In article <YAS.04Jul26224130@kirk.is.tsukuba.ac.jp> yas@is.tsukuba.ac.jp (Yasushi Shinjo) writes:
>大学で教育している時には、学生から授業料を取って教えているわ
>けです。これに対して職業プログラマだと会社が給料を払いながら
>教えているという話があります。この差は、教育効果でどのように
>現れるのかが気になります。どこが違うのでしょうか。

最近は知りませんが、私が学生してた 20 年前には、自分で授業料を
払っている学生は多数派ではありませんでした。私も含めて大半は、
親が払ってた様です。
最近の社会人大学や大学院大学では事情が違うでしょうけど。
学生は、給与こそ貰ってませんが、会社員と同様に、授業を dueと捉
えている節は有ります。その点で、教育効果は余り出ない。単位が出
るかどうかてえのも有りますが、会社でも教育の後試験をしてその成
績が昇給・昇任に結びつくとモチベーションは上がります。

>大学だと、学生はまだ教育できますが、職員は難しい所があります。
>教官を教育するのはまず不可能。会社だと社長とか上司を教育しな
>いといけない局面があるのでしょうけれど、どうしているんでしょ

上の人から「ちょっとそれ解脱^H説してくれないか」てな場合ですと、
当人にモチベーションが有るから問題ないでしょうけどねえ。
上の人でも、下からあれこれ「教育」されるのを気にしない人と嫌が
る人が居ますから、人それぞれなんでしょう。只、「偉い人」相手だ
と、外部から「専門家」を呼ぶのが常套手段でしょう。偉そうにした
がる人は、もっと「偉い」人に頼む。
大学教官なんかだと、本来の専門以外の事だとそれらしい「専門家」
を使えば良いけど、専門以外にはモチベーションがやたら下がる人も
居そうですね。その人の専門分野だったら... そもそも一方的な教育
が必要だって段階で、どっかおかしいんじゃないかと :-)
-- 
                                椎野正元 (しいの まさよし)