2002年7月上旬の雑記

ココロ図書館 第八話「お母さんに逢いたい」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

今日の上沢さんが運んで来たのは, 新人特別司書の井上ひかりちゃん。こころんよりも小さなひかりちゃんは, 最初は一言も喋らず, 司書業務を初め何も積極的にせず。三姉妹も扱いに困った様子。さらに, 病気のお母さんが司書になるよう言い含めてココロ図書館に送り出したと司書協会に聞いて, ますます扱いが難しくなった……年が近いからというより, 一緒にいたいと真剣に思っているこころんが声をかけるわけですね。

ひかりちゃんが初めて表情を見せたのは, こころんが連れ回して一緒に仕事をしたとき。パソコンの扱いに苦労するこころんにジト目を(^^;;; 花壇に水蒔き。じょうろで虹を出すこころんを見てひかりちゃんも挑戦するも, ひかりちゃんに虹は出せず。ついむきになってじょうろを振り回してしまう。ふと見れば, ひかりちゃんが大切に持っていたお母さんの写真が落ちており, 拾うこころん。するとひかりちゃんは写真を奪い取った上, こころんを突き飛ばして部屋に籠る。……環境に馴れてきても, 聖域として残していた部分。不注意でそこに他者の侵入を許してしまった。お母さんに言われて来たとは言え, 「奇蹟」を確信していないのと, 自分の中の聖域を汚されたくないあまり, 飛び出してしまうと。

夜, 体調が悪くて起き出したこころん。部屋から出ると, 丁度抜け出そうとしていたひかりちゃんと出くわし, 後を追いかける。窓からそれを見たひめみやきりんモードのあるとは大慌てでいいなに告げるが, いいなは「こころんに任せましょう」と動じない。「ココロ図書館に奇蹟があるなら, 私も信じたい」と言っていいなは, あるとに「鍵付きの本」を渡す。……いいな姉, 変わったなあ……過保護っぷりが発動しなくなった。壁を見る限り, 熱狂: こころん(-15CP)に変わりはないみたいだけど(^^;;;

ずっと走り続け, 走れなくなったひかりちゃんとこころん。ひかりちゃんは泣きながら叫ぶ――「お母さんに逢いたい」と。こころんも叫ぶ――「私もお母さんに逢いたい」と。夜が明けるまで, 二人は泣き続ける。帰り道, こころんは両親のことをひかりちゃんに語る。……これを踏まえて, 写真を取るいいな。「いつかお母さんになったとき, 子供にお母さんの若い頃のことを伝えられる」「写真を見る人が幸せになるように, 笑って」というのは, お母さんの写真を大切にしているひかりちゃんと, 写真でしか両親のことを知らないこころんに, その写真の向こうにものを思い起こさせたでしょう。さて, あるとも「鍵付きの本」を読みました。来る者を惹き付けるココロ図書館の奇蹟。ひかりちゃんのお母さんが何故娘をココロ図書館によこしたのか, も判ったのでしょうね。

ココロ図書館 第九話「奇蹟」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

すっかり打ち解けたひかりちゃん。こころんと一緒に本を読む……ひめみやきりん先生の本を(^^;;; 辛辣な感想に, どん底に叩き落とされるあると。さりげなくフォローするいいなだが, ひかりちゃんがこころんにぴったりくっつき, お風呂に入ろう, 一緒に寝ようと言い出すに到って, 必死に我慢するものの耐え切れず倒れる(^^;;; ……「何故こんなところに図書館があるの?」という根源的な質問が出ました。それは次回ということで。いいな, 「鍵付きの本」を読んでこころん熱狂が落ち着いたら, あるとのことも見えるようになったということでしょうか。いや, 熱狂は落ち着いてませんか(^^;;;

今回の上沢さん。必死になっていいなをドライブに誘うものの, すげなく断られる。しかもさらに話を繋ごうとしてまた自滅(^^;;; 「身の程知らずね」というひかりちゃんの台詞, きっつーい(^^;;;;;;; 何だか苺ちゃん。

病院から電話があり, ひかりちゃんのお母さんが手術を受けると聞かされる。病院に行ってお母さんに会った方が良いとこころんは言うが, ここにいる, ココロ図書館は奇蹟を起こすんでしょう, と言って部屋に籠るひかりちゃん。私には何もできないと悔しがるこころんに, あるとは信じることができると言う。神は信じないが, お父さんとお母さんを信じると。こころんは外に走り出し, 「今は空に住んでる」両親に祈り, 叫ぶ。いつしかいいな・あるとも加わり, 奇蹟を願って両親に叫ぶ。……この地に奇蹟を植え付けた, 三姉妹の両親。常に幸せに暮らして来た3人だけど, 今日ほど積極的に奇蹟を信じ, 願ったことはなかったでしょうね。

ひかりちゃんが帰る日。駅まで送るはずだったが, 部屋を覗くとひかりちゃんは置き手紙を残して消えていた。予定より早い汽車で帰るとすると, 発車まであと1時間。いいなは車を川に突っ込ませ, 駅へ急ぐ。一方, 上沢を呼び出して駅へ行っていたひかりちゃん。上沢は「死んだ親父から, どうせ運ぶならあったかいものを運べと言われた。今日, 俺は, あったかい君を運べたんだよな?」と聞き, ひかりちゃんは黙って頷く。ぎりぎりで発車に間に合ったこころん。ひかりちゃんにいいなが撮った写真を渡す。ひかりちゃんは, 初めに無愛想だったこと, 突き飛ばしたことを謝る。ひめみやきりん先生の本も本当は面白かったと。……遂に使われました, 水陸両用車の設定。しかし, 平然としてオフロードを走るいいなって……どういう人ですか。上沢さんの台詞, 何だか邪な聞き方ができてしまうんですが(^^;;; 親父さんがわざわざ「どうせ運ぶなら」なんて言い方しているのが伏線ですね。いいな達が追い付いた後で満足げな顔をしているってことは, いいな達が追い付いてくることを予想して待ってましたね。

わがまま☆フェアリー ミルモでポン! 第12話「リルムとモグちゃんと…」(7月1日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

「安易な気持ちでペットを飼っちゃいけない」という摂の台詞が今回の主題ですが, リルムにはもう一言。「安易な気持ちでペットを作っちゃいけない」。これを現代世相に当てはめると……安易に外来種を飼っちゃいけない, となるかな。挙げ句国内に捨てたり放流したりなんてもっての他ですね。

そのモグちゃんだけど, 結局リルムの思いとは別に, 最初から食欲のみで生きていた模様。どれだけ可愛がるつもりであっても, ペットがペットとしているとは限らないですね。途中リルムの魔法で外見が凶悪化したけど, 歯は草食動物のままだったのが細かい。でも肉も喰ってなかったかな(^^;;;

あと, ミルモのペットのモンガ(モモンガ風)と, ヤシチのペットのゴンタ(アルマジロ風)。冒頭だけだったけど, いい味出してる。ミルモに頬ずりするモンガって……「ぴたモン」(笑)?

人間側。今回のメインは安純です。ええ, そうですとも(^^;;; 黙ってりゃ美人, 泣いたら美少女, そして怒るとローアングル(違) 噂のTVレポーターも可愛いですけどね。安純の方が上でした。後, 松竹家の黒メガネ軍団が増殖。いよいよ面堂家? (^^;;;

今回の肝は, ミルモ・リルム・ムルモとヤシチの共闘。何となーく御都合主義な魔法だったけど, 仲良く踊る3人っていいですね。でも安純には伝わらなかったけど(^^;;;

ココロ図書館 第十話「図書館がなくなる」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

てるてるこころん&いいな。ちよちゃんも逆さでやってましたが, こちらは実際に効果がありました。「これって奇蹟の無駄使い!?」というあるとがナイス。

市長の新任パーティに行ってきた朱葉ちゃん。岡島家, というか翠さん, この街で顔が利くんでしょうか。この辺も次回。その時, 話題の市長の秘書から, 明日市長本人がココロ図書館に来るという電話が来る。いいなやあるとは不安な様子だったけど, こころんは単純に喜んで……痛々しいです。

歓迎の準備を整えて, 市長を出迎える三姉妹+おまけ(^^;;; あの着ぐるみ, 何に使われて, 以前は誰が着ていたんでしょう? 木村(違)? やって来た市長に「にこにこりん♥」。秘書さんも天使様シリーズの愛読者だってことですね。ノリがいいなあ(^^;;; 市長は読んでいない, というかそもそも実用書と純文学系しか読まないとかそんな気がします。

市からココロ図書館への助成金の打ち切り, 並びに図書館協会からの除名を通達。助成金はともかく, 協会除名って市の権限でできるんでしょうか? どうも, その意図が何であるかは判らないけど, 予算がどうとかじゃなくてココロ図書館を無くす事が目的だという気がする。「貴女方を幸せにするためにしか使われていない」っていうのはきつい。これ, 奇蹟も?

翌日, 気を紛らわすために通常業務に精を出すこころん……だけど, 普段ならできる虹が今日に限って出せない。不幸一直線。ささやかな幸せからも見放された感じ。こころんの気の迷いというか, 不安が表面化したってことでしょう。

こころんのためにも, ココロ図書館は続けたい。運営費は自分の蓄えから出す……そう言うあるとに, いくら売れっ子作家のひめみやきりん先生でも無理だと言ういいな。やっぱり知ってましたね。いつ気付いたか, はわからないけど(いいながこころんに壊れていなければ, 当然わかっているだろう状況は何度もありましたが)。楽しく図書館をやっている後ろであるとが苦労していることを知ったら, こころんが苦しむだけだと。

父の日記を読んだ以上, 図書館を止めることはできないと言うあるとにいいなは, お父さんなら笑って許してくれると言う。立ち聞きしていたこころん。書庫に行き, 「鍵付きの本」……父サン・ジョルディの日記をを開く。遂にこころんも, 日記を読む日がやってきました。この図書館に, 父と母と街の人達が込めた願い。ココロ図書館が気蹟を呼ぶ理由。次回, すべてが明らかに……(と知ったような口を聞いてしまいましたが, 当然まだ観ていないのでわかりません)。

十二国記 第十二話「月の影 影の海 十二章」(本日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

ニュースが入ったか, 2分遅れて放映開始。即ち, 冒頭のお便りコーナー抹殺。

戴国の麒麟=泰麒も胎果であるという話から, 六太と尚隆は王と麒麟の死について話す。麒麟が死ぬと, その身は使役であった妖魔に喰われるため, 王と合葬されるとはいえ死体は存在しない。王が天命に反すると麒麟は失道し, 麒麟が死ねばほどなくして王も死ぬ。だが王が先に死んだ場合, 麒麟は死なず次の王を探すことになる。それが今の景麒だと。……悲しき中間管理職・麒麟。

その夜, 水禺刀は陽子に過去を見せる。先の景王舒覚は景麒を愛し, 嫉妬のあまり慶国中の女を殺し, 追放したがために慶麒が失道した。慶麒を失うことに耐えられなかった舒覚は, 自ら王位を退き崩御, 在位6年。その後景麒が見つけた王が陽子。陽子は, 自分も舒覚と同じだと, 愚かにも道を踏み外さない自信がないと告げる。しかし尚隆は, それが分かっているなら問題はない, 王の半身――即ち麒麟――の言葉に耳を傾ければ良いと言う。陽子は, ここにいるのは優れた人ばかり, 一人街に下りて自分と同じ愚かな人々の中で考えたいと言う。……う, 舒覚って結構おばさんだったんだ(論点違う)。自らの愚かさを自覚した上, 愚かな人々の言葉を聞くことができるという点で, 優香と陽子の違いがわかります。

一方優香は, 壁落人の話を聞いていた。彼は日本に革命を起こすつもりで東大闘争に参加した。その間, 自分以外の者が愚かに思え, 家族とも口を聞かなかった。結局は革命に失敗し日本から逃げ出した。当時の自分と, 言葉が通じないのだから最初から話さないと決め込んでいる今の優香は同じだと言う壁落人に対し, 優香は激昂する。その時塙王の鸚鵡を見つけた優香は, それを追って塙王本人に拝謁する。……ということで, 優香の場合。ここでは言葉がわからなかったわけだけど, 壁落人の過去のように「そもそも聞こうとしていない」「聞く耳を持っていない」のが優香の限界。しかし, 塙王本人がここまで来るとは……非公式訪問ですか。

壁落人を再び訪ねる陽子に斬りかかる優香。陽子が水禺刀を抜くと, 優香の言葉に揺れる心に反応したか, 水禺刀は十二国に来たばかりの頃の陽子を映す。すさんだ目つきで妖魔を殺し, 旅芸人に追い剥ぎを働こうとし, 崖から落ちた郁也を見捨て, 気絶した楽俊に止めを刺そうとする――そんな自分の姿を見て, 陽子はたまらず逃げ出す。……郁也の映像が出て来たけど, 陽子も優香も気付いた様子がありませんね(^^;;; 生きていたとしても巧国に置き去り。優香以上にすさんでいそう。というか, 次回フォローしてくれるんですか?

里木の下で, 陽子は水禺刀を見ながら自分の愚かさを自嘲していた。楽俊も尚隆も自分が王に相応しいと言うが, 自分のすべてを知っているわけではない, やはり自分は王たるべきではないと。その時, 陽子の内から声が聞こえた。私がずっと見ていた, と。声の主は, 景麒が陽子に憑かせた賓満――ジョウユウだった。主命に背き姿を現したことを詫びながら, ジョウユウは陽子が王に相応しいことを断言する。……憑かれた当初は激しく拒絶されたジョウユウが, 今陽子にとって最も近しい存在となって再認識されました。陽子自身に関するストーリー(即ち原作準拠の部分)では実質的にここがクライマックスでしょう。

陽子の内に戻ろうとするジョウユウを止めて一言質問しようとした時, 塙王が陽子を発見し優香を呼び出す。陽子はジョウユウを憑依させずに数合斬り合い, 優香の剣は折れるが陽子の水禺刀も手を離れて飛ぶ。水禺刀を拾った優香はそれを陽子に突き立てる。陽子は避けようとせず, 水禺刀に刺し貫かれる。唖然とする優香だが, 陽子は傷つかなかった。自分が本当に王なのか知りたかった, と言う陽子。塙王は優香に, その剣はお前には使えないと言って短剣を差し出す。その時, 水禺刀が光を放ち, 塙王の真意を映し出した。……水禺刀は, 景王・景麒(景麟)にしか使えない。それ故に優香は陽子を傷つけることができなかった。そして, 陽子は現に水禺刀を使っている。既に尚隆が語ったことではありますが, 本人が悩んでいた「相応しいか」という問題は別として, 陽子が景王として選ばれていることは証明されているわけですね。優香がそれを目のあたりにしたのは初めてだと思いますが。賓満なしで十二国の言葉が話せる――原作になかったシーンなので今ごろ気付きましたが, 考えてみればこれも神仙の特徴でした。優香にも気付かれた塙王の虚言。つまり, 神仙である王となりながら, 人王と大差ない50年しか巧国を治めることができなかった。隣国慶国はそれ以上に混乱しているが, もし次の景王が延王のような名君であったら, 塙王である自分は慶国の民にも侮られてしまう。よりによって, 次の景王は延王と同じ胎果。胎果に名君となり得る特異な力があるのなら, 王位に就かせるわけにはいかない……自分で言っている通り, まさに愚王だわ。結局慶国民も巧国民も苦しめるだけじゃないか!

遂に優香は「選ばれた存在」という自尊心が崩壊し, 単なる海客となり果てた。偶然十二国へ流れてしまい, 日本への帰国を願うだけの, ただの海客に。陽子がいるから帰国は可能だろう。次回, 優香は戻ることを選択するか?

G-onらいだーす♥ Glass.1「飛び出せ! イチゴ」(本日放映分)

評価……☆☆☆

アイキャッチが妖しいです(^^;;; というかエロです(^^;;;;;;; 本編も, 「テレ東規制に挑戦!」な他番組を一気に吹き飛ばす「アニメ倫理規制に挑戦!」級……とか, よく知らないのに言うとまずいですか。にしても, アレは……(^^;;;;;;;;;;;;;;;

それにしても, 事前情報の通り, 敵役・端役までことごとく眼鏡っ娘ですね。外すことすらないのかと思ってましたが, 流石にそれはないようで。敵役の侵略下請け会社, 何だか「鉄甲巨兵SOME-LINE」を思い出しました。パオは味亜味亜を思い出すにゃ(違)

サブタイトルが最後になった理由がわかりません。むしろ違和感を感じました。これは最初にするべきだったと思います。CM明けあたりに普通に。

7月3日追記。なーんか既視感あるなあと思っていたけど。侵略下請け会社の面々, わるわる団なんだ(^^;;;

王ドロボウJING 8th SHOT「爆弾生物ポルヴォーラ」(本日放映分)

評価……☆☆☆☆(前回比: ±0)

狙ってるんでしょ! 絶対に狙ってるでしょ! というわけで, 今回のヒロインはミレイユ・ブーケ。幼い頃に父を殺され, 復讐のために生きてきた, 孤独な仕事人。だが, ここに来て初めて仕事のパートナーを得ることになる。……ほら, どう見てもミレイユだ(^^;;; イースIIも入っているような気がするけど, これはいくら何でも気のせいでしょう。

相当揺れるつり橋なのに, 横から見た時にたわんでいないのはあまりにも不自然。ポルヴォーラ(母)が自爆したのは, ミレイユ(違)達を助けるためじゃなくて, ポルヴォーラ(子)を守るためじゃないの? いくらポルヴォーラを抱えているとは言っても, ゴブレットの盾と言うには小さすぎない? 木星石は何のスイッチ? ゴブレットは無駄な努力をしていたわけだけど, 何故「すべてを失った」なの? ……と突っ込みどころ満載でした。

ココロ図書館 第十一話「ジョルディの日記」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

今から約20年前の9月。この国は戦火に包まれていた。敵国の爆撃で街は焼かれ, 人は死んだ。家を失い, 家族を失い, 心を失った人々が街に溢れていた。そんな街から, 都亜瑠村第三分隊に転属した一人の兵士。彼の名はサン・ジョルディ。……OPをカットして描かれた, 現在の様子からはまったく想像できないこの国の過去。

11月。もともと小さな村であり, しかもあらかた爆撃されていて攻撃目標となり得るものもないため, 敵軍がわざわざ来ることはないと思われた。第三分隊の駐屯地は, 図書館だった建物を本もそのまま流用していた。所属する兵士は7名。分隊長の百千軍曹。空襲で妻と子を失った梶原。泥棒をしていて捕まり軍に送られた愛亀。元運転手の上沢。情報処理用ドロイドのシュリ。看護婦の進藤。そしてジョルディ。……ほとんどの人が, 現在のココロ図書館と縁がありますね。百千万里絵新市長の父。梶原警部本人。怪盗ファニートータス本人(梶原警部が口にしていたのはやはり本名でしたか)。運送の上沢さんの父。コンパロイド司書・朱音のプロトタイプ。ココロ図書館三姉妹の両親。さらに, 井上ひかりちゃんの母・あかりさんは病院の患者。この頃から身体弱かったんですね。そして本が好きだと。加えて, ココロ図書館にあった軍用車はこの時のものの流用でしょうか?

12月。来るまいと思われていた敵軍戦車隊が街に向かって来た。ジョルディ・上沢・シュリが偵察中に発見し, 百千軍曹に連絡。作戦は, 街へ到るただ一つの橋の爆破。目的は, 街の人々を守ること。第三分隊には単発の鉄砲くらいしか火器がないが, シュリは自らの動力部を取り外し, 爆薬代わりにする。自分達は戦争のために作られたドロイドだが, 人を傷つけるためではなく人を助ける道具となるよう, 後継機はコンパロイドとなるよう願い, シュリはジョルディの腕の中で活動を停止する。橋はジョルディの提言により, 敵軍が到達するより前に爆破。残骸を挟んで対峙する両軍部隊。互いに敬礼を交わし, 戦闘は回避された。……梶原は敵軍への復讐が念頭にあったから, 戦えないシュリをポンコツ呼ばわりしていたけど, ジョルディには街の人を守ることこそ最優先。シュリの役割も同じ。「抜かずの剣こそ平和の誇り」とは, ちょっと違うけど似たイメージが沸きました。梶原にも伝わったのでしょう, 反撃を受ければ悲劇の繰り返しだと。敵将校にも伝わったことでしょう。

3月。唐突に両国の間で和平が成立し, 戦争終結。百千は故郷へ帰り, 梶原も帰郷して警察に。上沢も運転手に復帰。愛亀はいつの間にか消えていた。ジョルディは身寄りがなく, 帰る故郷もない。進藤と街に残り, 復旧に励む人々に図書館の本を配って回った。

7月。ジョルディは街から車で1時間ほど離れた山奥に移り住み, 畑仕事の傍ら爆破した橋の再建をしていた。そこへ突然やって来た進藤と, 歩けるようになったあかり。あかりは, ジョルディに渡された本を返しに来たのだ。図書館から勝手に持ち出した本だから, 僕に返す必要はないと言うジョルディ。しかし進藤は, みんなあなたに返したいのだと言う。見ると, 本を持った街の人が勢ぞろいしていた。さらに進藤は, ここを図書館にしてはどうかと言う。ジョルディも, 何もできない僕にも本を貸すことならできるかもしれないと快諾。人の心が詰まった本, 小さな奇跡を起こす図書館。図書館の名前は「ココロ図書館」。奇しくも, それは進藤ココロの名前と同じだった。……野暮な突っ込みはなしにします。ジョルディと進藤さんが配った本が人々の精神的な支えになりました。本はこの街の復旧の象徴であり, 図書館は街に起こった奇跡の象徴, 街にとっての特別な場所。ジョルディは英雄扱いかもしれない。少なくともあかりちゃん……あかりさんにとっては。皆がこの時のことを覚えているから, 第一話のように親切だし, 第二話のようにピンチと聞けばいつでも助けてくれるんでしょう。さて, 百千万里絵新市長も, 独り言から考えるに父親がこの街に拘りを持っていたことは間違いありません。ですが, ココロ図書館については知らないのでしょうか? 聞かされていなかったのでしょうか?

ふしぎの海のナディア 第24回「リンカーン島」(本日放映分)

評価……☆☆(前回比: ±0)

あと何回耐えればいいんですか? このストーリー。ビストロレシピといい勝負かも。展開が唐突に唐突を重ねています。そもそも「リンカーン島」と名前を付けたことが今回意味をなしてないし。

前回は「柔軟な菜食主義」だったナディア, 今回は「柔軟な文明否定」ですか。缶詰攫って逃げるところ, 人間技じゃないというよりもはや人間じゃない。岩降り下ろすシーンは本放送当時の記憶があります。踏み潰すところでパンモロだったとは覚えていませんでしたが(^^;;;

キングの宇宙人化, 過去最高に達してますね。何なんでしょあの釣り人スタイル。楊枝もどきまでくわえて(^^;;; しりとりは笑いました。

船が救出に来てくれてもナディアは一緒に行こうとしないだろう……と, 船への呼びかけを止めるジャン。でも, まだ脱出しないにしても, 存在を知らせるだけでも意味があると思うけどなあ。

あたしンち 第12話A「母のダイエットっ」, 第12話B「みかん、インタビュー」(本日放映分)

評価……☆☆☆(前回比: -1)

段々面白くなくなってきました。サザエさん化して長期間続けるには却っていいかもしれないけど。

も〜っと! おジャ魔女どれみ 第3話「大キライ! でも友だちになりたい!」(7月4日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: +1)

クラスにももこのピアスを認めさせるどれみ。関先生(多分事前に聞いていたと思われる)も含め満場一致で可決, と思いきや, 玉木一人がへ理屈をこねて反対。さらに, ももこがいるためにクラスのカリキュラムが変更されたことにも激しく反発し, クラスの反感を買う。……ピアスは教頭先生も強固に反対しそうですが, 顔も名前も出ませんでした。どう説得したものか興味あるところですが, あまり面白くなりそうにないので仕方ないですね。玉木は, 個人の都合で全体に影響が出るのが納得できないんでしょう。つまり融通が利かないわけですが, これは玉木自身の都合であっても気分が良くないと思います。

スウィートハウスMAHO堂開店準備。相場の分からないマジョリカ達に暴利をふっかけるデラだが, 会計経験者のももこが異常を指摘したためボロ儲けはできなかった。どれみ達にお菓子作りを教えるももこ。家事経験のほとんどないはづきとおんぷは上手くできず, 厳しい言葉を浴びせるももこに耐えられず去ってしまう。あいこはアメリカと日本の違いだと言うが, ももこにはよくわからなかった。……「あまりに厳しく突っ込むものだからデラが泣いて逃げ出した」とかあったら……そんなわけないか(^^;;; はづき・おんぷばかりかどれみまで失敗していたら, これどころじゃない騒ぎだったでしょう(しかし, 薪!?)。あいこがあまり深く説明しなかったのが良。言葉で言っても伝わるものじゃないし。

帰宅したももこに, アメリカで玉木似の意地悪娘・メアリーから手紙が届いていた。それを読んだももこはあいこの家に行く。意地悪なだけだと思っていたメアリーだが, 自分はメアリーの本当の気持ちを見ていなかった。はづきを泣かせたりおんぷを怒らせたのも, あいこが言っていた「相手の気持ちを考える」とはこのことだと。あいこは玉木もきっと同じだと言い, ももこと二人で玉木・はづきの様子を見に行く。……細かいところですが, 玉木が自分への怒りのあまり潰したピーくんの戻り方が気に入ってしまいました。ところで, 先の話になりますが第17話のため玉木の友達は島倉よりどれみっていう印象があります。

翌日, 学級委員長選挙。白票1, 玉木2, 残り全部林野, というわけで林野が委員長に決定。怒りの玉木は旧4年2組のメンバーを招集し詰問。そこで玉木に投票したものと思われていた島倉すら実は林野に投票していたと分かり, じゃあ玉木の2票目は誰なんだという疑問が出る。実はそれはももこだった。ももこはメアリーからの手紙を出し, 玉木なら一人ぼっちでいる子の気持ちがわかっているだろうから, と言う。ももこから声をかけ, 玉木から手を出し, 二人は今日から友達になった。MAHO堂でも, 一晩特訓したはづきとおんぷは卵も包丁も扱えるようになっていた。……ちらっと出ましたね, 林野の高慢ぶり。あれ聞いて初めて不安に思った者もいることでしょう。でも, 手紙を読むところで面倒見の良さも出ている……んだけど, まだ一段上から見ているような印象を受けてしまうのが今の林野の問題点。高慢と言えば玉木もですが, こういったエピソードを通してクラスの皆に本質が知られていますからね。

も〜っと! おジャ魔女どれみ 第4話「ようこそスウィートハウスへ!」(本日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

クラスはバラバラになってしまったけど, 5年生からのクラブでは一緒になりたいと言うはづき。じゃあ何のクラブにしようか, というところで突然小竹が現われ, サッカー部に勧誘。しかしおまけ扱いされたどれみと喧嘩になり, 良く分からないままに決裂する。……あ, 4年で何もやってなかったんだ(私の小学校では, 4年から正課クラブがありましたが一般的だと思っていいでしょうか?)。6年生になった「ドッカ〜ン!」現在とは違って, 小竹は自覚があるんだかないんだかわからないですね。少なくともあからさまではないです。

MAHO堂開店。ポスターを貼り, ちらしを配り, おんぷがラジオ番組で呼びかけた効果もあって大行列。だが, ほとんどはおんぷ目当てのミーハー客で, おんぷ手作りクッキーが売り切れると冷めてしまう。他のクッキーを買った客にはおんぷが握手するということにしたが, おんぷが仕事でいなくなったらその手も使えず, 遂に客はいなくなってしまった。……今までお菓子作りでどれみ達を引っ張って来たももこが, 初めて失敗。完全初心者のどれみ達に対しても, それほどのアドバンテージがあるわけではないと判って安心です。5人で同じラインに立ってないと。妖精達のキャンディ包装作業は笑いました。おんぷが途中でいなくなって, 完売できなくても初日の利益は上がったってことは……開店サービスなんてないんですか。マジョリカなら当然か(^^;;; 大体, 初日のおんぷ効果で稼いでおかないと, 店が軌道に乗るまでヤバいしね。

玉木達, 友達が来たので, 店内を案内してから庭先でお菓子を振舞う。関先生・ゆ〜か先生もやって来て, マジョリリカお婆ちゃんと話す。ゆ〜か先生は子供丸出しでクッキーを頬張るのに対し, 関先生はまったく食べようとしないのを不審に思ったどれみは, 関先生の家にこっそり行ってみる。……いや, あそこまで強固に食べるのを拒否すれば, ダイエットだって判りそうなものだけど。問題は「何故」の方だから, 潜入自体は悪くないかな(悪いですか)。今回の関先生, ゆ〜かちゃん程じゃないけど, 普段の威厳がないですね。素が出ています。

関先生にも食べてもらえるお菓子ということで, 低カロリーチーズケーキを作ることに。関先生に限らず女性向けに, MAHO堂の名物になるだろうと言う一品。どれみが届けると, 関先生も喜んでくれた。MAHO堂に戻ると, お菓子は完売していた――どれみ作のクッキーを除いて! 意気消沈するどれみだが, そこへやってきた小竹達サッカー部の面々が, 見た目など気にせずどれみのクッキーを食べて行き, 美味しいと言うのだった。……喜多川さんからの連絡が実にタイミング良く届くもので(^^;;; ここはちょっと不自然ですね。小竹達が来るのもいいタイミングだけど, こっちは練習明けだけに遅くなるのは必然ですから。

オーバーマン キングゲイナー 第1話「ゲインとゲイナー」(本日放映分)

評価……☆☆☆☆

9月に放映開始されるWOWOWスクランブル枠アニメの先行無料放送。シリーズ紹介付き。

ストーリーは……よくわかりません。「パタパタ飛行船の冒険」の時は, 先々の展開はともかく1話だけで背景はほぼ理解できたのですが, 今回はそういったものが混乱してしまったので。エクソダス容疑で逮捕されたゲイナーですが, 実際にはゲイナーではなくクラスメイトの一部が目論んでいた(そしてゲイナーを勧誘ではなく巻き込もうとした)ってことですか? お姫様(公式サイトによるとアナ・メダイユ)は仲間なんですか? ……って人質? とてもそうは見えないんですが。淡雪姫乃風の娘(サラ・コダマ)の動きが流暢すぎて妙に気になります。

映像は, 「パタパタ」もそうでしたがスクランブル枠だけに素晴らしいですね。キングゲイナーの動きがロボット物としては不自然に見えましたが, いわゆる機械機械したものではないということでああなんでしょう。面白いところです。ゼビウスのゾシーみたいな無慣性飛行できるものは出ないかな(違)

音楽は田中公平氏ということで, こちらも期待……って, 観られないんだって。これだけでサントラ買おうという意欲が沸くわけでもないし, 微妙なところ。

EDは差し替えられそうですね。

おジャ魔女どれみドッカ〜ン! 第23話「七夕なんでやーめた!」(本日放映分)

評価……☆☆(前回比: -2)

もうすぐ七夕。どれみ達から七夕伝説を聞いたハナちゃんは, 大喜びで笹刈りに飛び出す。ハナちゃんがいない間にMAHO堂に現われた一人の客。彼女は応対しようとするどれみ達を無視し, いきなりババを呼び出す。出て来たババは彼女を「織姫」と呼んだ。本物か疑うどれみ達に対し, 織姫は伝統スタイルに変身して証明する。すぐに元の現代的スタイルに戻るが, その時破れていた羽衣を投げ捨てる。……「彦星」と「星」を付けるなら, 相方も「織姫星」としないと違和感バリバリなんですが, 私だけでしょうか? と言っても, 「彦」なんて記述しているのは見た事がないですが。

年に1度しか会えないという規制, 会うにしても千年以上続いているマンネリ, その他諸々が溜って「もう帰らない」と愚痴る織姫。ただのわがままだと指摘するどれみ達を怒鳴り飛ばし, ババやマジョリカと宴会を始める。ララは, 本当は誰かに背中を押してもらいたいのだと言い, どれみ達に破れた羽衣を直すよう頼む。……確かにわがままですが, 今回の話では「彦星」の存在意義がないですね。出番すらないから, 逃げ出した織姫に対して何もしていないかのように感じます。甲斐性なし? 根本的な問題はともかく, 羽衣破った主要因は「彦星」にあるんだし, MAHO堂に追いかけてくるとか, どれみ達が星の世界で会うとか, あった方が良かったと思います。

マジカルステージで星の世界へやってきたどれみ達。突然現われたライオンは「獅子座」だった。どれみが獅子座だと言うと, 今週の運勢は最悪, 出会い頭の事故に注意, ラッキーカラーはピンク以外, ラッキーアイテムは糸巻き, と言う。その通り, 突然飛んで来た星がぶつかったり, 「虹の桑畑」の蚕がピンク嫌いだったり, 交渉の末手に入れた絹糸を人間糸巻きになって巻き取る羽目になったりと散々などれみだった。……「何だこりゃ」炸裂。この部分, 感想ありません。

ぽっぷ達と一緒に笹の飾り付けをするハナちゃん。だが, 七夕当日は雨だった。落ち込むハナちゃんに織姫が何を願うつもりだったのかと聞くと, どれみ達とずっと一緒にいられるように, だと言う。何か感じるものがあったか, 突然帰ると言い出した織姫は天候を操作して夜空を演出する。……で, 「彦星」とよりは戻せたんですか? 回想シーンから判断するに「彦星」はのーてんきな気がするから, 織姫が依怙地にならなければあっさり仲直りするような気がしますけど。

わがまま☆フェアリー ミルモでポン! 第13話「とっても大変な日」 (7月8日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

あまりにも評価「5」が連続し過ぎるので, ちょっと厳しく付けようかと思ったのですが(実際今回, 作画や展開が少々変なところあったし)……泣きそうな楓の表情に壊れました。今回も「5」で行きます。ごろごろ。

神出鬼没のファンシーショップ店長。最近はマグカップ輸送ばかりだけど。店, 出て来ないかなあ。今回持って来たのは, ミルモの友人・ベータのカップ。遊びに来るんだそうで……あのー, ミルモとリルムにいじめられてた, というかとばっちり役のようにしか見えないんですが(^^;;; 泣いているのも本当は恐怖体験が蘇ったからか, と思ってしまったんですが, 本人も本当にミルモに会いたかったようで。

そう言えば, リルムの料理って激辛なんでしたっけ。個性的には違いない(^^;;; で, ミルモがふっ飛ばされてマグカップにぶつかって, マグカップが落ちて割れると。危険な事態を防ぐためにも, もっと丁寧に扱うか, 強化魔法かけるかできないのかな。カーペットが敷かれている楓の部屋, しかもテーブル程度の高さ。当たりどころが相当悪かったみたい。

破片が放ったらかし(集めてもいない) → 要現場保存, って思わないかなあ。楓の母親, 実は美星みたいなんじゃ(^^;;; ゴミ収集車を追いかけてどうにか取り戻したけど, その際取っ手だけを落としてしまい, このままじゃベータは一生マグカップから出られない, そうだけど……妖精界の方でも取っ手だけどこかに行ってしまうんでしょうか? 妖精界のマグカップを修理したんじゃだめなんでしょうか? この手のシンクロするアイテムでよく気になる点。

「妖精忍者だ〜」は爆笑。ヤシチから取っ手の件を聞いて画策する安純。松竹との関係は, 「美味しんぼ」の二木まり子と近城勇を思い出しますね。平井じゃ気づかないだろうけど(^^;;; で, 楓に摂を嫌いと言わせると。でもあんな瞳で見つめられちゃ, 却ってときめいてしまいます(^^;;;;;;; 今回のムルモを問い詰めたミルモとか, このアニメでは「あからさまに不自然な態度なのに気づかない」といったことはないようなので, たとえあそこで嫌いと言っても摂は疑うでしょう(そもそも不自然な状況だし)。安純も松竹も墓穴を掘るだけだと思います。どうせやるならもっと周到に, 例えば摂の家を屋探しさせるとか。

ミルモ・リルム・ムルモの松竹家金庫侵入。まーいくらなんでも, 妖精の侵入なんて考慮しているわきゃありませんね(^^;;; でも, 吊り天井はどうして落ちて来たんだろう? この3人が引っかかるような検知機となると, 体温センサ? 鼠とかでも反応しそう。錐が床に接しているように見えるんですが(床にも穴を開けておくべきだと思う), これだとミルモ達でも危険じゃないかなあ。平気だったのは偶然だと思うな。最後の関門はヤシチ・サスケ・ハンゾー。直接攻撃と罠を組み合わせるのは見事じゃヤシチよ。今回, ヤシチには非はないでしょう。

金庫から下水道直結の排水口……湿気が入って来そう。ミルモ達は平井には見えないから, あっさり取っ手奪還に成功。あ, そう言えば平井, 妖精のこと知っているのかな。松竹や安純が妖精と話しているのを間近で見ていると思うんだけど。

安純や松竹が見ている中, 摂に「嫌い!」と言おうとする楓……あ゛ー, この楓可愛い過ぎー。ごろごろごろごろ。この一瞬だけでも, 摂は楓に転んだりしないんでしょうか。今回, 摂といい松竹といい, 男はあずかり知らぬ所で話が進んでしまいました。

やっとカップから出られたベータ。すぐ帰る(^^;;; ところで, 公園での対決は夕方でしたよね。すると今は夜か, 少なくともだいぶ遅い時間。いつものことだけど, 女の子の部屋に摂がいていいんでしょうか。楓の母親, 何とも思わない?

十二国記 第十三話「月の影 影の海 終章」(本日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

失道の病をおして塙麟が現われ塙王を諌めるも, 塙王はあくまでも陽子を抹殺しようとする。剣を構え陽子目指し走る塙王。だが, 剣が突き立った相手は陽子ではなく, 塙麟だった。主命に反して景王殺しを妨げ, 塙麟は落命する。契約から解き放たれた指令は女怪に抱えられた塙麟の死体を追って行った。……既に狂気に取り憑かれていた塙王でした。塙麟が主命に逆らうのはどうかと思うけど……そもそもそれができない存在の筈だから。この場合の主命は「悪の海客を殺せ」で, 塙王が景王を害さんとするのを防ぐのは反することにならない? うーん無理がある。

今では優香も陽子こそ王に相応しいと言うが, 陽子はまだ王として立つ決意ができなかった。十二国に来て様々なことを学んだ今なら, 元の世界でもっとましな生き方ができる。そして, この世界も来た当初のように嫌いじゃない。帰っても残っても, どちらにしても後悔するだろう。そういう陽子に楽俊は, 迷った時はやるべきことをやればいいと言う。……「差障りがある」楽俊。いやあの, もーちょっといい描き方があったと思うんですが。優香ってば覗いていたんですか? (^^;;;

景王陽子の親征を援助するという形で延王尚隆が兵を出し, いよいよ景麒奪還の戦が始まろうとしていた。その間, 六太と楽俊は慶国の諸候を説得して回る。雁国の王師が景偽王舒栄の軍を抑える中, 陽子と優香は遂に景麒と再開する。角を封じていた呪を解くと, 改めて陽子に忠誠を誓う景麒。陽子もまた, 自ら「許す」と応えた。そこに景王師の一隊がやってくるが, 尚隆が陽子を景王と呼び, 陽子もまた景王として自らの正当, 舒栄の不当を訴えると, 一同はひざまずくのだった。……陽子の後ろに控える景麒と優香。一瞬, 優香も十二国に残るのかと期待してしまいました。一瞬ナレーションをやったから, 景国書記にでもなるのかと……。原作は陽子の「許す」で終わっているので, 以降はオリジナル(の筈)。陽子が実際に慶国の者に王として認めさせるシーンは, 視聴者にも王気を感じさせるに充分でした。国民からも王として認められた, そして自らそれを望んだことで, 陽子は十二国を選んだ事になります。日本に戻って無から新たに自分の居場所を作ることはできる, しかしここには今現在自分を必要としている者がいる。やるべき事, それは景王になることでした。

僅か1ヶ月で慶国全土を制圧した陽子。舒栄は死罪となり, 引き取る家族もなく金波宮の庭に葬られた。乱に一段落がついた日, 陽子が見送る中景麒が蝕を起こし, 優香は日本へと帰った。あの日からの記憶はないものとし, 事件は神隠しとして迷宮入り。陽子の行方もわからない。訪ねて来た優香に陽子の母は, 娘はずっと自分を抑え込んでいたように思う, 今生きていたら自由に暮らしているのではないかと語る。優香は, そんなことはない, きっと帰りたいはずだと言う。数日後, 優香は学校の庭で絵を書く生徒に話しかけた。優香と同じように神隠しに合っていたというその少年は, 高里要という名だった。……郁也は本当にどうなったんでしょうね。完璧に忘れられてはいなかったけど, 途中では忘れられていたと思うな(^^;;; 真実を伝えることはできないけど, 日本にも陽子の存在を知る者がいる。それを描いたラストでした。……と思いきや! 高里!? うわ, いきなり出て来たかー!!

次回は総集編ですか?

G-onらいだーす♥ Glass.2「メガネとはなんだ」(本日放映分)

評価……☆☆☆(前回比: ±0)

相変わらず, イチゴのぱんつを握り締めて自爆する一郎。今回, 2枚になってしまった様ですが(^^;;; 毎回, 返そうとしては手元に増えてしまうというオチだったりして。

で, ぱんつをこっそり返そうとしていた一郎を落とし穴で強制召喚する真田博士。もしかして, 知っててやってません?

抜きうち女子のみ身体検査(おい……。でもこれもちゃんと意味あるのよね)。ユウキは忍者だけに, 非常識なまでの成績を残して回ります……が, 飛び箱の着地地点に落とし穴(あのー, この後他の生徒はどーしたんでしょうか?)。そして地下で, 捕らわれの身の一郎(笑)を救い出すべく真田博士の送り込む木人軍団を叩きのめすユウキ。赤い木人は3倍のスピードとパワーだ(笑)!! 今回のファンシー獣だって2倍止まりなのにね(違)

校長がユウキに語る, 聖星川学園の秘密(公然の秘密ですけど)。「どこから突っ込んでいいやらわからん」秘密兵器ことメガネ, もといG-on(ジオン)と, G-onライダースを発掘・養成するための学校設立, そしてお茶汲みだった校長(^^;;; 視聴者にとっても, どこから突っ込んでいいやらわかりません(^^;;;;;;;

おひさまファンシー獣でやってくるロリベーダーZのパオ。ユウキに対抗意識を持つセーラは, 新入りは見学していろと言い捨ててヤヨイと二人で立ち向かう……が, アイちゃん自慢の2倍の性能を持つ今回のファンシー獣の前に, 二人とも触手に縛られてしまう。ピンチだG-onライダース! そこへ助けに飛び込むユウキは, G-onを装着。ネクタイとそこいらの木から「ふうりんかざん」を作り出す! 3人となったライダースの前に, 2倍の性能では敵わないファンシー獣。あっさり撃退され, パオはゼロに抱えられて地球脱出〜!! ……書いている自分, 何やっているんだかわかんなくなってきた(^^;;; と, とりあえず, マコちゃんは貰っておきます(おい) ED気に入りました。

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