池田尚隆君、先ず君が認めたのは次のb】であることを確認しておく。

b】情報伝達(光)速度の有限を考慮すると、
同時性に基づく相対関係が成立しなくなる。
自然現象である光速度の有限性をなくすことは出来ないから、
時間的な操作を考える。

> まあ、これはいいとしましょう。(池田 wrote 2004.06.15)

それでは、少しずつ問題点を片づけていこう。

a】予め、複数の物の存在がなければ思考は生じてこない。
言い換えれば、相対関係の成立が学問の出発点となる。
これが思考原理である。但し、精密学問では更に以下の事項も
考慮しなければならない。

池田 wrote:
>思考なんてものを仮定する必要は無いと思うけど。
>一般にニュートン力学の第一原理は「一個の質点」と「外力」だけで
>定義可能な「慣性運動」です。

指摘1
相対関係が成立しないと思考が生じてこない。そして、
「但し、精密学問では更に以下の事項も考慮しなければならない」と、
断っているように、後の思考と時間や時刻の関係の議論に必要である。
論文を良く読め。

指摘2
先ずは、正しいか、間違っているかの返事を明確にすること。
必要があるか、必要がないかは総合的に決まってくる。論文を良く読め。

指摘3
「一般にニュートン力学の…定義可能な『慣性運動』です」なんて、
定義の議論はここでやっていない。

b】情報伝達(光)速度の有限を考慮すると、
同時性に基づく相対関係が成立しなくなる。
自然現象である光速度の有限性をなくすことは出来ないから、
時間的な操作を考える。

>まあ、これはいいとしましょう。

c】時間の性質を知らなければならない。幅のある時間は、
幅のない時刻との相互定義で成り立つことが分かる。
従って、時間は、ある時刻と次の時刻の間で規定される。

>以前から主張しているとおり、
>時間は「どんな慣性系でも同様に測定可能」です。
>相対論的に言えば、同時性はかならずしも成り立たないので、
>時刻の定義は「慣性系ローカル」な話になります。

指摘4
時間の定義に関する議論であって、時間の測定の議論ではない。
この指摘に対する回答をせよ。

>どちらにしても、時間が先に定義され、時刻の定義があとになるといえます。

指摘5
時間の定義をせよ。

以上、五つの指摘の回答をせよ。

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真理学会
事務局長 柳 健宏
『世界規模の間違い』 http://ggm.to/

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