民主党のHPで憲法草案を読んでみた。

概略全体的には良いと思われる。
特に新憲法として、制定するというところや家族の役割などにも言及しているところなどすばらしい。
総理の執行権も良い。
アメリカのように行政幹部、大使などは政権が代わったら『執行権を担保できるよう、総入れ替えできる』ことにしたら良いのだ。

憲法裁判所は自民党と民主党の双方の言い分を聞いてみないとなんともいえない。

民主党の憲法草案で現在の時点での問題は2点だ。
(条文として具体化すると、その優れたところや問題点がよりはっきりするだろう。早く条文化すべきだ。)

1、前述の安全保障における、依存体質。
(つまり強い男の魅力を示すことなく、ひ弱で魅力のない男を創り出そうとするところ。世界の国が堂々とした強い男を演じようとするのに反して、民主党はいわば金玉を抜かれ虚弱なホモに近い男をえんじると言う。これで国の防衛などできるか。自立心の乏しいアメリカ頼りのひ弱な国でしかない。魅力ゼロだ。新憲法の意味は半減だ。)

2、宗教に関する部分。

『民主党は宗教運動と政治機関との関与を厳密に分離する』という。
まさか?
民主党。
身内の左翼に影響され?
宗教はアヘンといいたい?

宗教を限りなく不必要なものとして扱い、できるだけ普及させまいとする?
ならば、戦後の無宗教文化を色濃く反映した左翼思想にかぶれたものといえよう。


《宗教とは最高の道徳》

健全な宗教とは人の行動や考えかたなどにおける最高の道徳だ。
民主党はこれを認め、奨励するというのか?
(古い宗教の非科学的なところは解釈変更の必要せいありとして。)

それとも共産主義国のように『規制する』というのか?
(共産主義国では共産党に対する盲目的忠誠が最高の道徳になっている。この忠誠心をそらす宗教は共産党の一党独裁に有害であり規制するわけだ。)
一体どっちなのか?
それをまずハッキリせよといいたい。


《民主党は『日本を無道徳国家にする』とでも言うのだろうか?》

『宗教を最高の道徳』として認めるのか?
それとも、『宗教はアヘンである』として拒否するのか?

それにより対応は分かれるといえよう。

『健全な宗教という最高の道徳』を奨励するなら?
国民が日常行っている程度の宗教利用を国が行ったところでなんら問題はないはずだ。 

問題ないどころか、国の行事もすばらしい行事になる。

民主党が日本文化と伝統を尊ぶなら、その基礎となる『日本文化から発生した固有の宗教道徳』(神道仏教系など)は奨励されてしかるべき。


《民主党の宗教に関する部分もダメ》

宗教を否定するなら一切の国や行政機関の関与を排除し、無宗教を奨励することとなる。 

国は宗教という最高の道徳さえも否定するわけだ。
(共産主義国にある『共産党に対する忠誠』という道徳さえもないまるで無道徳の国になる。獣の国だな。)

無道徳国家で、混乱した世の中になっていくことだろう。
これでよいはずがない。

民主党の宗教に関する部分もダメだ。