# Followup-To: fj.soc.history です。

> >>>>> In <WiO2d.258$RI2.134@news1.dion.ne.jp> 
> >>>>>       "Miyasun" <miyasun@mtj.biglobe.ne.jp> wrote:

Miyasun> 捏造についてはこのサイトを見ればよく分かりますよ。
Miyasun> http://www.history.gr.jp/nanking/lie.html

>>>>> In <cigs55$3un$2@news-est.ocn.ad.jp> 
>>>>>    Sin'ya <ksinya@quartz.ocn.ne.jp> wrote:
兼松>   上記サイトにあげられている捏造の例は、いまでは、南京虐殺があったとい
兼松> う主張の根拠に使われていないものばかりだと思います。

  上の2行を、以下のように訂正します。
  上記サイトにあげられている村瀬守保氏が撮影した写真については、南京虐
殺があったという主張の根拠(のごく一部)に今でも使われています。

  ただし、以下(A)への反論が、以下のサイト(B)で読めますので、興味があれ
ばどうぞ。
  (A)  「大虐殺派のウソ写真と証言」
     (http://www.history.gr.jp/nanking/lie.html)内の
     「「虐殺派」が用いるウソ写真の解説」
  (B)  「「プロパガンダ写真研究家」松尾一郎の目の節穴度
     写真判定の杜撰−村瀬守保撮影写真編」
     (http://www.nextftp.com/tarari/Matsuo/murase.htm)
  
  たとえば、前掲(A)の「「虐殺派」が用いるウソ写真の解説」には、
「全て戦闘服を着ているので一見して兵士と分かる」とありますが、それに対
して、以下のような反論が(B)でされています。

>  a)えーと、少なくとも一人は全裸なのですが、いったい、どういうことな
>    のでしょうか?
>  b)私は軍服の特徴と断定できるものを指摘できませんでした。(3.高橋
>    手紙の写真3についてを参照のこと)
>  c)村瀬守保写真集に「軍服を着た者はほとんどなく」と書いているのです
>    が、現物より情報量の少ない写真を見て
>    すべて戦闘服と断定できる根拠はなんなのでしょうか?

  この反論だけを見ても、村瀬守保氏が撮影した写真を「ウソ写真」であると
いう(A)の主張にはまったく説得力がないようです。

  サイト(B)の「写真1」を見ればあきらかなように、「全て戦闘服を着ている
ので一見して兵士と分かる」という主張は、実際の写真とかけはなれています。
肌が露出しまくっている死体が複数ありますし、後手に縛られていると思われ
る姿勢の死体も複数ありますから。
  ここまで杜撰な主張を見てしまえば、引いてしまいます。ミスとか勘違い、
無知による誤りならば、他の主張にはまともな物もあるかもと期待できますが、
これでは、あまりにひどい。

  ちなみに、撮影した村瀬守保氏の文章には、以下のようにあるとのことです。
>   揚子江岸で大虐殺が行われた、というその現場でしょうか、軍服を着た
>  者はほとんどなく、大部分が平服の、民間人で、婦人や子供も交じってい
>  るようでした。
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兼松真哉