《アメリカの保護強化により失うものは多い》


アメリカ軍の保護の強化は冷戦時代の思考だ。


安全には確かになる。
が?

それによって失うものの大きさをこの際しっかり認識すべきだ。

従来通り、アメリカ軍の保護に甘えた状態でよいのだろうか?

『米軍の存在を強めれば日本の安全は増す』と、のん気なことでよいのか?

脅威も無いのに冷戦時代の思考でよいのか?

自由主義陣営も『従来の冷戦思考からの脱却』が強く求められる。



『自国は自国で守る』という気概こそ今求められるのではないのか。

『自分の国は自分で守る』この精神に全く欠けているのが日本だ。

愛国心教育だってまともにしない、国民に『一朝ことあれば命を掛けて国家国民を守
れ』とも教育しない。

『国の防衛はアメリカ依存、金を出してアメリカ軍基地をおいていれば大丈夫』とい
う甘えた気分だ。



これでは危うい。

民族の永遠の存在と繁栄を追及することこそ現在の国民の最高の使命だが現状はそう
なっていない。

『民族』などという概念さえもどっかに忘れようとしている。



これでよいはずがない。



アメリカ軍による過保護からの脱却。

これこそ現在政治の最大のテーマの一つだ。



米軍再配置を冷戦時代の論議にするんな。

米軍再配置を従来のような安保論議にしてはならない。