! "<43111a3f$0$977$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で
!     Sun, 28 Aug 2005 10:58:26 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<dep8al$jd9$2@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>> ! "<4307ed91$0$979$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で
>> !     Sun, 21 Aug 2005 11:57:21 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:
>> 
>>> あなたにはお隣の家庭に対する権限が無い。だから、「俺様はお隣の車を勝
>>> 手に借りて良い」なんて身勝手な条文を策定したとして、そこに何の制限もか
>>> かっていなかろうと、如何に教条主義的な解釈をしようとも、そこには何の効
>>> 力も無いわけです。
>> 
>> ほら、ルールが適切かどうかの話をしてる。

> いいえ。
> それはKGK氏の勘違いか思い込みか、でなければ詭弁でしょう。

どう見てもルールの適切さの話じゃん。

> 「ルールが適切か」ってのは普通は*ルールの内容*についての評価を指すので
> はないでしょうか。

例えば、「身勝手な条文」であるかどうかですね。
で、それに対して、「効力がない」と評してるわけです。
ルールの適切さの問題になってるでしょ?

で、普通の言葉でいえば、「効力がない規則に違反した」というべきところを、
「規則に違反していない」と言ってしまおうとしてるんでしょ?
そこがスリカエ。

適用範囲の問題ならば、例えば、室内にある「禁煙」の張り紙。
あれは、文面に何も書いてなくても、その部屋の中だけが適用範囲だというこ
とが暗黙のうちに了解される。
だから、部屋の外で喫煙しても、室内の禁煙ルールには違反してないと言える。
そういった、適切かつ暗黙の適用範囲が存在するルールについて述べるのなら、
「ルールの適切さなんて問題にしてない」と大手を振って言えます。

家庭のルールの例なら、例えば、「千円以上の支出は家長の承認を必要とする」
という規則があったとします。
# 「家長が横暴だ」という見方もあるかもしれないが、家人が納得していれば
# 口を挟む言われはない。
その適用範囲は、文面に何も書いてなくても、その一家の家人に限られるとい
う暗黙の了解があるでしょう。
だから、隣の家の人が家長(どっちのだ?)の承認なしに1万円の買物しても、上
記のルールに違反したことにはならない。

という例で分かる通り、権限云々ではなく、「暗黙の了解」がどのような範囲
になるかってのが問題になる場合があるってわけです。
禁煙の張り紙が室外に適用されないのは権限がないからではないし、家庭のルー
ルが隣家に適用されないのはそれが「家庭のルール」だからです。

もし、明示的に権限を超えた条文を設定したとすれば、それは不適切な規則の
例になりますが、そういう話はしてないんですよね?
ならば、権限などというものに拘らず、「暗黙の了解」ってので説明した方が
もっともらしいですよ。
# 例の規約が、暗黙の了解なんてものをどの程度あてにしてるかは激しく疑問
# だけど。

> 「規則の内容が適切でない」としても規則は規則ですから、それに反すれば規
> 則違反です。

wacky氏のいうところの「身勝手な条文」に反するような場合ですね。

> 結局の所、「ルールの内容」と「ルールの適用可能な範囲」を曖昧化して誤魔
> 化していることが問題なのだと思いますよ。

それをちゃんと区別して話せよって言ってるんですが。
-- 
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK