In article <bo2df3$8eb$1@zzr.yamada.gr.jp>, Koichiro wrote:
>>   「うる」かも知れませんが、それによって私が咎を受ける
>> 可能性は、限りなくゼロに近いでしょう。
>
>公共の場へ私信を無断転載する行為そのものに対して、
>「公表権の侵害」でなんらかの咎を受ける可能性があります。
>相手が誰であろうと。

(*)それは違います。

 たとえば、女性がストーカーから突然おくりつけられた私信
を、警察などに公開するのは当然のことです。

 つまり、「非公開」であることの要件は、「私信であること」
ではありません。

>>  (a) 突然に送付されたメールですから、「関係」云々を論じ
>>   る話ではありません。
>
>それは問題にしていません。

(**)ぽんと URL だけを出すのであれば、その全体が適合すると
主張していると解釈するのは、一つの有効な解釈ですし、私もそ
れに従いました。

 しかし、数多くある論点のなかの1つだけしか見ていないのに
「ぽんと URL だけ出す」では、議論をする姿勢として酷すぎま
すね。最初から (b)だけを論点にしているといっていれば、それ
以外の部分に関して私はフォローをする必要はありませんでした
し、それについて考える必要もありませんでした。

 つまり、Koichiro 氏のサボリのツケを、私が払ってしまった
ということです。ツケを私が払ったことはともかく、Koichiro 
氏の姿勢が「サボリ」ではあるということですね。

>>  (b) ここは、表面的には適合します。が、(2) にある「公開
>>   されないことを前提に」という前提が成り立たない私信で
>>   すので、(b) を期待する方がそもそも間違っています。
>
>では、なぜ <bnol5k$k6i$1@mail.wbs.ne.jp> に
>| 私が頼光氏に対して送ったメールの転載・引用に関して、
>| 私は頼光氏に対して一切認めておりません。
>と記されているのでしょう?
>わたしが問題視しているのは、この1点だけです。

(***)そう記した理由は、tom 氏の単なるわがままです。
 そんなわがままに、私が従う義理も筋合いもありません。

>そもそも、私信は公開されないのがデフォルトの媒体です。
>「公開されないことを前提に」が成り立たない私信というのは、
>公開されることを前提に書かれたものに限られます。
>たとえば、読者・視聴者参加企画への投書とか、
>ネットニュースを読めるけど投稿できない場合の代理投稿依頼とか。

 (*)に同じ。

>>  (c) ここも、「名誉を棄損」の部分が表面的には適合します。
>>   が、同様の行為を本人が既に NetNews 上で複数回繰り返
>>   しているという背景がありますから、その「名誉を毀損」
>>   は公知のことです。従って、重要な用件として扱うことは
>>   できません。
>>  (d) ここも(c)同様です。明らかにするものではありますが、
>>   それは既に NetNews 上で公知の事項です。
>>  (e) 「抜きにして」が成立しませんから、今の事例には当て
>>   はまりません。
>>  (f) タイムラグがほとんどありませんから、考えが変わると
>>   いうことは考えにくく、適合するとは言えません。
>
>それは問題にしていません。
>今回の件では直接関係ないためと、
>紹介した判例では賠償事由の対象外になっているためです。

 (**)に同じ。

>>  続いて、「(二)著作権の侵害」に関して言えば、(一)の
>> 話が成立しない以上、NetNews の記事の引用と代わりません。
>
>私信というクローズドな媒体と
>NetNewsの記事という不特定多数に公開された媒体を
>一緒にしている時点でおかしいです。

 (*)に同じ。
 おかしいのは、「おかしい」という Koichiro 氏の認識です。

>それに前述の通り「(一)の話が成立しない」が成立していません。

 (***)故に、それは違いますので、(一)の話は成立していま
せん。

>>  私の場合、問題無いと判断した上で公開するようにしますし、
>> 今のケースもその原則通りです。
>
>その判断が誤ってるんじゃないかと疑義を呈したわけですが。

 (**)で指摘したようないいかげんな姿勢で呈された疑義では、
一般論として他者は納得しないでしょうし、私もまたその例に
漏れません。

 内容に踏み込んだとしても、(***) に示したとおり、単なる
わがままですから他者が尊重するかどうかは、「他者」依存の
話です。

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頼光 mailto:raikou@mug.biglobe.ne.jp
関心・専門分野:
 宗教学、歴史学、社会学、情報工学