In article <boev0r$o71$3@zzr.yamada.gr.jp>, Koichiro wrote:
>>  私が何を何と勘違いしていると想定したのですか?
>
><bo2df3$8eb$2@zzr.yamada.gr.jp> 冒頭に
(中略)
>誤読しているということです。

 これはつまり、「勘違い」の主体が私ではないということで
すね。それならば、ここは私の知ったことではありません。

>>  一般論としても今の私のケースという各論としても、勘違いだ
>> と想定する内容をストレートに述べるのが正攻法でしょう。正攻
>> 法ではなく変な真似をするという発想が、理解不能です。端的に
>> 言えば、手段が目的に適合していません。
>
>あえて本来は誰も言っていないことを持ち出したのは
>「こういうふうに理解されてるのかもしれないが、実際は違う」
>ということを示すのが目的でした。
>「本来は誰も言っていないこと」=「勘違いだと想定する内容」です。

 要するに、目的と適合しない手段を使ったということですね。
 そのような真似は、お止めなさい。

>>  今の文脈では、罰したり咎めたりする主体が「他者」であると
>> 取るのが日本語読解として正解です。とすると、人類の全てが罰
>> しもしないし咎めもしないという話になります。そして、そんな
>> 状況など、あり得ません。なので、これは説明になっていないと
>> いうことです。
>
>日本語論の話をしますと、主語無しで受け身で示されている文章は
>たとえば「It is said (後略)」などの直訳形というケースがあり、
><bo5mqq$su$1@zzr.yamada.gr.jp> で書いた
>『外道相手だったらマナーを無視した行為が許される』は
>まさにこれに相当します。

 そんなケースがあろうがなかろうが、文脈から省略箇所を想
定する際に最初に候補に挙がるものが「他者」であるべきのは
単なる日本語読解のルールであり、それに反するものをもって
きていながら明示しなかったのは、記述の誤りでしかありませ
ん。

 そういう態度は改めましょう。

>よって「許す」主体を強いて挙げるなら、
>少なくとも「国家」や「法律」や特定個人ではなく
>「頼光氏いうところの『他者』」や「全人類」とかいう解になりますが
>本来は主体を明示すること自体に無理があるのです。

 主体が明示できないなら、そもそも今の議論の中で用いた
ことが誤りです。ここでも、問題認識が整理されていないこ
とが分かります。

 問題認識の整理からやり直すことです。


 以上、いろいろ言い訳を並べましたが、「ちゃんと考えら
れた発言ではなかったこと」は、結局覆ることはありません
でした。

>> In article <bo2df3$8eb$2@zzr.yamada.gr.jp>, Koichiro wrote:
>> >外道相手だったらマナーを無視した行為が許されるということですか?
>> >マナー違反はマナー違反、相手が誰かということは無関係。
>> 
>>  「メールの公開」自体は、それだけでは「マナー違反」である
>> こともありそうでないこともあり、一律に言える話ではありませ
>> ん。
>
>ここの線引きが一つのポイントになってますね。
>振り出しに戻るので繰り返しませんが。

 本末転倒ですね。振り出しに戻るのは愚かなことですが、そ
れを避けるためにと誤りを正さないのは、もっと愚かなことで
す。

 線引きの話ではありません。正誤の問題です。そして、
Koichiro 氏がその点における誤りを改めない限り、Koichiro
氏の誤りは続きます。

 誰一人、そんなデタラメな主張を是とする人がいないと
いう単なる事実について、どう「思って」いるのでしょう
ね。

>>  ちなみに、Koichiro 氏は当初は訴訟のリスクを述べていまし
>> た。ここでは「マナー違反」まで後退しています。問題がどこに
>> あるのか整理できていないのではないでしょうか。
>> 
>>  マナーレベルの話だと思っているのでしょうか。法的に保護さ
>> れている権利の侵害だと思っているのでしょうか。それとも他の
>> 何か?
>
>基本的には当初からマナーレベルの話だと認識しています。
>それも道徳というより「生活の知恵」レベルです。
>
>法律に抵触する可能性を示唆した理由は
>(あくまで「可能性を示唆」というレベルなので念のため)
>Message-ID: <bo4t58$s5v$1@zzr.yamada.gr.jp> に記した
>|| お願いで済めばそれに越したことはないと思います。
>|| fj.soc.lawをFollowup-To:から外した背景もそういうことです。
>|| 
>|| ただ、法的根拠があったほうが説得力は強いですからね。
>です。

 ここも、問題認識が整理されていないことの表白ですね。

 要するに、そんな関係ない所に話を飛ばしてしまう行為
が、本来の問題としたいことについてちゃんと考えていな
いことを示しています。

 しかも、訴訟を煽っておいて「可能性を示唆」だのと急
に逃げ腰になる点は、問題認識が振れていたことを意味し
ており、この点だけからも嘘を吐いているのだなあという
ことが十分な尤度で推定できます。

 みっともない話ですね。

>> In article <bo8p8v$ioc$3@zzr.yamada.gr.jp>, Koichiro wrote:
>> > >  で、同じく別記事にも書きましたが、ここで Koichiro
>> > > 氏は No と言われるケースを想定していないように見え
>> > > ますが、その場合の対応としてどのようなものを考えて
>> > > いるのでしょう?
>> > 
>> > Noと言われた場合は
>> > > >要約・リライトしたものを固有名詞を伏せて書く
>> > ですね。
>> 
>>  私はそれでは不十分だという立場にあることは、既に述べたと
>> おりです。既に明示されている問題を解決しない対策を出したと
>> ころで、答えたことにはなりません。更に言えば、考えているこ
>> とにもならないのです。
>
>あとの説明を読んだんですが、やっぱり同意できません。

 既に、Koichiro 氏が同意するかどうかは、関係の無い
段階になっています。

>Message-ID: <bnoj81$qt2$2@bgsv5648.tk.mesh.ad.jp> は
>前半部分の「一般論」だけで十分で、
>|||  ということで、以下、tom 氏が私に突然に送付してきたメー
>||| ルを示し、個々に批判を加えます。
>以降の「事例解説」は、むしろ蛇足だとさえ思います。
>ましてやあとになって公開された一連のメールのやり取りは。

 思うのは、自由です。
 もっとも、感想文などに興味を引く人はほとんどいな
いでしょうけれど。

>> # もしかして、例えば小泉首相を○泉首相と書く伏字に、何か意
>> # 義があるとでも思っているのではないでしょうか。もしそうな
>> # のであれば、それが勘違いだということを認識しましょう。
>
>まさか。

 では、自分がそういう解釈をされる行為をしたという
ことを自覚しておきましょう。
 Koichiro 氏のポリシーによれば、そういう誤解をされ
るような真似をしない方が、利口なのでしょうから。

>>  他方で私の主張は、そうではありません。fj を含む世の中で
>> の大勢に沿うものであり、その意味で正しい主張です。
>>  その巨大な差があった上での、「それがどうした」です。
>
>「fj を含む世の中での大勢に沿う」が
>false consensus effectによって歪められた認識であるという可能性を
>少しでも考えたことはありますか?

 そういう甘っちょろい話は、百も承知のことです。
 その上で、大勢というものを考えなければならないの
が「現実的」というものです。

 で、見えない振りをしているようですが、肝心の
「勘違い」及び「現実には、Koichiro 説は、一言で言
えば誤り」を認めるのでしょうか、認めないのでしょう
か。

># わたしはありますから「fj を含む世の中での大勢に沿う」のに続く
># 「と筆者が想定するところのもの」を省くという前提で書いています。
># また、人様が書いた文章を読むときも頭の中で補っています。

 認識の問題とは、そんなものを補ったからとてどうこ
うなる代物ではありません。どこぞで聞きかじった程度
の理解で、事態を甘く見ていますね。

 認識のギャップがあるからこそ、きちんと論証するこ
とが大切であり、正しくデータを使うことが大切なので
す。これは、両方とも Koichiro 氏が逃げ続けているこ
とですから、事態を甘く見ているということがこれだけ
で言えます。

 このギャップをどうこうと言う資格があるのは、それ
ら論証などを十分に実施した者のみです。これは、別に
理想論の話をしているのではありません。論証などをき
ちんと実施することで共有できることは多くあり、その
上でまだ埋まらないのがこのギャップだということです。
 完全に埋まらないからとて埋められるものから逃げ出
すのでは、できることすらできません。今の Koichiro
氏のように。

>> > 価値認識の多様性を踏まえた上で、
>> > 「私信の無断公開」を嫌がる価値基準をもつ立場があることを
>> > 認識いただければ
>> > 「まずいんじゃないでしょうか」と疑義を呈した意図は
>> > ある程度達せられたものと思います。
>> 
>>  ここは、確実に勘違いしていますね。
>> 
>>  具体的には、私がそのような「認識」を持っていないという想
>> 定が誤りです。「私信であること」を盾にした主張に対する批判
>> は過去何度も fj にはあり、その中には私自身が参加したケース
>> もあります。これは、「定期的に現れる」と、発端の記事に書い
>> た通りです。
>>  知らないわけがありません。
>
>「認識」をお持ちであるにしても、
>そういうご自身の立場と違う見解を切り捨てていますよね?

 切り捨てるという言葉の意味が不明ですから、何と
も答えようがありません。

 ただ、私が認識している以上、私は判断においては
それを踏まえます。つまり、認識しているときといな
いときでは判断が変わります。

 もっとも、事態を甘く見て、データの正しい提示か
らもまともな論証からも逃げている Koichiro 氏では、
浅くしかものを考えられないので何かヘンな形に見え
ているだろうことは、理解しますけれど。

>まかり間違って自分が
>「無断公開しちゃいけない私信は
>一定の信頼関係がある相手からのものに限られる」
>と考えていたとしても、
>やっぱり私信の無断公開は(わたしだったら)しません。
>「私信は私信であるがゆえに無断公開しちゃいけない」
>という、自分のと異なる価値基準の存在を認めているからです。
>だからこそ
>> > 価値認識の多様性を踏まえた上で、
>なんです。

 間抜けなマルチスタンダードですね。
 こんな無条件な「多様性を踏まえ」を持ち出せば、
何ひとつ行動できなくなることくらい、3秒も考えれ
ば分かる話です。

 にも拘らず、恣意的な箇所にだけそういう話を持ち
出すのが、ダブルスタンダードですらないマルチスタ
ンダード。

 実に、甘い認識です。

 Koichiro 氏自身の例をあげれば、NISHIZAWA 氏が
<68fzh02900.fsf@somwinh.msi.co.jp> で指摘したよ
うに、「それだけのことで訴訟を煽る」なんて真似は、
現代日本ではたいがい批判されることですから、たい
がいの現代日本人はやりません。そういう価値認識を
踏みにじっているわけです。
 それをやらかしておいて私信公開についてだけは
「多様性を踏まえて」なんて言った所で、「自分は
いいの」なのだなという評価を得られるだけでしょ
う。

>>  その上で、「私信であること」が何か他者の行動を掣肘できる
>> 要件だとする認識自体が誤りであることを、私は述べているので
>> す。
>
>だからといって「誤り」である立場に配慮しないのは
>安全サイドに立つことを重視するならいかがなものでしょうか?

 「配慮」及び「いかが」の具体的な内容が示されな
ければ、何を聞かれているのか不明ですから、何と
も答えようがありません。

 このような腰の引けた何を聞いているのかすら不
明の問いを発している時点で、自分の問題認識が不
明確だと自白していることを自覚することです。

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頼光 mailto:raikou@mug.biglobe.ne.jp
関心・専門分野:
 宗教学、歴史学、社会学、情報工学