神戸です。

On Wed, 09 Mar 2005 21:36:50 +0900, v *^。^* <go_to_trash@mail.goo.ne.jp> 
wrote:
> 神戸隆行 <kando@nerimadors.or.jp> ちゃんの <opsnclh006e5o5lm@news.media.kyoto- 
> u.ac.jp> から
> 〓> 〓fjでは現在の憲章案ならばハンドルが利用できる流れになりそうですが、
> 〓> 〓仮に実名原則が通ったと仮定した場合、
> 〓> 〓そのようなメディア(仮に以下では「実名fj」と呼称)を
> 〓> 〓自己の思想の表明先に選ばなければならない理由はないわけです。
> 〓
> 〓まず第一に、ここ↑忘れないで下さい。あくまでも
> 〓「実名fj」というものがあったとしてという仮定の話ですから。
> はあ? つまり、仮定を利用した脅迫ですかぁ。

どこが誰をどう脅していますか?

> 〓現在署名を集めている憲章では
> 〓取り敢えず(長期に安定して使用されるという前提で)ハンドルを認める方向です。
> 〓#もし将来、憲章のその条項を利用者の多くが後悔する様な
> 〓#ハンドルの濫用や成りすましによる議論の混乱等があった場合は
> 〓#どう変わることになるかわかりませんが。
> 仮定として、(仮に「実名fj」と呼称)が成立した場合、
> 「やれるものならやってみな」としか言いようがないですな。

だから仮定だと言ってるのに。
<go_to_trash@mail.goo.ne.jp>クンは思考実験ってしたことないですか?

> 先ず、先に何度も何度も何度も何度も書いたように実名の線引きすら
> 曖昧なまま、どの様に区別するかと言うことです。

実名の線引きは別に問題になるほど曖昧でないように思います。
戸籍名を基本に旧姓使用等を認める世間一般の用法と同じですが。
境界線上にあるのは実世界で利用されている筆名・芸名の類でしょうが、
公文書に署名として書いて有効であるかどうかで判断できるでしょう。
ただいずれにせよ決めてしまえばそれまでの話で別に曖昧とは思えません。
いずれにせよ目的は識別性の確保ということですから、
それが容易に達成できるならそれでいいわけです。

その上、この識別性は各記事について投稿時に判定・認定する類のものではなく、
識別上の問題が発生した際にイベント駆動方式で根拠情報として使うだけです。

> 次に、「議論の混乱等」をどうやって区別するのかと言うことです。

例を挙げれば、架空の名前を使ったSPAM行為や誹謗中傷の行為、
他人への成りすまし行為、別名を使った自作自演やアンケート・投票水増し行為、
またそれらがあったかのように見せかけて失言をごまかす行為が疑われた際に
必要に応じてその疑惑を晴らすような証明が行えれば良いということです。
これらの例のように内容ではなく投稿の形式として不誠実であると認められる
行為が行われているかどうかが問題で、
議論の内容に関して意見を異にするようなケースは対象外です。
というわけで:

> お友達同士(実名のような)のご都合主義で、異論を唱える実名のような
> 投稿者を混乱を招く投稿とみなして排除するのかな?この場合、実名による
> 実名の排除となりますね。

そんなこと誰もしてませんし、するとも言ってませんけど。
実際、「排除」なんてできもしないし。
批判と排除も違いますしね。
投稿すれば記事の内容が批判されることがあるのはむしろ当然でしょうし。
批判自身も批判の対象になるわけで実に対等な関係だと思うのですが。
勝手に妄想を膨らまさないようにしたほうがいいのではないでしょうか?

----仮定の話開始

> 〓> 〓そして一方「実名fj」の利用者たちがそういう相手に対し、原則を変更しても
> 〓> 〓思想の表明手段を与えることが「実名fj」にとって有用であると考える場合、
> 〓> 〓その必要性を調査し、その規模と頻度などを考慮して
> 〓> 〓実現手段を相談するということになるでしょう。
> 〓> 〓その結果ハンドルが認められるかもしれないが、
> 〓> 〓登録式の専用投稿サーバを運営するとかすると言う手もある。
> 〓> 〓運営コストとメリット、識別のコストとメリットを考えて
> 〓> 〓手段は色々あり得るわけです。
> 〓> いや、「登録式の専用投稿サーバを運営する」ならばそれで良いと思うんです。
> 〓違います。匿名性と識別性を両立するために
> 〓匿名希望者に応分の理由があれば中立的な機関へ登録の上で
> 〓例外的に匿名投稿を認めるという仕組みが、例えば有り得るという話です。
> アホですか?「山田太郎」氏は、ハンドルとみなされてその様な機関へ
> の登録義務が生じるのですか?実名にも関わらず。

誰もそんなこと勝手にみなしませんが?
#珍しいお名前という感想を個人的に抱く人はあるかもしれませんが。
都合があり匿名にしたいという希望者が自発的に利用するものです。

それに匿名・実名の判定を各記事について投稿時に行うようなことは誰も考えていません。
#大体、それは実際的ではありません。
上で述べたような議論の混乱を招くような識別上の問題が発生した際に
イベント駆動方式で根拠情報として使うだけです。
その過程で匿名のための偽名・変名が使われていると根拠があやふやになってマズいということです。
そこで匿名性と根拠を両立するための第三者機関というアイディアがあり得るという話です。
#しかしその場合第三者機関の運営コストが発生する。

> で、登録しない匿名者の排除方は?絵に描いた餅かな?

仮定の話について言うのも何ですが、
将来は分かりません。が、今のところ強権は考えに入ってませんね。
ただ、批判を通じて要注意投稿者、信頼に足りない投稿者という認識が読者間に広がるだけです。

> 〓これは識別性と匿名性にトレードオフがあって、
> 〓両立するためには何らかのコストが掛かるのだということを
> 〓意識してもらうために書いています。
> で、寂れた fj.* にそのコストを負担してくれる有志が居るのかな?

識別性と匿名性の両立に意義を見出す人々が多ければそのヒト達が負担するでしょうし、
別の選択として識別性を重視し、単に匿名禁止にしてしまえば
匿名保護のコストは掛かりません。

----仮定の話終了

> 〓現在署名活動中の憲章のようにハンドルを認めることは一種の紳士協定であって、
> 〓識別性維持について投稿者の自主性に多くを委ねる形になります。
> 〓直接のコスト増加はそれほどありませんが、意識の低い利用者がいる場合に
> 〓識別性の確実さは失われるでしょう。
> その様な排他的、又は区別式身分制度憲章が、紳士協定と呼べる筈がありません。

もし、ローカル・ルールを定める行為を排他的と呼ぶとするならば、
その基準においては確かに排他的でしょうねぇ。
#個人的にはそれを包括的に「排他的」とは呼ばないと考えますが。
「区別式身分制度」って造語の意味はよくわかりません。

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