石原@ザ・ランスです。

In article <cl4b71$p1h$1@bluegill.lbm.go.jp>, toda@lbm.go.jp says...
>
>In article <ckq1o3$s9m$1@news01.iij4u.or.jp> ishihara@y.email.ne.jp writes:
>>そんなわけで、
>>>摩擦、粘性を含めて、「大気の自転」が分かるには、
>>てのは、ちょっと私も知りません。
>>むしろ、そんな問題に(今の日本で)一番うまく答えられるのは
>>戸田さんじゃないかって気がしてきた :-P
>なんか、過剰な期待が寄せられてるような^_^;
>
>何れにしても「摩擦」とか「粘性」とかいうのが
>曲者であることは確かでしょうね。
>日常生活の中で常識的に接するものだから、
>「当たり前の解り切ったモノ」と思ってしまいがちなんだけど、
>冷静に考えてみると、
>比較的マトモな「分子粘性」でもかなりイイカゲンな代物で、
>「摩擦」なんてものになってくると、まるで正体不明の代物です。
>それを「こんなんで、ええんかいな」というような大雑把な理論で
>エイヤと扱ってみると、何故か結果は経験値に綺麗に合ってしまう。
>なんか、そういうイメージの代物だと思うんですよね。

うーん、そうなのか?
ということで考えてみたら、「わてにはこんなことがわかってへん」ということが
わかってきたこと。

(1) 「摩擦は運動エネルギーを熱に変える」と自分で言ったけど、
気体分子運動論によれば、熱というのは分子の運動エネルギーそのものであるように思える。
であるなら、熱と(乱流などの)運動エネルギーはどこで区別するのか?区別できるのか?
(2) 熱は放射とも関係しているように思われる(シュテファン・ボルツマンなど)。
しかし「普通の分子」つまり電気的に中性の分子がなんぼ運動しても放射(電磁波)は発生しないはず。
ということは、熱は分子を電離させるのだろうか?
このことは摩擦と静電気の関係と何か関連するんだろうか?
(3) 宇宙背景放射はビッグバンの名残りと考えられていると思うが、
ということはビッグバンの直後には多量の電離「気体」があったんだろうか?
(ま、これは超高温なんだからあっても不思議ではないか)。

これらに consistent に答えることはできるんだろうか?
それとも何か(私が)とんでもない勘違いをしてるんだろうか?

自分で調べてみればいいんだろうけど、誰かに教えてもらうほうが早いかと思って、
fj.sci.physics にもふります。


-- 
 石原 幸男
<Yukio Ishihara of theR.A.N.S.>
 ishihara@y.email.ne.jp
 http://www.nn.iij4u.or.jp/~therans/
黍粥は塩に椰子油にサザエ・イソノ祝う隣で虚仮にするまで(詠み人しらず)