影響か、PC-88FHの画面がほとんど表示されないという不幸な事態に陥った中で「YK-2先生自身が選ぶイースとソーサリアンの好きな曲」を演奏することになったのですが、「数値管理のメリット」と自称された通り、ひたすら番号ファイル名を順番にLOADしてRUNするということを繰り返したので、上位3曲だけを上演する筈が、期せずして多数の曲を(イントロだけ)演奏する形になったんです。その中には、没曲として公開されているものとも違う、完全初公開の曲もありました……この音源、販売されませんかね!?
7分の休憩の後(どんどん短くなる)、第4部「スーパーソフトコーナー プレイバック」が始まります。
ベーマガがプログラムだけでなくアーケードゲーム・市販ゲームの情報も扱うようになった切っ掛けの人物、うる星あんず(大堀康祐)氏。
VGGといえばこの方、見城こうじ(鈴木宏治)氏。
一般にはMMR隊員でも我々にはベーマガライター、響あきら(池田雅行)氏。
ペーパーアドベンチャーとファン通を背負い続けるぷよ教祖、手塚一郎氏。
初代闘技場担当! ベニー松山氏。
以上5名でお送りします。あ、ここに関しては、山下先生もずばりライター側に当てはまりますから、実質6名ですね。……山下先生はミュージックプログラムを書いて掲載したこともあったりしますけど。
この「エリ」ネタもオープニングに含まれていまして。エンディングでオープニングムービーがもう一度流れたので、そこで「エリ」が出たら会場大爆笑。エンディングは新田恵利が持って行きました(違)。なお、その後のエンディングムービーでは、つぐよしさんがしっかりクレジットされてました。
さて、エンディング後にもう一度山下先生が登場です。話題は、A.A.BM公式ツイッターアカウントで80回に渡ってつぶやき続けた「探し物をしていたら発掘された品」。その探し物とは何だったのか?
それはバトル・オブ・ストIIの執筆用資料。実際の大会の対戦結果表などでした。これ、即ち当時の資料があれば、連載が中断したままになっているバトル・オブ・ストIIの続きを書くことができる、ということで……!
「もし今、バトル・オブ・ストIIの続きを書いたら、買って下さる方はどれくらいいます?」(会場大拍手)
山下先生自身にやる気があって、かつこれだけの反響があれば、執筆するモチベーションには充分でしょう……「大会のラストまで執筆完了!」な、何だってーーーー!?
「イベント終了後ロビーにて緊急発売!」「BEEP秋葉原店&BEEP公式サイトで1月17日から販売開始!」もう入手できるってことですか! これはサプライズどころの話じゃない、数多のベーマガ読者が26年間ずっと待ち望んでいたことですよ!
なお、この映像を見て即座にやったことは、「どこかに『ダトル』が無いか探す」でした(^^;;;
撤収まで残り1時間を切った状態で閉会後、皆さん物販に殺到されました。私は持ち込み物が多くて片付けに手間取るため、それに数は充分にあるということでしたので、余裕を持ってロビーに出ました。まだ人だかりは山のようでした。ともあれそこで、開場前には何も買わなかったのに、改めておかいモノ。
以上購入。CDのチェックは例によって暫く時間がかかりますが、ダトル・オブ・ベーマガライターズは早々に読むことにしましょう。連載分の内容も記憶に刻みつけられていますが、とにかく続き、そして結末が知りたいのです。
ロビーで偶然、XEXYZA_7773さんと遭遇したので、連れだって夕食に行きました。有楽町駅近くのラーメン屋さん(遊遊の代わり(^^;;; )で、ラーメンライス。これもまたアイカツ^H^H^H^Hベーマガだね!
有楽町から京浜東北線北行(E233系1000番台)で神田、中央本線休日快速(E233系0番台)で武蔵境。バスで帰宅。
会社帰りに方南町経由で新宿へ。COMIC ZIN新宿店にて、
以上購入。クロワーゼは衝動買いですが、録画を積んでいる現状で、これが初めて購入したものになります。読めるだろうか……。
読めるだろうかと言えば、例のダトル・オブ・ストII。会社の昼休みに連載分までは読破できましたので(1箇所だけ修正点を見付けた)、今日中に読み終えようと、夕食の注文中にも読みました(鬼の正体まで)。読み終えられなかったので、食後に急遽ドトールに入って時間を作って読破(ストIIのみ)。
……なるほど、これはまったく予想のできない結末でした。当時の優勝者予想も、序盤のミスリードにまんまと嵌められて大外しですし。私、優勝者予想には3回応募していて、1回目が「1位山下、2位MUNEPY♪」でした。2回目以降に解せないクンが入っているのも確実で、後は記憶の彼方ですが……確か2回目は「1位山下、2位解せないクン」、3回目は「1位山下、2位佐久間」だったような。ひたすら山下先生の優勝を予想していたんです。
連載は「次回はいよいよリュウ・ケン部屋同門対決です」という予告が出たところで止まっていたから、遂に明かされたその結果というか過程にも驚きです。師匠・やんまさんの予想を越えて突出し続ける佐久間さんと、それを更に上から抱えこむやんまさん、という単純な関係に終わらなかったんだなあ、と思いました。そして何より、連載分での描かれ方や、その他の記事でも見えた天才ぶりから、無敵超人のように見えていた解せないクンが、若さを曝け出す展開に感動しました。いや当時の解せないクンは今の私より(ピー)歳歳下ですからね(^^;;; 更に加えて、連載で明かされなかった真の姿……赤烏氏にはがっかりです(褒め言葉)。
勿論、現代になってから書き下ろされた部分には、現代ならではの文章もある訳で……昨日の会場でKERA氏が紹介されたことも伏線だったんだなあと。当時から見れば未来の話であれば、シオンさんが気付かれた響隊員みたいなのも。逆に過去であれば、第一次レスキュー隊・ロッキー引本&大亘康平氏の掛け合いとかですね。大会に参加しているレスキュー隊員は第二次・第三次の人達ばかりでしたが、実は第一次の人達も居たんですね(フィクション部分だけど)。
ひとつだけ、不満があるとすれば……連載時は毎回最後に、対戦表が掲載されていたんですよ。その時点での対戦結果(どのキャラを使って何対何でどちらが買ったか)が全部判るようになっていたんです。本文で描かれないカードも多数ありますから、意外なキャラクターの組み合わせになっているカードとか、想像するのが楽しかったんですが……。まあ、A4のベーマガ本誌に対してB6のダトル本では、あの巨大な表を載せるのは難しいんだろうなと思いますけど、この点ちょっと残念でした。
ベーマガ刊行当時も、休刊後も、昨年に到るまで話の種にされ続けていたこの物語を、当時の資料をわざわざ捜し出してまで完結させて下さった山下先生。他、実現のために尽力された関係者の方々。本当にありがとうございました。さあ次は闘技場戦士が「ダトル・オブ・ぷ〜たろ〜」を完結させる番だ(あれは最初からエピローグだろ!)
青梅街道・五日市街道・境新道・鈴木街道経由で帰宅。
USP研究所より、
以上到着。ついでに、届いていたけど無チェックだった分をここに記録しておきます。
以上。
電波新聞社より、
以上到着。火曜日に通販申込を郵便局へ提出したんですが、直後にSAを入れ忘れたことに気付いて……封筒の裏に差出人住所は書いてありましたけど、これだと発送されない可能性あるよなあorz と危惧していましたが、ちゃんと届きました。良かった良かった。あ、先週のALL ABOUT マイコンBASICマガジンIIの記事が掲載されている号です。