In article <031211123354.M0182976@ims.ipc.kit.ac.jp>, 
chiaki@ipc.kit.ac.jp (Tsukamoto Chiaki) wrote:
:次の意味の取り難い文章:
:
:In article <20031210014242.9793398.408352152@uranus.interq.or.jp>
:笠原 励 <if_tlw-lj@infoseek.jp> writes:
:% 注意)確定(fixed)、未確定(issued)問わず、候補者1人以上に「信任」「不信
:% 任」「棄権」のいずれかを投じた票が有効とし、その中で、投票を確定された方
:% が正式な投票として取り扱われます。
:
:はその辺りに対する選管の判断を表しているようにも思えますが,
:間違っていると考えます.

これは、先日の久野大先生の『何が問題なのか』という問いか
けにも関連しますが、結局、何をもって電子メールの到達性を
確保しているのか、プログラムを書いた人の頭が混乱している
のです。

電子メールの到達性を投票者に課す場合、
ある特定のアドレスに送ったメールが返送されればそれで十分ですし、
それ以外に確認の方法はありません。

しかし、今回の場合は、

あるアドレスへメールを送る、
それをサーバーへ送り返す、(issued)
その返事がサーバーから来る、
それをサーバーへ送り返す(fixed)

と二回往復させるようにしています。

fjvvでは、投票用紙をニュースで配付しますから、

ニュースで拾った投票用紙をサーバーへ送る
確認メールがサーバーから来る
それをサーバーへ送り返す(confirmed)

と、一往復半になっています。

このissuedというのは、メールの到達性がある訳ですから、その
投票を『確認しないので数えない』というのは、選管の趣味でし
かありません。fjvv式の場合は、メールアドレスの到達性が確保
されていないので『電子メールアドレスであるかどうか分からな
い』とも言えますが、今回のは確保されております。

この話は、結局、どこまで投票者の負担を許容するのか、という
ことにもなります。投票行為に負担をいくらかけてもよいという
のなら、それこそ、私の端末まで来て、投票せよ、と言ってもよ
い訳です。私は、電子メールアドレスの到達性を確保することは
ギリギリ許容されるという意見です。論理的限界は先の一往復半
です。今回の様にその負担をあげると、投票する人、得にNOを投
票する人が減るでしょう。実際、河野さんなんか、もっとNOの嵐
が来ないとおかしい(笑)。