《日本を脅かす脅威など無い》



『米軍の存在を強めれば日本の安全は増す』と自由主義陣営は従来の主張を繰り返
す。

確かに安全は増す。



しかし?
安全というのは脅威があって、それに対抗できるから安全なのだ。
日本を脅かす脅威?
そのようなもの自体あるかどうかも疑わしい。

ソビエトはもはや存在すらなく、北朝鮮も実態が明らかになり継戦能力など皆無だ。
中国共産党も大規模に渡洋して日本を侵略する能力など無い。
またそのような侵略をすれば、世界から経済制裁をまともに受け、世界貿易に命運の
掛かる中国がやれることではない。
脅威といえば、北やその他のテロ、中国のシンパを使った内政干渉程度のものだ。
あまりか軍がいるからいないからといって、左右されるような脅威はもはや無い。

ありもしない脅威のため、アメリカ軍を強化し保護を強くする。

米軍の強化?
時代は変わったのにこれで良いのか。



ここが問題だ。
大問題だ。
時代は変わったのにこれで良いのか?

米軍再配置を冷戦時代に良く見た論議にしてはならない。