本日、いよいよ未知のエリアへ踏み込みます。国道19号村井交差点より北は過去まったく走ったことのない区間。更に松本駅から篠ノ井線ではなく大糸線となると、鉄道ですら通ったことのない区間なのです。そこを制覇して木崎湖、更には糸魚川まで……胸が高鳴るーッ! です。
でも胸が高鳴る前に、足が痛まっているのをどうにかしないと。昨日「体調万全って、大切なんですね」とか書いてしまいましたけど、実際には『両足のアキレス腱に激痛』という状態で、健康ランドでの階段登り下りもかなり大変だったんです。安静状態ならともかく、歩くとアキレス腱を動かさない訳にはいきませんので。
この傷み、初日にもあって、過去経験したことがないものですから一体何なんだと思っていたのですが、昨日1日を通じてかなり酷い状態になってしまいました。原因は……先週、サドルを高めに調整したことが思い当たります。昨今下がり過ぎている感覚があったための調整だったんですけど、上げ過ぎたのかなあ。それで普段とは違う筋肉の使い方になっているとか? 実際、アキレス腱は痛いですけど、普段筋肉痛が起こる太股や膝などはまったく何ともないんですよ。
ともあれ、現状で一番重傷を負っているアキレス腱を庇うため、サドルは少々下げなければなりませんね。ということで、朝食の場であるすき屋で、停車して速攻で6mmほどサドルを下げました。
村井駅より北は篠ノ井線でも初訪問、ということで、平田駅、南松本駅も経由しました。……南松本駅、隣の魚民も駅舎っぽい外観になってる……(^^;;;
松本駅。篠ノ井線はまだ続きますが、ここから大糸線全駅訪問の旅に入ります。
序盤は区画整理されていない古い集落を貫通して鉄路が走っているため、道路がかなり迷走しますが、中萱駅を過ぎる辺りからは千国街道(糸魚川街道)が鉄路とほぼ並行するようになります。足の具合がまだ良くないので(悪化はしなさそうだけど)、この後の峠越えに備えてじっくり走ります。
穂高駅前には、自転車通行帯が設置されていました。左右ともちゃんと一方通行を指定しています。駅前にスポーツ車中心の自転車屋さんがありましたから、もしかしたら整備に際して安曇野市へ提言してたかもね。
昨日は道の駅を通らない経路でしたが、今日は数軒寄ることができます。最初はここ、細野駅のすぐ傍にある、道の駅安曇野松川。鉄道駅と反対側に長野県道306号有明大町線のバイパスがあり、道の駅の入口はほぼそちらを向いているようで、裏口がやや遠かったです。
細野駅から500mほど北で国道から逸れて、西の田園地帯へ。……流石に細道、少々想定と違う道を通ってしまいました(汗)。復帰できたから良いけどね。ここには鈿女神社というおやしろがあります。明治年間の創建と古社という程ではありませんが、住民の信仰は篤く、この先にある北細野駅はもともとこの神社への参詣客を当て込んだ「おかめ前駅」として設置されたのが始まりなのです。本殿と、門前にある心清橋という石橋は、松川村指定文化財に指定されています。……という由来に興味があって訪ねることにした、訳ではなくて。
鈿女神社は「うずめじんじゃ」と読むのです。はい、だから鵜野うずめちゃんと一緒に来たのですよー。ファンタジスタドール記念地探訪なのです。別に舞台やら何やらだったりはしませんが、名前繋がりがあればファンは勝手に縁を結びつけます。静岡県富士市の比奈駅と同様、付近を通らば必ず寄る場所になるでしょう。
当然、お賽銭は908円……といきたいところだったのですが、不覚にも財布にはあと100円が足りなかった(汗)。50円があったので、858円まではできたのですが。むむ、また来なければなりませんね。
ところで、うずめ神社から西へ500mほどのところを、小さな川が流れています。地形図にも描かれており、名前も記載されているので、ちょろっと寄ってみました。その川とは……「それは、乳川であった。」ということで、立派にファンタジスタドール記念地です。というか、橋の袂にあった解説を読むに、まさに源流を辿ったら「それは、乳房であった。」というのが名前の由来だそうなので、まるっきりイヴですね。でもなんで、周囲の橋より際だって幹線道路という訳でもないここに、解説があったんだろう?
国道に戻って少し先にあるがそ☆すたが、うずめ神社の事務所を兼ねているということでしたので、そこ行って御守りを戴いてきました。ここで500円納めたことで、908円に不足していた50円を利息付きで返したということで。
おかめ前駅こと北細野駅はがそ☆すた脇を入ってすぐ。そして国道を300mほど北上すると……ファンタジスタドールネタはまだ続く(^^;;;
信濃松川駅。丁度列車がやって来た、と思ったら……!! HBーE300系ハイブリッド気動車ではありませんか。リゾートビューふるさとですよ。まさか丁度見ることができるとは……。
いよいよ大町市に入り、青看に「糸魚川」の文字が現れました。……既に11:45。木崎湖に10時に到着するのが目標だったのに、全然駄目ですね。これは、糸魚川まで行くのは難しいんじゃないかな……。
信濃常盤駅へ入る交差点に「常盤村役場跡」の碑がありました。それだけでなく、地番に標高に経緯度まで手書きした看板が。面白いですね。
ところで、村役場跡の隣の7-11信濃常盤駅入口店でお昼にしたのですが、ここで扇子を紛失していることに気付きました。道の駅安曇野松川で使った記憶があり、以降取り出していない筈なので……ポーチの口が半端に開いていたところから走行中に落としたのでしょうか(汗)。季節が季節なのでコンビニ内の空調が弱く、扇子がないと冷却効率が悪くて辛いです……。
一本木神社に懸かっていた額。これ、誤字だと思うんだよね!(何故か強く主張する水野)
大町市の中心駅、信濃大町駅。いよいよここまで到達しました、13:15を過ぎましたけど。うーん、木崎湖周辺の観光でも時間を取られるし、本当どこまで行けるかなあ。南小谷まで行ければ良いけど……。
木崎湖に到着しました。ゆるふわ本隊の方々が後ほどいらっしゃるであろう木崎湖キャンプ場にも立ち寄り……ますが、勿論入ることはできません。ぐるっと回って、対岸から望遠で眺めてみたり。あれがかの「みずほ桟橋」かな?
木崎湖の左岸を北上していくと、国道沿いにまず稲尾駅。駅自体はどうということもありませんが、中に入るとこんなノートが4冊ばかり置いてあります。
続いて縁川商店こと、Yショップニシ。遠くから見る分には普通のYショップですが、近付くと……そして中に入ると。自転車的にもおね的にも「ここ何の店?」と呆然とするばかりですわ。そのテの商品の方が多いんじゃないかってくらい。いや、食堂の面積が結構広くとってましたね。
ここで休憩中に、FORTUNAジャージの方が1名やってこられました。今回、北から木崎湖を目指している方も居るという話でしたので、その方かな。
そして海ノ口駅。劇中で印象深い使われ方をされた駅だけに、一番それらしい内部状態になっていました。私は稲尾駅くらいの方が好みですが……でもこういうのもあってこその比較印象でしょうし。
やがて木崎湖の北端に達し、流入河川である農具川に沿って更に遡って行きます。当然ながら登り坂なのですが、差程気になる傾斜ではありません。
やがて簗場駅、そして中綱湖へと行き着きます。こちらは木崎湖と比べて小さな湖で、簗場駅から600mも進むと果てます。
しかし200mほどで青木湖が現れます。木崎湖・中綱湖間が2km以上あるのに対し、中綱湖・青木湖はほとんど隣接しているようなものです。湖畔にヤナバスキー場前駅がありますが、冬季のみの臨時駅です。
青木湖を過ぎると、佐野坂トンネルに到ります。左側に明らかなる旧々道の痕跡がありますね……。地形図にも実線道が描かれており、更にMapionだと旧々道にも隧道が描かれているので、興味深いのですが、薮が深くて立ち入れません。4月5月ならどうにかなるでしょうか?
トンネルを抜け、現道に合流すると白馬村です。佐野坂峠の登りはほとんど気にならない程度でしたが、白馬村側の下りはかなりの急勾配でした。
南神城駅、道の駅白馬、神城駅と辿って行きます。南神城駅は国道に対し一段上の河岸段丘上の集落にある駅で、折角下っている最中なのにまたかなりの登り坂になりました。しかも『← 神城駅』という案内に従ったら迷ったし……。
道の駅白馬では、何やら近隣の高校で考案したハンバーガーとかいうのが売られていたのですが、注文から提供までに少し時間がかかるということでしたので、諦めてしまいました。何しろ既に16時近いんですよ。糸魚川まで行けないとなると、復路は松本まで戻って中央本線特急に乗ることになりますが、最後の特急に接続する普通列車は大糸線内がかなり早い時刻ですので……。
飯森駅。……いや、そんなに位置を主張しなくても、周辺に他に紛らわしい施設なんて無いから見落とさないよ?(^^;;;
白馬村の中心地、白馬駅です。スキーにしろ登山にしろ著名な一大観光地ですので、自動車の交通量もこの付近非常に多いです。……で、路肩にやたらめったら凹凸がある訳ですが。これ、チェーンポールか何かを立てていた跡だと思うのですが……そんなもの必要になるとしたら、長野冬季オリンピックの時ですよねえ。国道自体が何かの競技会場として使われたのか、それとも単なる交通規制か。いずれにせよ、事後には撤去して貰わないと、とてつもなく走りにくいんですけど。
チェーンポール跡もさることながら、車両通行帯の中も、相当にアスファルトが傷んでますよね。オリンピックに合わせて大規模整備しても、維持なんかされないってことですね……ここ、管理責任者は長野県です。
松川を渡ると市街地から離れ、旧道に入って信濃森上駅に到ります。ここから少しの間、旧国道なのですが……早速狭隘を予告する青看が。実際には1km少々で現道に合流するので、この青看は現道が未整備だった頃からずっとそのままなんでしょうね。
で、早速、災害復旧工事のため通行止めですって。旧国道から分岐する道と、その先で旧国道自体が、通れないようです。現道へショートカットする道があるので、そちらへ誘導されました。これ多分、現道の工事用道路だと思います。故に尋常でない急坂でした。いや、東塩尻よりは遥かにマシですけど。
この通行止め箇所付近で、木々の間から初めて姫川を視認しました。この先糸魚川まで離合集散しながら並行します。糸魚川静岡構造線そのものに位置しているため、地質が非常に脆弱で、大規模な災害を頻繁に引き起こしている川です。
国道に入っても、道路工事による片側交互通行が3箇所ありました。交通量の多い道だけに、停止時間も3分以上と非常に長く設定されていました。
やがて県境の小谷村に入り、白馬大池駅に到ります。……何この標語(^^;;;
白馬大池前の姫川。この辺はまだ穏やかな方です。この先暫く、県境を挟んで姫川の渓谷が続きます。つまり小谷村は全域が渓谷の中にある訳で……。
さて、千国駅へ向かう、右側の脇道へ入りましょう。交通量が多いから道を渡るのは大変です。……あれ? 地図だと大糸線の左側に道がある筈なのに、あっさり踏切で右側へ行ってしまった? ……いや待て、そもそも姫川を渡る筈が無いんですけど!? ああっ、これ目的の分岐より手前だ! さっき潜ったロックシェッドは地図になくて、今対岸に見えているのが地図にあるロックシェッドなんだ、その先に本当に目指すべき分岐が見えてるよ……。戻れ戻れ。
……その、千国駅に向かう分岐は、通行止めでしたとさ。ここもかー。北側の分岐から入るしかありませんが、2km近く離れているので間違えないようにしないといけないのと、折り返しになるので登り坂だというのが、憂鬱なところです。
糸魚川まで43km……駅巡りと、この先の地形の厳しさ(例の外沢トンネル付近で迂回が可能かどうかの判断とか)を考えると、4時間は見込まないといけませんね。今日1日で全部巡ろうというのは、無茶だったということです。
千国駅に到着しました。……松本で最終の特急スーパーあずさへ乗り継ぐには、千国発17:59の列車に乗らなければなりません。千国の次はJR東日本と西日本の境界駅である南小谷で、とても区切りの良いところなのですが、件の列車は南小谷17:55発です。現在、時刻は17:20。……ここで輪行作業をしないと間に合わないじゃないですか! ということで、この旅行は、千国駅で終了ということになりました。無念……。
時刻 | 場所 | 標高 | 走行時間 | 走行距離 | 平均速度 | 最高速度 | 総走行距離 | 獲得標高 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
06:15 | 信州健康ランド | 644m | 0.00.00 | 0.00km | 0.0km/h | 0.0km/h | 6,017.6km | 0m |
06:28 | すき屋19号松本村井店 サドル5mm下げ 食 → 06:55 | 626m | 0.08.11 | 2.52km | 19.1km/h | 26.1km/h | 6,020.1km | 0m |
08:08 | 梓橋駅 自販機(160, ?) → 08:12 | 603m | 1.00.12 | 16.83km | 16.7km/h | 36.4km/h | 6,034.4km | 46m |
08:30 | サークルK安曇野立石店 WC → 08:43 | 597m | 1.14.22 | 21.01km | 16.9km/h | 〃 | 6,038.6km | 58m |
10:17 | 道の駅安曇野松川 → 10:35 | 591m | 2.22.45 | 41.50km | 17.4km/h | 〃 | 6,059.1km | 142m |
10:44 | 鈿女神社 (858 50円不足…) → 11:10 | 599m | 2.29.39 | 43.24km | 17.3km/h | 〃 | 6,060.9km | 150m |
12:07 | 7-11信濃常盤駅入口店 WC 扇子紛失 報告 7SPOT → 12:50 | 694m | 3.07.42 | 52.86km | 16.9km/h | 〃 | 6,070.5km | 256m |
14:29 | Yショップニシ 信濃大町ハサイダー (216) → 14:45 | 782m | 4.13.01 | 68.47km | 16.2km/h | 〃 | 6,086.1km | 376m |
15:52 | 道の駅白馬 WC → 16:07 | 748m | 5.00.43 | 82.05km | 16.3km/h | 42.3km/h 佐野坂峠 | 6,099.7km | 474m |
17:20 | 千国駅 タイムアップ | 550m | 5.51.45 | 98.44km | 16.7km/h | 52.3km/h 楠川大橋 | 6,116.1km | 532m |
23:47 | 三鷹駅前発 | |||||||
24:04 | 田無 | 557m | 6.04.56 | 102.26km | 16.8km/h | 〃 | 6,119.9km | 538m |
所要時間は約28分。10分弱、余裕を持つことができました。じゃあその10分があれば南小谷駅まで行くことができたか? ……厳しかったと思いますね。移動時間、写真撮影時間、他色々と時間かかってたでしょうし。
千国から大糸線普通(E127系)で信濃大町、大糸線普通(211系3000番台)で松本、特急スーパーあずさ36号(E351系)で立川、中央本線各駅停車(E233系0番台)で三鷹。これ、酷かったのが松本駅で、登山客の多い列車だったため(満員という程ではない)ホームが非常に混雑し、7分の乗り換え時間をホーム移動で限界まで使ってしまったのです。エスカレータを下りて目の前の扉に飛び込み、5秒で扉が閉まりました。
そして、乗ったのは10号車、指定席車両です。自由席は3〜6号車。しかも9号車はグリーン車。各駅停車時間は短いので、停車中にホーム経由で移動という訳にはいきません。6号車デッキが空いていること、途中各車両とも中央が詰まるような状態ではないこと、を確認して、必死で6号車まで1往復半しましたですよ。そして結局、座ることはできませんでしたし……それどころか、大月で一気に多数の客が乗り込んで来て、デッキですらまともに足が立たない状態になりましたし! 八王子・立川での下車人数も少なく、立川でホ○○○とバッグを抱えての下車が、また間に合わなくなるところでした……。
三鷹で降りたのは、外食がしやすいからです。武蔵境だとホ○○○を置く場所がちょっと難ありますので。駅前の松屋でしっかり食べて、帰宅です。
amazon.co.jpより、
以上到着。初回版特典は、エリスのフィギュアとドラマCDです。叩き売り状態になっていると聞いたもので、リプレイ読者兼プレイヤーとしては買うべきでありましょう。ではまた発売から10年後に……って、これ実は「Φなる・あぷろーち2」と発売日が一緒だったりします。記念日はあと2年半くらいですよ。
USP研究所より、
以上到着。こちらも大分溜めてしまっている……早く読まなくちゃ。
会社帰りに吉祥寺。ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺にて、
以上購入。大分髪が長くなったので、ヘアアイロンなど買ってみました。少しはまっすぐになってくれると良いんだけど。もう一つは櫛です。プラスチックの櫛がとうとうへし折れてしまいましたので、新しく買いました。柘植櫛を。
アニメイト吉祥寺店にて、
以上購入。いつまで貯め続けるんでしょうね……。
amazon.co.jpより、
以上購入。えとね、2015年度上半期のテレビアニメとしては、既に視聴済みの1作品を含めて、3作品を観たいと思っています。そのうち1つがプレアデスね。もう1つは……